TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/カンボジアの体験談:カンボジアの「食」ってどんな感じ?
6月から9月の4か月間、カンボジアの日系食品商社でインターンシップに参加するTaiseiです!
食品商社のインターンということで、今回のテーマはもちろん「食」!
日本の食品を届ける前に、カンボジアの食に関する理解を深めようと思います。
カンボジアの食べ物事情
カンボジア料理は、タイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほど香草を使わないため、比較的食べやすいのが特徴なのだそう。
主食は日本と同じくお米。
過去にカンボジア産の香り米が世界ライス大会において第3位に選出されたことなどがあり、その品質は世界的にも高く評価されるされていることが分かります。
現地ではある程度自炊するつもりなので、お米が美味しいのは非常に嬉しい!
食が合わないという心配もこれで少しは和らぎました。
そして、主なおかずは魚介類。
カンボジアで1番大きな湖である「トンレサップ湖」で獲れる淡水魚などがその代表例です。
カンボジアの伝統料理は「クメール料理」と呼ばれており、これにも魚は欠かせません。クメール料理に欠かせないのは、何といっても「プラホック」と「トゥッケ・トレイ(魚醤)」です。小魚を塩漬けにして発酵させ、ペースト状にしたこの調味料は、クメール料理を特徴づける最も大事な調味料であり、クセになる味わいだそう!
また、クメール料理には香辛料も欠かせません。
ショウガやニンニク、レモングラス、バジル、ドクダミ、ウコン、ミカンの葉…などなど。さまざまなクメール料理に多種多様なハーブやスパイスが加えられています。
さらに、クメール料理の中にはパームシュガーやココナッツミルクを使用した甘味が効いた料理や、完熟前のパパイヤやマンゴーなどの果物を使用した料理があるそう。
マンゴー好きの自分にとっては非常にワクワクする情報です!
このように、調べただけなのに色とりどりのクメール料理を想像するだけでなんだかお腹が空いてきました。
おっと、単にお腹が空いて終わりではなんだか物足りないので、今回はもう一歩だけカンボジアの食に足を踏み入れてみようと思います!
カンボジアの食文化と栄養課題
世界に認められる高品質なお米を生産するカンボジアですが、このように白米産業が主流となっている国では、日々の食事も大量の白ご飯と少しのおかずが定番となることが多いそうです。
おかずは、一汁一菜、もしくは一菜、というイメージでしょうか。
暑くて湿度の高い環境下で食材が無駄になってしまわないようにさまざまな保存食や調味料に加工したり、臭みを消すために香草を多く使用したりと、カンボジア特有の地理的背景や文化によって、現在の食の形態が生み出されてきました。
その一方で、栄養状態においては国際社会との格差を広げてしまう一因ともなっているそう。
「食事はお腹を満たすため」という意識が強く、上で挙げたような食生活を続けていることも影響して、妊産婦の微量栄養素欠乏や子供の慢性低栄養が未だに報告されているようです。
また、農村部では失調障害が多い一方、都市部では過栄養が課題になるなど、生活習慣に関する疾患も増えているようです。
インターンシップに向けて
このように「食」という観点でも、角度を変えれば見えてくるものが変わってきます。
ここまで書き連ねてきたことは、単にインターネットを活用して手にした情報に過ぎません。
6月からはインターンシップ先であるカンボジアに滞在し、カンボジアという国の現状を自分の目で見ることが出来ます。何を見て、何を感じ、何を学ぶのか。現地でしか得られないものを楽しみに、残り2か月の準備を進めていこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Taisei@カンボジアお気に入り登録数:0
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