タイガーモブの菊地です。大学時代に中国留学や上海インターン、バックパッカー、国内インターンを経験し、その後約2000名以上の方の海外インターンを見届け、時間があったらまた海外インターン行きたいなあと思う今日この頃です。
*海外インターンに興味がある人もない人も、この「虎の知恵」コーナーでは皆様が挑戦する、更に挑戦するきっかけになればと思い、チームタイモブメンバーが順番にテーマについて書いています。是非一読いただければ幸いです。
本日のテーマは「海外インターンシップとは?」。
海外インターンとは何かという定義の話から海外インターンに行くと何が起きるのかというメリットについて綴ります。
「海外インターンシップ」とは、海外の現地/外資/日系企業にて一定期間、実践経験を積むことをいいます。海外インターンというと以前は欧米でのインターンをイメージしがちでしたが、ここ数年は急成長する新興国市場でのインターンに挑戦する方も増えているのが現状です。
インターン先の国や会社の規模、分野は多種多様であり、多くの企業がインターン生を迎え入れています。
インターン先の分野例:
広告/旅行/貿易/IT/教育/人材/金融/アート/ファッション/スポーツ/ホテル/不動産/飲食/新規事業立ち上げ/拠点立ち上げ等
期間は2週間という短期から1年間までそれぞれの予定に合わせて挑戦しており、学生の場合は休み期間や休学期間での挑戦として、社会人の場合は企業派遣での研修や休暇を利用して、そして転職前の挑戦としてご活用されています。
昔に比べて海外留学が当たり前になってきていますが、今後は、留学同様、海外インターンが当たり前になる時代もそう遠くないのではないかと思っています。
正直なところ、日本国内でインターンシップすることと、海外でインターンシップをすることは”やっていること”だけを見るとそう違いはありません。理由は国内も海外も”いち組織/企業に入り、ビジネスに携わる”からです。場所は違えど、万国共通仕事は仕事です。
ただ、海外の場合は文化や慣習が異なるため、常識や方法が異なり、日本で普通に出来ることがそう簡単にはいかないことが多々あります。だからこそもがき、苦しみ、その分達成感や高揚感が涌き、面白みを感じる。スキルも自分自身というアイデンティティさえも見つめ直し、向き合う必要がある。それが海外インターンの醍醐味と言えます。
海外インターンのメリットについては後述しますが、アウェイな地で現地や企業、そして自分自身に挑戦して得られる事は数え切れないです。たくさんの方が帰国後に顔つき変わって帰ってきています。
(また、大学生向けにお伝えしますと、日本国内のインターンシップは”サマーインターン”を代表に1日〜1週間程度の短期間が多く表面的と言われてますが、海外のインターンシップの場合は2週間〜1年間と比較的長い期間、実践的なビジネスに携わることが出来るのが特長です。)
上げろと言われれば100個出す事も可能なのですが、(この前やってみましたが、なんなく100個以上いきました笑)スペースの関係上書ききれないので、ものすごい頑張って3つに絞ります。
少しわかりにくい表現をしたかもしれないですが、「視野が広がる」ということです。
私が好きな言葉に「人間とは思考の産物だ。」というガンジーの言葉があります。考えている範囲がその人の行動範囲を決め、その人の人生や影響する範囲も決めると私は読み取っています。
最近はグローバリゼーションとナショナリズムという対局したことが広がりつつありますが、活躍の範囲はもはや日本国内だけではありません。
自分のやりたいことがもしかすると海外の方がマーケットとして魅力的かもしれない。
会社の方針として海外と携わる必要があるかもしれない。
観光や移民として海外から外国人が更に増えるかもしれない。
激変する時代に身をおいている今、「知らないで選択肢を見逃していること」と「知っていてあえて選択をしない」とでは結果は大きく変わりうると思います。
私たちの日本での常識が通用しないアウェイな環境で挑戦することで、「えっ?!」と思うことが多いかと思いますが、まさにその「えっ?!」が思考の幅を広げている証拠です。海外からすると案外「日本の常識の方がおかしい!」ということも多いはずです。楽しいです。
是非常識が常識ではない世界で、思考の範囲をぐんぐん広げ、人生の幅もぐんぐん広げていただきたいです。
「海外ネットワーク」とは、もともとある言葉かはわかりませんが、ここでは現地人や現地で活躍する日本人、外国人等、その土地に関わる方との繋がりを指します。
日本にいると、”コンフォートゾーン(自分が快適だと思う環境)”に身をおきがちですが、海外インターンではそうは言ってられない場面に多々ぶつかります。そして敢えてぶつかって頂くことをおすすめしています。
異文化で育った同世代が何を考えているのか、今何が流行っているのか、そして今後何に興味があるのか
日本人は現地でどう活躍しているのか、どういう生き方をしているのか、何に悩んでいるのか
外国人はなぜその土地を選んだのか、彼らが何を考えているのか
インターン先で、クライアント先で、外食先で、道ばたで、ひょんなことから出会い、そこから直接話をする。そういった出会いが積み重なり、海外ネットワークが形成されていきます。
ではこの海外ネットワークをどう活かすの?となりますが、先ほど前述した通り、必要な境遇に直面したら是非その方々に連絡をとってみてください。FacebookやInstagramで繋がるだけでも自分のフィードは海外の”今”を知る情報収集にがらりと変わります。見ているだけでその国の”成長”が感じられるのは結構面白いものです。
また、既にその土地に精通しており、その土地の人脈がある場合、入社・勤務先の会社から「海外の仕事を任せたい」と声がかかる可能性は高まるのではないかと思います。
海外インターンは基本的に、団体ではなく個人(1人)で渡航し、1つの会社でインターンシップに取り組みます。文化も言葉も違うアウェイな国で、初めましての企業に入り(面接や事前のやり取りはして頂いています。)、同僚や同じ境遇の仲間はいるものの自ら行動を起こす必要があります。すぐ出来る事もありますが、もちろん出来ないことも多く、自分のレベルを痛感し、それでもトライアンドエラーを繰り返すことで、出来ることを増やしていき、成果が出るよう奮闘します。
なぜ出来ないのか?なぜ自分はこう考えるのか?今迄どう生きてきたのか?
多くの方が「今迄如何に表面的に生きていたのか」、「今迄如何に自分と他人に向き合っていなかったか」を痛感しましたと発言してます。
また、同僚やご近所さんとすぐ打ち解けるケースもあればそうでないケースもあります。海外の方は普通に「あなたはこの◯◯(政治関係)についてどう思うの?」、「あなたは今後どうしたいの?」「なぜそう思うの?」と日常的に聞いてきたりします。
あー。今まで政治に関心無かったなあ、今迄自分の意見ってあまり表現してこなかったなあ、何で自分はこう思うんだろう、自分は今後どうしていきたいんだろう・・・
こういうことを自然とたくさん考えるようになります。
「海外で活躍したい!海外に関わりたい!グローバル人材になりたい!(キラキラキラキラ)」
と言っていたことが如何に抽象的だったか、理想と現実のギャップにぶちあたります。
こう書くとネガティブな印象かもしれないですが、そこで質問です。
「日本にいた場合、こういうことって敢えて考えますか?」
考えよう、考えないといけないと思っていても誘惑が多く、中々実行に移していない、そういう方も多いのではないかと思います。何かにぶち当たった分、人は人間的にもスキル的にも大いに成長を遂げるものです。
海外インターンの「タイガーモブ」 では、アウェイな環境で成功体験を積む機会を提供しています。
アジア新興国を中心にアフリカや中南米等世界42カ国以上での海外インターンシップ。
挑戦をお待ちしております!
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