TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/カンボジアの体験談:2023年2回目のカンボジア?!なぜそうなったのか、語ります。
私は今年の2月に大学のサークルでボランティアとしてカンボジアに行きました。
そんな私がなぜまたカンボジアに行くことになったのか?
について語ります。
2月のボランティアには、サークルのメンバーと20人くらいで行きました。高校生の頃から大学生になったら、海外ボランティアを絶対やりたい、と思っていて、サークルに入ったもののコロナの影響で2年間は海外に行けず、念願の渡航でした。また以前から東南アジアにも興味があったので、カンボジアに行けたこともとても幸せでした。
20人で10日間カンボジアで過ごした経験はかけがえのない経験になりました。また、支援先の方と通訳を介しながらお話しできたこと、直接感謝を伝えてくれたことは人生で最も嬉しい経験となりましたし、他のメンバーと意見や感想を共有できたことも大人数だからこそできる貴重な経験でした。
しかし、大人数で行くことには限界がありました。チームのメンバーをまとめることに時間や労力がかかってしまったり、当たり前ですが、自分のしたいことを目一杯することはできませんでした。また、ボランティアとして行っているのに、自分たちはカンボジアの楽しい部分だけ見ているような気がしていました。というのは、自分たちはプノンペンの三ツ星ホテルに泊まって、毎日安全な美味しい料理を食べていました。私自身も不幸な現実を見たいというわけではないけれど、困っている人を助けたいという思いがあったため、自分が何不自由なく楽しく友達と過ごしているのは、何だかやりきれない思いでした。
帰国後、しばらくは毎日の生活に追われていましたが、次第に今度は一人で東南アジアに行って、働いてみたいと思うようになりました。
就活も兼ねて色々な情報を得たり、人と話したりする中で、自分は「社会的に弱い立場に置かれてしまっている人たちに常に寄り添える人になりたい」と思っていることに気づきました。将来もどういう形であれ、困っている人、苦しい人たちのためになることをしていきたい、それで仕事をしていきたいと考えた時に、なるべく早くもう一度、発展途上国と言われている地域にしばらく滞在し、その地域の色々な面をみたい、と思うようになりました。
ボランティアではなくインターンを選んだ理由は、実際にもっと広く、現実的に、力になれることをしたいと考えたからです。まだまだボランティアとしての経験も浅い私ですが、ボランティアでは一時的な手助けしかできないのだなということは感じてきました。繋がりができることはボランティアの魅力だと思っていますが、実際に動くサービスを支えることをしたいと強く思いました。
今の時期、同期は夏のインターンに行っている人が多いですし、就活を始めないと不安な時期ではあります。ただ、私は自分がどのように社会に貢献していきたいのか知りたいという思いが強く、それをしないことには到底就活を始める気にはなれそうもありませんでした。働きたくないとは全く思っておらず、むしろやりたいことが決まったらそれに向かっていきたいです。しかし、変なところで頑固な性格が現れ、どうしても海外インターンにはいきたいと思い、家族に相談しました。家族はそんなに行きたいならと応援してくれました。また、決まった後は、友達やバイト先も人たちもいいじゃん!と言ってくれました。行きたくても行けない人もいるはずなので、羨ましいとか思うはずなのに応援してくれる人たちには本当に感謝したいです。
どのようなインターンに行くかはとても迷いました。農業とか、教育とか、色々な分野に興味がありましたが、「現地にどっぷり浸かって、しっかり現実を見たい」「社会的に弱い人たちに寄り添える人間になりたい」という自分の海外インターンに行く目的を考えた結果、カンボジアの日本語学校のインターンに決めました。
日本語学校ということで、日本に来て技能実習生として働きたいという希望を持った若者が一生懸命勉強していると代表の方もおっしゃっていました。技能実習制度については、たくさんの問題があることももちろん知っていますが、実際、当事者がどのような気持ちで、どのようにその制度を使っているのか、それを知れる、支えられることは大変貴重な経験だと思います。
今回は、1ヶ月半と海外インターンの中では短い期間ではありますが、海外に一人で行ったことなどない私にとっては挑戦的なことです。とにかくスタッフや生徒さん、職場の外でも多くの人とコミュニケーションを取って、知りたいこと、見たいものをできるだけ見てきたいと思いますし、日本語学校で自分だからこそできることを見つけ、目に見える形で実践していきたいです。
二日後に出発になるので、勇気を持って頑張ってきます!
サクラ
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