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今、イスラエルが熱い!世界一のスタートアップ大国の秘密 ②スタートアップを生み出すエコシステム

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今、イスラエルが熱い!世界一のスタートアップ大国の秘密 ②スタートアップを生み出すエコシステム

国民一人あたりの起業家数やベンチャーキャピタル投資額が世界一のスタートアップ大国、イスラエル。イスラエルは国民あたりのエンジニア数が世界一。世界のユダヤ人人口は0.2%であるにも関わらず歴代のノーベル賞受賞者におけるユダヤ人の割合は22%と非常に高いのです。

またアップルやフェイスブック、グーグルなどの名だたるグローバル企業約300社が研究開発拠点はイスラエルにあります。世界中の企業が、イスラエルの技術に注目し、イスラエル企業と協創しはじめています。

前回は、イノベーションの源泉となるイスラエルの人材育成の秘密に迫りました。今回は、スタートアップエコシステムに注目していきましょう。

 

年間1,000ものスタートアップが生まれるというイスラエル。ただ単に優秀な人材が排出されるだけでは、ここまでのスタートアップ大国にはなりません。特にイスラエルの産業は、サイバーセキュリティなど高度技術を核としたものが多くあります。ハイテクスタートアップが次々と生まれる背景には、研究機関や国を巻き込んだ、スタートアップエコシステムにあります

 

 

スタートアップエコシステムとは?

スタートアップを生み出すには何が必要なのでしょうか。ハイテク技術を生み出し、そのハイテク技術をビジネスに活かしイノベーションを起こすこと。そうした技術やビジネスに精通した人材。新しいイノベーションへの投資。リスクをとって新たなビジネスに挑戦するチャレンジ精神。失敗しても再挑戦できる環境・・・こうした要素が相まったエコシステムが重要となります。イスラエルでは、このスタートアップエコシステムが形成されています。今回は、イスラエルのスタートアップエコシステムのキーファクターをご紹介します!

 

エコシステムのキーファクター①:国民性

person showing to people the Mashroom6 signage inside room

イスラエルの人口のほとんどがユダヤ教です。ユダヤ教の教えで、「Hutzpah(フツパー)」と言うものが有ります。「すべてを疑え(Question everything)」という意味で、常識とされているものを疑い、新しいアイデアを生み出すことに繋がっていると言われています。

また、失敗に寛容な文化があり、より多くの失敗をした人の方が、挑戦や経験を評価されることもあります。

国民の9割が移民、あるいは移民2-3世であり、多様なバックグラウンドをもったひとが集まっていることも、イノベーティブなアイデアを生み出す源泉になっています。

 

エコシステムのキーファクター②:軍事

smiling man wearing soldier uniform standing near crowd during daytime

人材の秘密でも触れましたが、イスラエルの軍隊は世界トップレベル。今この瞬間も、軍事技術を転用した新たなイノベーションが生まれているかもしれません。国民皆兵制度をとっているため、軍は人材育成機関の役割も果たします。また、兵役時代の人脈をビジネスに活かしている人も多いのが特徴です。

 

エコシステムのキーファクター③:大学研究機関

gray industrial machine

イスラエルには、高度な研究開発機関が集まっています。産学連携が進んでおり、企業から出資を受けている研究開発機関も多いため、ハイテク技術をビジネスに活用するまで、スピードが早いのが強みです。

日本では、ビジネスと研究開発は分けて考えられがちですが、イスラエルの大学では、理系の研究者でも、副専攻として企業論をとる人も多く、ビジネスでの活用を念頭に置き、研究開発が行われています。

 

エコシステムのキーファクター④:政府

low light photography of armchairs in front of desk

イスラエルは、資源に乏しい国であり、ハイテク産業が国を支えています。そのため、国を挙げた投資誘致をしています。1993年に実施されたヨズマプログラムは、国家主導の投資誘致政策の成功例として有名です。ヨズマプログラムによって、海外ベンチャーキャピタルの誘致、および国内ベンチャーキャピタルの設立が促進されました。

また、軍事や研究開発には多くの国家予算が投入され、ハイテク産業の活性化が図られています。

 

エコシステムのキーファクター⑤:ベンチャーキャピタル(VC)コミュニティ

person holding pens and papers

ヨズマプログラムから始まり、イスラエル国内に誘致されたベンチャーキャピタル。現在イスラエルには約150ほどのVCがあり、国内外から個人投資家も集まっています。多くのVCが集まり、コミュニティを形成していることから、シード期からあらゆるフェーズの企業に出資するVCが存在します。

 

エコシステムのキーファクター⑥:多国籍企業

low angle photo of curtain wall building

Googleやアマゾン、マイクロソフト、Facebookなど、グローバル企業約300社が、イスラエルに研究開発拠点を置いています。また、こうしたグローバル企業は、イスラエル国内のスタートアップへの投資や共同開発も積極的に行っており、イノベーションの源泉となります。近年日本でも、共同開発によるオープンイノベーションが注目されており、特に自動車産業における自動運転分野で、イスラエル企業との共同開発が進められています

 

 

いかがでしたでしょうか。スタートアップ大国を支える秘密の一部を紐解いて見ましたが、まだまだイスラエルは奥が深いのです!

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