TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/の体験談:【タイモブをのぞく】実現したい世界を創るために。上原 丈弥
みなさん!こんにちは!
5月9日にタイガーモブに入社しました、河村理加です!
先日びしんさんが【タイモブをのぞく】非凡であれ。自分だからこそ出せる価値を。河村理加でインタビューしていただきました!
本日は他のメンバーもみなさんに知ってもらうべく、そして私もメンバーのことを知るべく、【タイモブをのぞく】を引き継がせていただきます!
今回は創業当初からタイモブをサポートし、今年1月に入社した上原 丈弥さんをインタビューしたいと思います!
インタビューは、私、河村が務めさせて頂きます。
宜しくお願いします!
_______________________________________
本名:上原 丈弥(うえはら ともや)
出身:神奈川県伊勢原市
家族:2歳年下の弟を持つ長男
〈 経歴 〉
2016年 慶應義塾大学経済学部卒
2016年 PwCあらた有限責任監査法人 入所
2018年 タイガーモブ 入社
ここからは、丈弥さんの学生時代から現在に至るまでを体験談とともにインタビューしていきたいと思います!
>>学生時代はどんなことをしていましたか?
小さい頃は、自由な子供でした。長男だったこともあり、チヤホヤされて育った覚えがあります。おじいちゃんの家に行くと、トミカとかプラレールとか死ぬほど買ってもらっていました。(笑)
高校はそのまま公立高校に進学する予定でしたが、中3の時に通っていた塾の先生に勧められ、附属高校を受験し、合格しました。その時は単に大学受験がないし楽そう、なんて理由で慶應義塾高校に進学を決めました。
エスカレーター式の高校なので大学受験はないし、勉強する必要がないので、好きなことに没頭していました。基本ゲームです。(笑)
>>それは意外ですね(笑)大学ではどんなことされていたんですか?
そんな怠惰な生活を送っていた高校生活を後悔し、大学の時は勉強頑張らなきゃなと思っていました。敷地内に大学があるせいか、もう高校の時すでに会計士の勉強をしていた友人がクラスにいたんですよね。それを見て、「あ、これだったら続けられるな」と思って、大学に入ったら会計士の勉強をしようと決めました。
勉強は大学入学直後から始めましたが、大学生活を全部勉強に捧げる、みたいなことはできなくて、ゆるゆるやってました。サークル、バイト、普通の大学生だったと思います。さすがにちゃんとやらねばと、2年生の夏から焦りだして、めちゃくちゃ勉強しました。
紆余曲折を経てなんとか合格ラインに乗ることができて、大学3年生の時に公認会計士の試験に合格しました。ギリギリで合格でしたね(笑)
>>おぉ〜さすがですね!!会計士の試験はやってみてどうでしたか?
もともと小さい頃から本を読むのが好きだったんですよね。『ハリーポッター』とか『ダレン・シャン』とか日本語版が出る前の洋書を読んだりとか、1番長編のものだと『徳川家康』っていう全26巻ある本を読んだりとか。その読書のおかげか読解力や理解力がつき、勉強も割と好きでした。
将来のことを考えてとかではなく単に会計士の試験そのものが楽しかったなという記憶です。知識が増え、問題が解けるようになっていくのを楽しんでいました。
ただ、会計士をとった後のことを全く考えていなかったので、このままでは個性もなく埋もれてしまう、自分だけの武器が欲しい、と思うようになりました。
そこで「普段の自分が接しない人たちの環境に飛び込んだら何かが変わるのではないか」と思い、12月に「年末年始インド合宿」という、タイモブの前身であるAJITORAの短期海外研修プログラムに参加しました。
その時のファシリテーターが、タイモブ代表の菊地さんです。
>>実際にインド合宿行ってみてどうでしたか?
まず参加者が20人くらいいて、みんな大学も違うし、年齢も違う、専門も違う。今までに出会ったことがないような人たちでした。普段同じ高校、同じ大学、同じ会計士の勉強をしている人たちと一緒にいたので、自分に特殊性を感じたことはあまりなかったんです。
でもインド合宿でグループワークをしていると、他の人と自分の持っている強みって結構違うんだなって初めて感じたんです。
だから会計士の資格は何も考えずに取ったけど、結果としてそれが自分の強みになっているし、人の役に立てるから、とりあえず会計士として仕事をしてみたらいいのかもしれないな、と思うようになりました。
当初の参加の目的であった「自分のキャリアプランを考える」というのはある程度固まったんです。前半の4日目くらいで(笑)
じゃあ残りの期間どうしよう?ってなった時に、このインド合宿のタイトルは「未来予想図を描く」というものだったんですよね。だからキャリアだけじゃなく視野を広げて自分の人生を振り返ってみようと思ったんです。
自分の人生の中で課題として残っているものは何だろう?と考えてみると、家族とか、弟のことが頭に浮かびました。
>>なるほど。どうしてですか?
僕には2つ下の弟がいます。僕が高校2年生の時に、両親が離婚したのですが、弟は繊細でそれを重く受け止めてしまい、これがきっかけとなって家に引きこもってしまうようになったんです。それをどこか腫れ物に触るように接している自分がいたんですね。だから後半のインド合宿では家族という課題と向き合おうと決めました。
インド人は家族をすごく大切にしているから、何かヒントが得られるだろう、と街頭インタビューをすることにしました。
>>そのインタビューでどんな学びがありましたか?
家族が幸せでいるために必要なことは2つあると気づきました。
まずは “自分が幸せであること”
自分に余裕がなければ人のことを幸せにすることができないからです。自分に満足していれば、余裕ができ、周りの人のことも幸せにできます。
2つ目は “奥さんを幸せにすること”
家族がバラバラになるきっかけは夫婦だと思うんです。血縁があるわけでなく、突き詰めると他人でしかないからです。だからこそ、大事にしなきゃいけないと気づきました。
この2つの学びを得てからは、家族と過ごす時間を大切にすることができるようになりました。弟も今では就職して、仕事をしています。
>>その後、タイモブで働くことになったきっかけは何ですか?
元々タイモブ創業時に立ち上げの手伝いをしていて、菊地さんに「いつか戻ってきてほしい」と言われていました。タイモブにジョインを決めたきっかけって言葉で説明するのがすごく難しいんですよね。
明確な理由はないけれど、単純に創業時手伝った時に感じた「どんなことが起こるかわからない」というワクワク感が忘れられなかったんです。勢いみたいなもので、そこに好奇心があったからその直感に従って前職を辞め、ジョインを決意しました。
>>実際に働いてみてどうですか?
一応CFOとして入社したんですが、会社の行く末を大きな絵で描く戦略家のような存在になりたかったんです。軍師とか参謀とか。裏方だけども会社全体の意思決定に関わるようなポジションをとることを目指していました。
でも入社してみて、裏方の戦略家っていうのは、表に立ってみて初めてできるということに気づいたんです。現場のことを知らずに戦略や計画を作ろうとすると、どんな作戦を立てればいいのか、どんな数字を入れればいいのか、リアルがわからないので想像するしかないんですね。そうすると、どうしても机上の空論しか出てきません。一番の問題は、こういう中身のない戦略や計画には誰もついてこないってことです。中身がなくて、実行する人のいない戦略なんて、ないのと一緒ですよね。
だから現場を知るためにも、これまでやってこなかったことでも必要なことはやっていかなきゃいけない。会計だけでなく、法務も労務もバックオフィスは全部やるし、イベント運営や営業もするし、プログラムの企画もします。だから結局何でも屋になってます。(笑)
>>今後タイモブをどうしていきたいですか?
タイモブのミッションは、「次世代リーダーの創出」です。現状、それを達成するための手段として、海外インターンシップ事業を選んでいます。海外インターンシップを通じて得られる経験、海外インターンシップ経験者が集うコミュニティ、そういうものが「次世代リーダーの創出」に繋がると思っているから、事業を行っています。
僕は、もっとたくさんのリーダーが世の中に出てきてほしい、と思っています。一人のカリスマ的なリーダーよりも、小粒かもしれないけれど周囲を巻き込んで変化を起こせるリーダーたち。一人でも多くのリーダーを輩出して、社会が変わっていく手伝いができたらいいなと思うし、タイモブはそういう存在にしたい。だから、もっともっと大きくなって、もっと多くのリーダーを創出できる企業になって、社会にインパクトを出せるようにしたいです。
気をつけなければいけないのは、あくまでミッションを達成するために事業を行っているのであって、そこに至るルートはたくさんあるってことです。海外インターンシップ事業はもっと大きくしたいと思っているけれど、他にもいい方法があるかもしれません。実現したい世界を創るために、タイモブとして何をどんな順番でしていくべきか。そういう俯瞰の視点を常に持ちながら方針を立て、事業がミッションに合致しているかを常に社問いかけていくことが、ぼくの役割だと思っているし、やりたいことでもあります。
>>トモヤさんの人生観について聞かせてください。
自分の根底には「勉強が好き」というのがあって、すべてそこが原動力になっています。何かに興味を持つことで楽しめるし、全ての行動の起点になるのが好奇心だと思っています。
だからいつまでも自分の好奇心の赴くままに、楽しみながら生きていきたいですね。
>>今の自分からこれからの自分へ言葉を送るとしたらどんな言葉を送りますか?
「体に気をつけて、今よりも丈夫な丈弥に!」
トモヤさんは、インタビューをしてみて意外な一面を多く見られました。
最初はエリート慶應ボーイだと思っていましたが(笑)人間味溢れる熱意ある方だと感じました。
タイモブの軍師として、トモヤさんが描いた地図で一緒に歴史を創っていけること、楽しみにしております!!
次の【タイモブをのぞく】はタイモブインターン生の 半田 藍子 さんです!
お楽しみに!!
りか@タイガーモブお気に入り登録数:0
【海外インターン参加者インタビュー】 困難から自信を身につ...
職種その他
【海外インターン参加者インタビュー】子どもたちへ可能性を...
職種その他
【海外インターン参加者インタビュー】自分自身の「やりたい...
職種その他
【海外インターン参加者インタビュー】現場での経験は一番に...
職種その他
【海外インターン参加者インタビュー】迷うだけの選択肢があ...
職種その他
PAGE UP