TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/メキシコの体験談:メキシコってどんな国?日本との違いを比べてみた!
Hola!
メキシコの観光系企業で、オンラインインターン予定のMiiです。
インターンでは「日本人にメキシコの魅力を伝えること」「メキシコ旅行に来てもらうこと」がミッションなのですが…
そういえばメキシコってどんな国??
ラテン?タコス?スペイン語…?
魅力をお伝えし旅行に来て頂くことが使命なのに、こんな浅はかな知識ではいけない!
ということで、今回は日本とメキシコのあれこれを比較して「メキシコって一体どんな国なんだ?」を解明したいと思います!
できる限り正しい引用元を使いますが…
あくまでも個人ブログの範囲としてお楽しみください。
▼メキシコは、コスメルという街だけ行ったことがあります♪
【①人口を比べてみた】
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総人口数
日本:1億2601万 (世界11位)
メキシコ:1億2893万 (世界10位)
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引用:INEGI
実は総人口数において、メキシコは日本と接近戦を繰り広げている国でした。
ただメキシコの総人口数が日本を越したのは、ここ数年の出来事のようです。
というのもメキシコの総人口数は100年前から右肩上がりに増えていて、若い人の比率も高いという、とってもエネルギッシュな国!
▼メキシコの総人口数推移
絵に描いたような右肩上がり…
引用:INEGI
▼メキシコの総人口に占める年齢/性別比率
左右の数字が年齢。上に行くほど棒グラフの長さが短くなっていますね。
引用:INEGI
【②地理を比べてみた】
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国土面積
日本:377,973.89km2(世界62位)
メキシコ:1,972,550km2(世界13位)
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引用:Wikipedia
!!!
人口はあんな競い合っていたのに、面積で見ると雲泥の差が…
大体メキシコの面積は日本の5.2倍。
ということは超ざっくり考えると、人口密度は日本の1/5ほど…?
試しに人口密度も調べてみた。
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日本:333.7人/km2(世界26位)
メキシコ:66.3人/km2(世界66位)
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引用:Wikipedia
メキシコ、スカスカ!?
というより、日本が詰まりすぎといった方が正しいかもしれないですね。
やっぱりメキシコも車社会なのかしら?高原のような場所が沢山あるのかな?
などといろんな興味が湧いてきました。
【③物価を比べてみた】
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1メキシコペソ=7.30円
※2023年2月19日時点
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もう少し分かりやすく、日用品を日本円だったらいくら?にしてみます。
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ペットボトルの水:約14ペソ=102円
トイレットペーパー(18ロール):約45ペソ=330円
バス運賃:6ペソ=43円
ファミレス:200ペソ前後=1460円
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どうでしょうか?
日本より安く買えることが多いですが、物によりますね。
公共交通機関や外食費は安めですが、トイレットペーパーなどの紙製品はそれなりにお値段がするよう。
時期やエリア、商品によりますが、現地滞在費は抑えつつ楽しめそうです。
【④食文化を比べてみた】
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〈日本〉
主食:米
味付け:薄め。醤油や味噌をベースに作られることが多い。
食事回数:1日3回
〈メキシコ〉
主食:とうもろこし(トルティーヤ)、豆
味付け:辛目。唐辛子をつかったサルサソースをご飯やスイーツなど様々なものにかける習慣。
食事回数:1日5回(食事3回+間食2回)
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引用元:明治の食育
びっくりしたのは、1日5回の食事!
色々調べてみると、しっかりと食事をするのは日本同様、朝・昼・晩の3回。ただ朝と昼の間にアルムエルソと呼ばれるブランチタイム、メリエンダと呼ばれる軽食タイムがあるよう。
日本でも間食しちゃうことも多い時間帯なので、実際はあまり変わらないかもしれないですね。
食事の内容は、とうもろこしから作るトルティーヤが至るところに登場。定番のタコスだけでなく、サワークリームをかけたり目玉焼きを乗せたりとたくさんのアレンジができるみたいです。
▼トルティーヤを使った料理。ソースはサルサではなさそう…?
私は辛いものが苦手なので現地のサルサソースは楽しめるか不安ですが…サワークリームや目玉焼き乗せは辛くなさそうなので食べたいです!
【⑤宗教を比べてみた】
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〈日本〉
仏教:31%
神道:3%
キリスト教:1%
その他:1%
無宗教:64%
引用元 :NHK 文研ブログ
(メキシコ〉
カトリック:82%
プロテスタント:9%
その他(ユダヤ教、仏教、イスラム教など):5%
無宗教:?
引用:Wikipedia
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これはどちらかというと、日本が特徴的だなぁ〜という感想ですね。実態とは多少乖離があったとしても、過半数が無宗教の国なわけです。
一方メキシコは、ブラジルに次いで世界で2番目にカトリック人口が多い国。スペインの植民地だった時代に布教されたそう。
メキシコに限らず中南米や南米の国にカトリック教徒が多かったり、スペイン語が話される理由はそんな過去の歴史にあったのですね。
日本が過去一度も植民地化されていないことが、いかに稀なことかを感じます。
▼カトリック聖母であり、メキシコで最も敬愛されている「聖母グアダルーペ」
【⑥観光資源を比べてみた】
世界遺産以外にも魅力的な観光地はたくさんありますが、比較がしやすいのでここでは世界遺産数をピックアップしています。
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世界遺産数
日本:25
メキシコ:35
引用元:UNESCO
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国土面積を考えると、日本が比較的多いような気がしますね!
内容を見てみると、メキシコの世界遺産は面白いほど「古代都市」「遺跡」の文字が多かったです。日本も神社仏閣等が登録されていますが、それよりも比率は高そう。
メキシコ観光で色々調べていると「歴史」というワードによく出逢いますが、その理由がよく分かりました。
ちなみに世界遺産という切り口とは別に、人気の観光スポットはこんな感じ。
<観光スポット分布図>
▼赤:メキシコシティ
メキシコの首都。人口も最も多い大都市です。
首都というだけあり、商業施設や交通網も発展しています。シティな観光を楽しめる一方で、「ソカロ広場」をはじめとした歴史的建造物や遺跡も楽しめる街。
▼黄:カンクン
メキシコ屈指のリゾート観光地。
メキシコに行ったことがなくても、名前だけ聞いたことある方も多いのでは?
高級リゾートホテルが立ち並び、日本人のハネムーン旅行に選ばれることも多いとか。クラブなども充実しており、ナイトライフも楽しめる活気あるエリア。
▼青:グアナファト
メキシコシティから車で4〜5時間。
絵本の中のようなカラフルな街並みで知られ、映画やドラマの舞台になることもあるよう。
高台から見下ろす景色は絶景!
…色んなエリアを見ていると、メキシコに行きたくなりますね!
【⑦経済/幸福度を比べてみた】
最後に、私の気になる指標を色々と比べてみました。笑
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経済成長率(2021年)
日本:1.7%
メキシコ:4.7%
引用元:世界銀行
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約3倍の差が!
発展したタイミングが違うと思うので、一概に「日本が発展できてないじゃん!」とは言い切れないですが
いま、メキシコの方が勢いがあるというのは言えることかもしれません。
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ジェンダーギャップ指数(2022年)
日本:0.650 (116位/146カ国中)
メキシコ:0.764 (31位/146カ国中)
--------------引用:Global Gender Gap Report 2022
すごいぞメキシコ!上位30%にしっかり食い込んでます。
具体的にどういう点で日本と違うのかな?と調べてみると、
・国会議員の約5割が女性
→一定数のマイノリティを確保するクォーター制度を議員選定にあたり義務化。
・夫婦別姓
などなど。
特に前者は、日本だと物議を醸しそうな政策ですね。
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幸福度(2022年)
日本:54位
メキシコ:46位
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引用元:World Happiness Report2022
日本より、少し幸せ感じてますね。笑
ただメキシコの方はすごく明るく陽気な雰囲気で、幸福度も圧倒的に高そうな印象だったので
意外と近い順位であることに驚きました。
2021年のランキングでは36位だったので、1年間で10位落とした形です。この一年で何があったのか、気になります。
【最後に】
こうやっていろんな数字や文化を比べてみると、観光以上にその国のことがよく分かりますね。
また日本と比べてどうか?があると、そのギャップから「こんな国なのかもしれない」みたいな想像が膨らんで、より面白いなと思いました。
今回はメキシコという国全体にかなり寄ってしまったので、次は観光の観点で深堀してみるのも良いかも?と思ってます!また更新したら、ぜひ読んでください♪
Mii@メキシコ
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