TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドの体験談:【インドインターン体験談】半年間の総括!
ー自己紹介ー
広島では県内トップの小学校、トップの中高とエリート街道を歩んできました。
理科の先生を目指して九州大学理学部地球惑星科学科に入ったのですが、教職過程があまりにも非実戦的かつ、先生になって目の前のクラスに影響を与えるよりももっと多くの人に影響を与えたいということでやめました。
大学2年生の時のサークルの新歓係が組織としてうまくいかず、人に会うことが怖くなり引きこもったりしました。すぐに周りの友達がどうしたんだと助けてくれて立ち直りましたが笑
初めて精神的に参りましたね。けどその経験から、自分の無力さを思い知り、二度とこんな組織を作りたくないと思い、飲み会や遊びなどのいわゆる大学生らしい遊びを一切無しにしてひたすら自己投資をしました。
読書感想文はWikipediaからとっていたほどの屈指の本嫌いが本を買うようになり、また片っ端から就活セミナーに足を運び、とにかく大量のインプットをしました。
また同時期にサークル内の夏の大きなライブのプロジェクトリーダーに任命して頂いたので、インプットした知識を存分に生かして組織に還元しました。すると、どんどんうまく行きました。「サークル員がイキイキすれば、自然とライブもいいものになる」と思い、運営は他の頼れる仲間に任せて、自分はとにかく組織活性に従事。その結果、1年後の夏ライブ会場には異例の500人満員立ち見、満足度も過去最高のものとなり、先輩からも絶賛でした。
ー海外インターンに参加した理由ー
大学の授業は高校生の時に描いていたものと全然違い面白くなく、日本の大学教育に問題意識がずっとありました。しかし、Teach for Japanの松田さんの講演を聞いた時に、他の国と比べたら日本もいいところはたくさんあるという話から、日本の教育をただ批判するのではなく、いい面も知った上で考えたいなと思い、留学したいなぁと思っていました。しかし資金がなく、困っていたところトビタテ留学Japanという国家プロジェクトを見つけ、それに合格したのでインドに半年間行けることになりました。
インドを選んだ理由は、U25が58%を占めており今後世界の中心になると言われているのが一点と、NASAMicrosoftなど世界中でインド人が活躍しているので、その教育はいかなるものか実際にこの目で見たかったからです。
また、インターン先を選んだ理由は、「教育」と「ベンチャーならではのビジネス」がともに学べる環境だったからです。
とにかく自分を成長させたかったので、迷いなく飛び込みました。
ーどんなインターン生活?ー
現地の日系塾で教育とビジネスをしていました。そこではインドの子達を教えたり、実際に学校に足を運んだりしてインドの教育の現状を肌で知り、日本がいかに教育が恵まれているかを学びました。
また、インターン先がかなり厳しいところで、朝9時から深夜3時まで働き続けました。寝る暇も食べる暇もなく、インドだから野菜中心の生活となるので、結構痩せましたね。笑 深夜に3時間くらい怒られることもザラで、最初の二ヶ月くらいはやることなすことが全て「学生レベル」と言われ続け、かなり自信を無くしましたね。自分は何やってもできないな、と落ち込んでいました。そこから徐々に色々できるようになり、社長さんからも認めてもらえるようになり始め、最終的に最後の一ヶ月はかなり信頼関係もできて難しい仕事も任せてもらえるようになりました。毎日苦しいけど、とても仕事を楽しみながらやっていました。その分別れが辛かったですね。
ーインターンシップで何を達成したか?ー
前半ではインド人の算数プロジェクトを一任して頂き、何度も失敗しながら、インドのテキストを研究しまくり、テキスト作成、オリジナルのカリキュラム作成など全て一から作りました。インド1の問題集、カリキュラムだと自信を持って言えます。
後半ではマーケティングや営業、人事採用など幅広く挑戦させて頂き、まさにベンチャーならではの経験をたくさん詰めました。
しかし、半年間働いて思ったのは、ようやく5ヶ月目、6ヶ月目くらいで活躍できるようになってくるので、何かを本当に達成しようと思ったら一年くらいインターンしないといけないいうことです。半年間は長いと思っていましたが、実際は仕事も慣れてきて「ようやくこの会社で活躍できる!」と思った頃に帰る感じでした。
結果的に半年間、何度もめげそうになりながらもやり抜いたことで、インターンシップの目的も達成されたし、それ以上に大きくマインドセットも変えることができて、本当にインターン先の社員の方には感謝しています。
ー最も楽しかったこと、辛かったことー
感覚としては、常に辛かったけど、でもなぜか楽しんでやっていたという感じですね。
毎日自分のキャパシティをはるかに超えた仕事があり、今日も終わらなかったと思いながら気づいたら寝落ちみたいな生活だったのですが、苦しい中にも自分を高めるためにここにいるんだと思って頑張ることができましたね。
最も楽しかったのは最後の一ヶ月でしょうか。社員さんとも信頼関係が出来上がり、流動的に仕事をこなせたと思います。難しい仕事にも挑戦させて頂いて、「絶対無理だー」と心の中でおもいながらも、これはチャンスだ!と思って取り組んでましたね。朝の4時半まで仕事をし続けて、その日やると決めた仕事が終わった時の寝る瞬間は、本当に至福でした。はたから見たらブラックかもしれないけど、それが自分ではたまらなく幸せでした。
辛かったのは、10月ですかね。どんなに頑張っても「学生レベル」と言われ、完全に自信を失っていました。けどそこで踏ん張り続けたから、自分の限界を超えることができたなと思います。
ーこれから挑戦することー
自分は吸収力があるスポンジちゃんだということが分かったので、とにかくこれからもたくさんの人と出会って吸収していこうと思います。人材系の会社に入り、たくさんの会社と関わることでどんどん吸収していきたいです。
日本でもどんどんインターンをして、キャリアを積んでいこうと思います。
直近の3月は人事コンサルの会社でインターンを開始し、日本の採用活動に携わる予定です。
ーこれから行く方へのメッセージー
「自分を高めたい」という思いがある方は本当にこのインターンはオススメです。
インドという環境もとても面白いですし、弊社はインターン生の目標に応じてそこまで可能性を引き伸ばしてくれるので、厳しい環境ですが、その分やりがいもあり楽しいです。なんでも相談に乗るので、ぜひ挑戦して見てください!
ひろ@インド
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