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【海外インターン参加者インタビュー】現場での経験は一番に変え難いもの / 奥西夏季さん

奥西夏季さん
  • 2024/11/26 18:06
  • インド
  • インターン後

海外インターンシップ参加者インタビュー
奥西夏季さん

 

・海外インターンってどんなことをやるの?

・海外インターンを頑張ったらどんな自分になれるんだろう?

・海外インターンでどうキャリアへの考え方が変わるの?

 

海外インターンシップにはじめて挑戦する方にとって、
面白そうだけどわからないことだらけで、飛び込むのが不安…と思うのは当然です。

 

そこで、今回は実際に海外インターンシップに参加した方にインタビューを実施!

これまでの経験やそこから得られた気づきや学びなど、海外インターンシップをすることがグッと身近になるお話を聞いてきました。

 

ぜひ、参加を検討している方はチェックしてみてください!

 

 

    • ●プロフィール

      奥西夏季さん

      managara大学2年生 / 愛知県出身
      インドの最貧地であるビハール州でのインターンシップに参加し、子供の教育活動や女性の収入支援などのスタートアップ事業に関わる。現場ならではの悩み、困りごとなどと向き合い「社会活動とは何か」「自分がそこで活動する意義」など、様々な方面からの学びを得て、将来の指針となる経験をする。

 


•奥西さんはなぜ海外インターンシップに挑戦することを決めたのですか?

 

このインターン先を選んだ一番の決め手は「現場で活動ができるところ」でした。これまで、インターンの業務は現場からは離れてやる印象だったので、実際に現場でみた課題にもとづいて活動できるのは良いと思いました。また、自分で自ら課題を見つけて、ゼロから解決策を一緒に探していくところも魅力的でした。自分自身が将来やりたいことにも近いと感じ、参加を決意しました。

 

•奥西さんのインターンでの業務内容について教えてください

 

①子供の教育支援
子供たちに、NPO法人が発行する新聞を配布し、その新聞をもとに知識を確認する質問をしたり、自分で調べることを手伝ったりしていました。なので子供たちと直接現場で関わり合いながら、教育活動を実践していました。

②女性の収入支援
女性たちが栽培したきのこの販売をしたり、ペーパーバッグの販売で、収入を得る既存の事業のお手伝いをしていました。また、女性たちの会議にも参加してみて、生活における悩みごとや、事業に対する不満などのヒアリングなどにも関わりました。

 

現地の人々と直接関わる仕事がほとんどで、現場での悩みを直接聞いてアプローチすることが多かったです。

 

・インターン先の職場環境はどうでしたか?

 

スケジュールは、朝7〜8時に起床し、村へ移動したのち、9時〜お昼頃まで学校で過ごしていました。そしてみんなで食事をしたのち、一度帰宅して、気づきや学びを整理したりシェアする時間をとっていました。夕方はまた村に行ったり必要なものを買い出して、夜は自由行動でした。

職場環境については、現場の視点を大切にする代表のもとで働くことができました。代表の方は、ご自身の影響力についても深く考えており、一生懸命に課題に取り組む一方で、ビジネスとしての側面も割り切っており、私自身学べることが非常に多くありました。

 

 

・実際にインターンをしてみて考え方は変わりましたか?

 

「現場ならではの難しさ」

 

インターン前から、社会活動家として現場で食糧支援や水の衛生支援など、ビジネスとして社会課題を解決したいと思っていました。しかし、インターンを通じて「現場に密着する難しさ」を感じました。

やはり、現場の人の声が一番なので、色々な人に課題を聞きましたが、自分たちが感じる課題を、相手が課題と感じられていないことがありました。例えば、栄養失調の子供たちがいても、親がケアの必要性を感じられていないなど、現場に行って初めて分かることが多くありました。

 

「知識不足を知ることができた」

 

実際に現場に行ってみて、特に医療関係の知識不足を痛感しました。例えば、子供たちの栄養失調状態は分かっていても、どこがどのように悪いか、どこに対してどのようにアプローチするべきか分からなかったのです。なので、これから自分の活動に必要な知識が「医療」なのだと明確にすることができました。また同時に様々な本を読んだり、情報を集める重要性も理解することができました。

  

 

 ・現地で生活をしてみて得た、気づきや学びはありますか?

 

「異文化を受け入れてみること」

 

はじめの1〜2ヶ月は、インド人の自由奔放さに慣れずにいました。

おじさんたちがチャイを飲みながら1日中談笑しているのをみて、不思議に感じていました(笑)

でも、私もチャイを飲みながら、試しにぼーっと1日を過ごしてみると、「忙しくない時間」をつくることで自分のことや社会課題のことを見つめなおせたり、結果としてとてもいい時間になっていました。ここで、相手の価値観を受け入れてみることの大切さを学びました。


「自分軸で生きてみること」

 

元々、大学では周りの人の講義や就活の進み具合などを気にしていましたが、「自分には自分、周りには周りのペースがある」とインドで実感することで、「こうしなきゃ」という切迫感がなくなりました。

例えば、インドの友達と旅行をした時に、長距離移動があるのにゆっくり食べていたり、突然「もう電車あるから!」と荷物持ってガッと走り出したり、かと思えば「寝よ寝よ!解散!」となったり(笑)ただ自分のペースで行動する友達を見て、「こういう生き方もあるんだ」と知り、「自由に生きてもいいんだ!」と思えるようになりました。

  

 

インターンを経て、今後の進路やキャリアに活かしたい点はありますか?


現場での経験は一番に変え難いものと思っているので、現場ならではの苦労を将来活かしていきたいです。特にこのインターンをきっかけに栄養や医療について興味を持ち始めたので、今後も勉強をし続けたいと思います。また、将来は医療に関わりながら現場で活動したいと今は考えています!


最後に、インターン参加に迷っている人に一言!

 

まだ海外へのハードルはあるかと思いますが、みんな優しくて、言語が通じなくても日本語を必死に理解してくれたりするし、孤独を感じることはありますが、一人で悩む状況はありませんでした。そして必ず成長の方が多い時間にできるので、怖がらなくていいと思います!どんなハプニングも絶対に成長に繋がるので、ぜひ挑戦してみてください!

  

  

いかがでしたでしょうか。

奥西さんの挑戦を通して、海外インターンシップに参加することの意味、どんなことが得られるのか、どんなやりがいがいがあるのかなど、具体的にイメージできたのではないでしょうか。

 

↓奥西さんが参加したインターンシップはこちら↓

インドでソーシャルビジネス、NGOを立ち上げる!スタートアップ代表直下のプロジェクト

 

簡単ではありませんが、その分圧倒的な成長を手に入れることができるのが海外インターンシップです。

ぜひ、皆さんも挑戦してみてください!Be a tiger!

 

 
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奥西夏季さん

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