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インターンの目標設定失敗。。。

YU
  • 2017/06/03 20:06
  • インド
  • 新規事業,社長直下
  • インターン後

私のインターンの挑戦は5月一杯で幕を閉じました。

30代での挑戦でしたが、初心にかえって素直に様々なことを学ばせていただきました。

 

 

本来は一年間のインターンの予定でしたが、30代という年齢は確固たるキャリアをすでにスタートさせている年齢、もしくは進むべき道を覚悟を持って決断している年齢でありインドに残って何かを挑戦する覚悟がないまま残っても結局、決断をして何もなし得なかった以前と同じ状態に前戻ってしまい無駄な決断を繰り返してしまう。

もしこの会社の方向性と私のキャリアの方向性が一致しないのであればこの時点で決断をして早めに舵を切らないと私自身の後年のキャリアに多大な影響を与える。という趣旨の内容を代表から諭され、

 

これまでの社会人経験も踏まえて自分の人生についてこれまで以上に深く見つめ直しある分野に的を絞って、

もう一度再出発のつもりでビジネスを立ち上げるために邁進することを決め、sushijunctionを去るという決断をしたのです。

 

思い返せば、私は盲目的に何かに取り憑かれたように仕事をしていたと思います。

確かに仕事の内容はやりがいのあるものでした。新規事業立案の事業計画書の作成、フードメニューのレシピの改善、フードコスト削減のためベンダーとの交渉、折衝に奔走しキッチンのオーディットがしっかりスタッフの間で履行されたているか監査したり、キッチンのスタッフ用のマニュアルを作成し改善に取り組んでいました。

 

しかし、どんなに朝から晩まで働いても、考えつく限りのことを実行しても、休みの日に仕事をしても目標達成のイメージがつかないのです。もちろん組織としてのゴールの道筋は見えていますし、何をすれば組織の利益につながるかも業務をこなす過程で見えてきます。ただ私自身がインターンに参加する前に作成した目標までの道筋が見えてないなかったのです。

 

それだけ自分の立てた目標が漠然としたものだったということです。抽象的な目標設定はまだ具体化されてない目標を、もっともらしい自分の目標にするための逃げ道なのかと思いました。

 

捉えどころのない漠然とした移ろいやすい目標を抱えた私はどこか壁にぶち当たっている雰囲気やオーラを抱えているように代表の目には写り、楽しんで仕事をしているつもりが、度々苦しそうに仕事をしていると代表からフィードバックを受けました。

 

 

私が立てた目標を共有したいと思います。

/***********************************

インターンに参加するにあたって独立を視野に入れているので、会社を経営する上で必要な経営メソッドをできるだけ吸収するという目的があります。

得に人的マネージメント新規事業立ち上げ時の事業着手の優先順位、現状分析を踏まえたコスト・サービスの管理、改善などを実務を通してしっかりと身につけていきたいです。

 

 

自分に課す課題は2つです。

 

一つ目は、系統立てて業務のプロセスを、測定可能な基準や指標を元に管理できる仕組みをしっかりと業務に根付かせることです。行動に対する意識を問題解決に結びつけ仮説と検証を繰り返しながら的確なフィードバックを自分自身に与えて自発的な改善を目指します。

 

二つ目は、自分が20代の時に受けた教訓をしっかり意識して行動します。以下の18個の教訓をしっかりと意識しながら業務に邁進します。

 

*自分の頭で考えて、なるべく他者に頼らない

*ちょっと上手くいっても調子に乗らない

*アイディアを追加しながら進む

*イライラしない

*7割の完成度でとにかく進む

*他人と比較しない、自分は自分

*結果や成果にこだわる

*文句や不平不満、悪口を決して言わない

*伸びるところを伸ばす

*自分の弱さは笑顔で認める

*本当に必要なものと不要なものとを常に区別する

*本質を見極める

*常に観察する

*斜に構えない

*他人を羨まない

 

***********************************/

 

新しい仕事にチャレンジする心構えとしては申し分ないと思いますが、このチャレンジを通して具体的に経営のどういったスキルを身につけて、どの分野で活かすのか。

 

そして、どの分野のどの業種で起業するから何を得たいのかということが全く明記されておらず、漠然と独立の希望と目標の説得力を補完するためのそれらしい文言がつらつらと書かれているが全く具体的になっていません。

 

人はリアリティのない目標、漠然とした目標から出発して仕事をしながら自分と向き合っていく中で現実を見つめ直し実現可能な目標へと転化させていくものだと思います。

 

目標の本質が見えていれば行動したくて仕方なくなるはずですし、漠然と盲目的に目の前の業務をこなすということからは解放されるものだと私は今回の経験を通じて実感させられました。

 

結局、目標設定に対する私の失敗はなんだったかというと、目標を毎日見返して、仕事を通じて新たに発見したポイントや新たな考えをアップデートしながら目標を具体的に現実的にしていくという作業でした。

 

人間の感情というのはとても移ろいやすく、ふとした瞬間目標に対して嫌悪感を抱くことがあります。

だからこそ、日々の自分に対するフィードバックとともに目標をアップデートしていかなければならないのです。

 

こうした習慣が目標に対する覚悟を育んでいくのだと私は感じています。

 

帰国後はなるべく30分から1時間は自分の目標設定だけでなく人生のキャリアについて考える時間を持つように心がけています。

 

私は今まで何度か挫折したり、やろうとした事業を諦めたことがあるので、無責任に誰もが自分の夢や希望を叶えることに人生をかけられるとは言いません。

 

ですが、もし具体的に自分で何かやりたい事業がありそのための経験をこのインターンを通じて積みに来ている人がいるとすれば、私からアドバイスできるのは、必ずインターンが終わるまでには、インターンに参加する前に作成した目標をより具体的なものに、そして行動せずにはいられないものにブラッシュアアップしてください。

YU

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