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【6月27日開催】「プラなし博士」と考える、海洋プラスチック問題 ~私たちはプラスチックとどう付き合えばいいのか~

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昨今、レジ袋廃止の動きや、海洋プラスチックの問題が注目されています。何かと環境に悪い、と悪者扱いされがちがプラスチックですが、そもそもなぜ今私たちの生活にはプラスチックがあふれているのでしょうか?今回は「プラなし博士」こと中嶋博士とともに、プラスチックとの付き合い方を考えます!

  • イベント情報

【6月27日開催】「プラなし博士」と考える、海洋プラスチック問題 ~私たちはプラスチックとどう付き合えばいいのか~

プラスチックってなんで悪いの?

近年、プラスチックによる環境汚染が社会問題となっており、特に、海洋にプラスチックが流入することによる生態系や環境への悪影響が、問題になっています。プラスチック問題対策の一環として、2020年7月からレジ袋の有料化が義務付けられ、また、ストローがプラスチックから紙へと置き換わるなど、プラスチック削減の動きが活発化しています。何かと悪者扱いのプラスチックですが、プラスチックの何が悪いのでしょうか。なぜ、環境破壊へとつながってしまうのでしょうか。皆さんは考えてみたことがありますか。

 

環境に悪いとされるプラスチックですが、私たちの身の回りには多くのプラスチック製品があります。プラスチック製品がこれだけ広く普及したのは理由があるはず。なぜ、プラスチック製品はここまで多く使われているのでしょう。例えば、PETボトルが瓶ボトルになった場合どうなるでしょうか。PETボトルに比べ瓶は重くなります。また、瓶は割れる危険性があるため、その取扱いは慎重にならざるを得ません。このようにプラスチックであるPETボトルは、軽くて壊れにくいという利点があります。プラスチックは、それが持つ様々な利点によって、現在、私たちの身の回りで多く使用されているのです。

 

「プラなし博士」と考える、プラスチックとの付き合い方

私たちの生活において身近なプラスチックですが、環境破壊を食い止めるにはプラスチックとうまく付き合っていく必要があります。

例えば、レジ袋でも生物由来のバイオマスプラスチックが25%以上配合されていれば、有料化からは除外されます。同じプラスチックにも関わらず、なぜ除外されるのでしょうか。本当に、全てのプラスチックが「悪者」なのでしょうか。

海洋プラスチック問題について研究を進めている「プラなし博士」こと、国立研究開発法人 海洋研究開発機構の中嶋亮太先生をお迎えし、海洋プラスチック問題の本質や環境に良いプラスチックについて教えていただきます。

海洋プラスチック問題をテーマに、「なんとなく」プラスチックを悪者にするのではなく、プラスチックの何が悪いのか本質を理解し、プラスチックとの付き合い方を見直してみませんか。

 

 

プログラム内容

1.アイスブレイク(10分)

2.プラスチックって?(20分) <菅沼こと>
 なぜプラスチックがこれだけ普及しているか、主にプラスチックの利点について学びます。

3.海洋プラスチック問題と環境に良いプラスチックについて(60分)
<国立研究開発法人 海洋研究開発機構 中嶋亮太先生>
海洋プラスチック問題について何が問題になっているか、その本質を学び、また、環境に良いプラスチックについて教えていただきます。

―休憩 10分―

 4.グループワーク(30分)
 学んだことや気づいたことについてグループで話し合い、今後のプラスチックとの付き合い方について考えていただきます。

 5.今後のプラスチックとの付き合い方をピッチ(10分)

 

日時

6月27日(日)
 時間:14:00~16:15

※zoomでのオンライン開催です。

※録画配信をご希望の方はその旨エントリー時に記載ください。

※zoomのリンクは開催1時間前を目安にお送りさせて頂きます。

 

対象

・環境問題に関心がある方
・海洋プラスチック問題の本質を知りたい方

 

講師プロフィール

中嶋亮太

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)副主任研究員。博士(工学)。1981年生。専門は生物海洋学。地球環境において大きな問題となっている海のプラスチック問題について研究を進めている。著書に「海洋プラスチック汚染 『プラなし』博士、ごみを語る」(岩波書店)等がある。ウェブサイト「プラなし生活(lessplasticlife.com)」の運営などアウトリーチ活動も展開。趣味は熱帯魚。

 

菅沼こと

大手化学メーカーで主にプラスチック材料の化学組成分析を担当し、分析を通して新規プラスチック材料の開発支援を行っている。プラスチック製造に関わりながら、プラスチックとの共存の仕方を模索中。趣味は旅行で海外に興味があり、タイガーモブにプロボノプロジェクトで参加している。

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