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ガーナ行きを迷っているあなたへ①|外国の支援に頼らないガーナ人を育てることへの挑戦

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ガーナ行きを迷っているあなたへ①|外国の支援に頼らないガーナ人を育てることへの挑戦

 

        

 

 

こんにちは、タイガーモブです!

今回は、2020年春に開催される【STARTUP AFRICA in Ghana 3rd Batch - 農業と教育の課題に挑む2週間】

受け入れをしていただきますNGO団体・Farm for Livelihood Associationさんより、

より一層プログラムに参加したくなるメッセージが届いております!

 

全部で3部作になる予定です。

 

 

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はじめまして。青年海外協力隊としてNGO Farm For Livelihood Associationと一緒に活動していた上野です。

参加を悩んでいる方の一歩を後押ししたいと思い、筆を執りました。

今回はインターン先となるNGOの代表についてご紹介します。

 

 

 

【外国の支援に頼らない 自分たちの力でガーナ人を育てることへの挑戦】

 

 

協力隊として派遣されてから、「〇〇ちょうだい。」と、お金や身に着けているものを頻繁にせびられ、

冗談であってもその言葉に慣れていない私は気が滅入ることがありました。

 

実際、様々な援助機関から支援を受けた機械や物は粗雑に扱われ使えなくなっていたり、

またいずれ誰か来るからと言って次の支援を当てにしていたり、国際協力の現場を目の当たりにしながら、

支援ってなんだろうと悶々とする日もありました。

 

そんな中、街で偶然NGOの代表に出逢ったのです。

穏やかな口調ながらも、内からわき上がる「コミュニティを自分たちの力で変えたい!」という確固たる信念に共感し、

この人を応援したい、ガーナ人の・ガーナ人による・ガーナ人のための自立を手伝いたいと思った日のことを今でも覚えています。

 

 

NGO Farm For Livelihood Associationは、農業を通して、障がい者や若者の就労、学校に通えない子どもの就学支援に取り組む団体です。

 

代表は、もともと経済的に裕福ないわゆるエリートというわけではありません。

むしろ、代表自身が、小さい頃にお金がなくて学校に通えず、マーケットで働いていました。

苦労して高校を卒業後、保健局のスタッフとなってコミュニティを回ったときに目にしたものは、

幼い頃の自分と変わらず、マーケットで台車を引きわずかなお金を稼いでいる子どもたちの姿でした。

いろいろな援助機関が入っているけど、自分のコミュニティは何も変わっていない、

自分が苦しんだことと同じことで苦しんでいる子どもを増やしたくないと考え、事業を始めました。

 

地域で放置されている畑を耕し、野菜の種をまいて育て、収穫して得た収入の一部を

子どもたちの奨学金にも活用する仕組みの農業です。

〇〇がない・△△がないから始められないとよく口にする人もいましたが、代表の考えはちがいました。

 

「自分たちはもうすでに資源を持っている。大事なのは、どう使うかなんだ。

支援を待っているだけじゃなにも始まらない。お金は自分たちで生み出し、回していくものなのだ」と。

 

 

 

【勉強?バイト?遊び?いつもの大学生活を送るより、長い春休み、いつもとちがうに触れてみる】

 

 

きっとこのページを見てくれている人は、国際協力に興味がある人が多いのかもしれません。

 

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」というのは有名な話ですが、

釣り方を教えると一口に言っても、(釣り竿は作る?買う?誰を対象に?魚がとれないときの対応はどう教える?教える側はどんな役割分担?逆に魚がとれるとこって私たち知らないよね…?等)考えることはいっぱいです。

 

具体的に戦略を練ることができたとしても、実践でうまくいくかはやってみないとわからない。

インターン中、代表や自分が関わる目の前の人との対話を重ね、トライ&エラーを繰り返し、

もともと知識としてある自分の学びだけでなく、現場での実践から得る学びをより深めて、

理論と実践を自分の言葉で語れる人になってみませんか?

 

 

国際協力に興味がない人でも、自分が何をして生きていくのか?これは、誰しもが一度は悩むテーマだと思います。

代表が今の仕事をするに至った生い立ち、今の事業の始め方、NGOを運営していく中での苦悩と葛藤…、

長い春休み、日本を飛び出して、アフリカ・ガーナでもがきながらも前に進む一人のガーナ人の生き様に触れることは、きっと自分の中に新しい未来をもたらしてくれるんじゃないかなと思います。

 

 

次回は、NGOと取り組んだ具体的な活動内容をご紹介したいと思います♪

 

 

・ 執筆者紹介

上野 真理恵  

現職教員特別参加制度を通し、青年海外協力隊・学校保健隊員としてガーナに派遣。養護教諭としての経験を活かしてガーナの学校保健活動推進に携わりながら、毎日畑に出向いて農作業・NGOの支援活動を行う。 帰国後は、復職し福島県内の小学校の養護教諭として勤務する傍ら、2020年東京オリンピックにおける地元福島県猪苗代町のガーナ選手ホストタウン事業をお手伝いしている。 アフリカ帰りの保健の先生が、かわいいかわいい1年生によってアメリカ帰りの保健の先生に変換されているのが、最近の悩み(笑)

 

 

 

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次回記事もお楽しみに!

コチラのプログラムの詳細はこちら!

>>>https://www.tigermov.com/internship/detail/391

 

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