「海外インターンから何を得られるのか」「海外インターンの本音は」…挑戦に迷っている方々が一番知りたい事ではないでしょうか?
海外インターンへの挑戦に迷いのある方に読んで欲しい、先輩インターン生たちの"After STORY”vol.7
第7弾はスリランカインターン経験者、高校2年生の井上優さんです。
ー海外インターン行った経緯を教えてください!
高校1年生の時、教育実習に来ていた大学生と仲良くなりました。その方が海外インターンのタイモブの社長さんのことを知っていて、海外志向の強い私に「海外インターン向いていると思うよ」と教えてくれたことが、初めて”海外インターン”というものを知ったきっかけです。
HPを検索してみて関心を持ち、心の片隅でいつか自分も行ってみたいと思っていました。高校1年の時はアメリカへ留学し、2年生になって別のことに挑戦したいと思った時、海外インターンを思い出しました。知り合いにタイモブを使って海外インターンへ行った方がいて、私も行くことを勧められ、思い切って挑戦することにしました。
ーどんなインターンに挑戦しましたか
スリランカのホテルで5週間お仕事をしました。1~3週目はハウスキーピングのスーパーバイザーと営業、4~5週目はそれまでの仕事に加えてレストランでも働いてきました。スーパーバイザーの役目は、ハウスキーピングが十分であるかチェックすることです。お客様の部屋の質を保つために丁寧に確認しました。
営業活動ではホテルにお客様が来てくれる様に、広報活動を行いました。現地の日系企業などを回って、ホテルを利用してもらえる様に宣伝をしてきました。レストランの仕事ではウエイターとして食事をサーブしたり、お客様とコミュニケーションをとったりしました。
ーインターンで印象に残っていることはありますか
日本人のインターン生と一緒にホテルのプロモーションへ行こうとした時に、上司から「成果を出せないのに営業へは行かせられない」と言われてしまいました。そこで私たちは自分たちで集客のための企画をすることにしたのです。
具体的には、スリランカ在住の日系企業関係者を対象に、ホテルでカクテルパーティーを行いました。5人の日本人インターン生だけで企画から当日の運営までおこうことは簡単なことではなかったのですが、なんとかやり遂げました。
当日は、40名程の日本人の方々に来てもらうことが出来ました。スリランカ在住の日本人は約800名ということなので、全日本人の5%にホテルのことを知ってもらえたことになります。日本人コミュニティーの小さいスリランカでは大きな数字だと思います。
事実、このイベントの後に日系企業からホテルの予約が貰えました。イベントを通してホテルを知って貰えた方から予約を頂けたことはとても嬉しかったし、ゼロから物作りをしてそれが実ったことも嬉しかったです。
ーインターンで苦労したことはありましたか
正直に言うと、最初は「来る場所を間違えたかも」と思っていました。渡航前は、ホテルで忙しく働くイメージを持っていたのですが、いざインターンが始まると仕事がなく手持ち無沙汰なで、暇と感じてしまったんです。
することがなく座っていると、「私は一体何のためにわざわざスリランカまで来たのだろう」と落ち込んでしまい、もっと忙しいインターンへ行けばよかったと思いました。
しかし、これではいけないと思い、インターン4日目にしてやっと「何か仕事はないか?」と聞いてみました。すると、仕事は沢山あったのです!!ホテルの従業員の方々も私に沢山仕事をさせていいのか分からず、休憩させてくれていただけでした。
この時、自分から行動しないと何も始まらないんだということを実感しました。日本にいると、当然のように色んなことを与えられますが、世界では当たり前ではないということはよく分かりました。
それからは、従業員仲間に積極的に話しかけてコミュニケーションを取るようになりました。いつの間にか「ベイビー」というあだ名も貰い、一緒に楽しく働くことが出来たと思います。
ーインターン以外の思い出はありますか
週末が休日だったので、バスでスリランカを旅しました。観光大国なので見る場所は沢山ありました。ジープに乗ってサファリに行ったりして、日本では絶対に出来ない経験をしてきました。また、スリランカで働く日本人にお話を聞きに行きました。どんどん紹介してもらい、5週間で20人の方々に会うことが出来ました。
スリランカにいる理由は皆さんそれぞれで、色んな働き方があっていいんだと知ることができました。将来、国を超えて働くことに憧れているので、世界をフィールドとして実際に働いている方たちのお話を聞くことが出来たことは貴重だったと思います。
ーインターン後に変化はありましたか
周りのからは「歩き方が変わった」と言われました。渡航前はせかせか忙しいのが好きだったのですが、スリランカのゆっくりした時間の流れに影響されたのか、帰国後はゆっくり歩くようになったみたいです。
また、時間の使い方も変わりました。それまでの予定を詰める日々から、少しの余白を作ることを大切にするようになりました。その余白の時間で、読書やデザインの勉強など、やりたいと思っていたのにやってこなかったことが出来るよになりました。
ー後輩インターン生へのアドバイスをお願いします
私自身は、留学と海外インターンの両方を経験して、インターンの方が向いていると感じました。留学は、学ぶことがメインですが、インターンは学ぶからアウトプットまで出す必要があり、基本的には成果もすぐ分かります。急激に成長したい、成長角度をあげたいならインターンなのかなと思いました。それを求めるなら、海外インターンはありだと思います。
ーインタビューを終えて
ベイビーというあだ名がぴったりな可愛い女子高生の彼女は、高校2年生で海外インターンへ挑戦されました。インターン4日目で「何か仕事はないか?」と聞いた時には緊張したことだろうと思いますが、自分から動くということを実践した彼女は凄いと思います。
まだまだ伸びしろが無限大と感じる彼女のこれからの挑戦が楽しみです。
以上、今回のAfter STORYでした。いかがでしたでしょうか?タイモブでは、記事でご紹介したインターンシップ以外にも、世界各国でのインターンシップ情報は掲載しています。世界36カ国260件以上のインターンシップ情報はこちらをクリック!
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