TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/スリランカの体験談:スリランカを知れば知るほど、きっとあなたも行きたくなるはず!
私は2024年2月から1か月半ほど、スリランカにある日本語フリーマガジンの会社でインターンに参加します。
そこで今回は、スリランカに行くなら知っておきたい基本情報について、文献をもとに紹介します。
スリランカとは
スリランカは、1948年2月4日に独立した国です。
国土面積は6万5620平方キロメートルで、北海道の80%ほどの大きさです。思ったより小さいですね。
首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテで、旧首都コロンボの中心地から南東に10kmほど離れています。
もともとはコッテと呼ばれていたのですが、当時のジャヤワルダナ大統領が、かつての都の名称と自身の名前が同じであったことから、旧名を復活させ、正式名称がスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテとなったそうです。
1985年にコロンボから遷都されましたが、首都機能は一部を除いて多くがコロンボに残っています。
人口は、2215万6000人(2021年年央)です。北海道の人口の4倍ほどですね。
公用語はシンハラ語とタミル語で、他にも英語が使用されています。
宗教は、仏教(上座部仏教)(70.1%)で、ヒンドゥー教(12.6%)、イスラム教(9.7%)、キリスト教(7.6%)となっています。
スリランカの教育
スリランカでは、義務教育期間が5歳~16歳で、小学校1年生の就学率は約100%、義務教育を修了するのは約80%、義務教育終了時の国家試験に合格し、高校進学の資格を得るのは約30~40%、その後大学に進学するのは2%弱となっています。2020年のスリランカ全体の識字率は、男性93.8%、女性92.2%で結構高いと思います。識字率も、義務教育の修了率も、結構高いですね。
スリランカの医療制度
スリランカの医療制度は南アジアで最も高く、人口の大部分が国家から無料で提供される広範な医療制度を利用できるそうです。医療制度が整っていると、海外旅行に行くときにも安心できますね。
スリランカのGDP
スリランカはGDPが890億ドルで、インドの3兆1763億ドル、バングラデシュの4163億ドルには及びません。
しかし1人当たりのGDPでは、スリランカは4016ドルであり、インドの2280ドル、バングラデシュの2498ドルよりも2倍くらい上回っています。
それに加え、1人当たりの購買力平価ベースのGDPでも、スリランカは1万4707ドルで、インドの7316ドルやバングラデシュの7044ドルよりも2倍くらい高くなっています。
スリランカの産業
スリランカの産業構造は、イギリス植民地時代から続く天然ゴムと紅茶の伝統的なプランテーション栽培というモノカルチャー的な経済構造でした。しかしその後、スリランカ政府は自由貿易地域を設け、繊維産業などで外国企業を誘致してさまざまな特権を与えています。
GDPに占める農業の割合は、独立直後の42%から2021年には9.0%に減少したのに対し、鉱工業が27.8%、サービス業は57.5%に上昇し、農業から工業・サービス業へと産業構造の高度化が進んでいます。
農業は、主に紅茶、ゴム、ココナッツの3大輸出産業と、国民の食糧確保のためのコメの生産から成り立っています。特に紅茶については世界第5位の茶葉の生産国として有名です。また、品質の良い宝石と貴石の原石を採掘し、加工していることから、世界屈指の宝石産出国として知られていて、鉱業・採掘業のシェアは徐々に拡大しています。紅茶や宝石はお土産にも良さそうですね。
スリランカの観光
スリランカは北海道の8割程度の6万5610平方キロメートルという狭い国土に、8つの世界遺産(聖地アヌラーダプラ、古代都市ポロンナルワ、古代都市シギリヤ、聖地キャンディ、ゴール旧市街とその要塞群、ダンブッラの石窟寺院、シンハラジャ森林保護区、スリランカ中央高原)があり、自然公園やリゾートホテルなどの観光資源に恵まれています。そこまで広くないエリアにたくさんの観光スポットがあるので、短期間の旅行でも十分満喫できそうですね。コスパ最高です。
おわりに
スリランカは識字率が高かったり、国民1人当たりのGDPが高かったり、医療制度が整っていたり、世界遺産が豊富で、紅茶や宝石が有名だったりして、調べる前よりもイメージが良くなりました。早くスリランカに早く行って、実際にスリランカを感じたいと思いました。
まだ出発まで時間があるので、スリランカのグルメや歴史・文化についても今後調べたいと思いました。
まだ行ったことがない国ではありますが、ぜひ旅行に、ぜひインターンにおすすめしたいです。
スリランカで会いましょう。
参考文献
ARC国別情勢研究会(2023年)『ARCレポート スリランカ2023/24』
外務省「スリランカ基礎データ」(2023年12月2日閲覧) https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/srilanka/data.html
Miyuki
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