海外インターンシップを検討している方の中には、「留学とインターンどっちに参加しようかな…」と悩んでいる方が少なくありません。
近年、海外インターンシップはどんどん参加者が増えていますが、そもそも海外インターンシップってなんだ?という方もいますし、留学と比べるとまだまだ知名度は低いです。
そこで今回の記事では、留学と海外インターンシップを比較した時の特徴の違いを解説!
これを読んだら皆さんも「インターンと留学って全然違うじゃん!!」となりますので、是非最後までチェックしてみてください。
結論からお伝えすると、海外留学と海外インターンシップにおける最大の違いTOP3は
「費用面」
「得られる経験やスキル」
「求められるもの」
です!
それでは一つずつ解説していきます!
1. 費用面
一つ目に留学とインターンシップで大きく違うのは参加することにかかる費用です。
一般的な例になりますが、留学に必要なお金は↓
◆申込金(斡旋費用)
◆学費(入学金、授業料、教材費など)
◆生活費(居住費、食費、交通費、交際費など)
◆保険料
◆渡航費等々
国や期間によってピンキリですが、JASSOの留学実態調査によると平均で217万円(6ヶ月の場合)かかるそうです。若者を海外へ送り出そうといろいろな奨学金制度がありますが、審査は厳しく返済しなければならないものが多いのが実態です。
それに対してインターンシップはというと、
◆申込金(タイモブは税込一律16.5万円)※学生が渡航型のインターンシップに参加した場合
◆生活費
◆保険料
◆渡航費
留学と比べると項目がひとつ減りましたね。
しかしそれだけじゃない!インターン先により異なりますが、活動費(報酬)が支給されます。
過去に海外インターンシップに参加した方の実際の例によると、現地でかかる生活費はこの活動費(報酬)で賄うことができたので、必要な費用は〈申込金・保険料・渡航費〉だけでした。総額35万円程度だったとのことです。
もちろんインターン先の企業の活動費、渡航国の生活水準、どのくらい外食したり休日に遊びに行くかにもよってかかる費用は変わると思いますが、いずれにしても留学と比較してインターンは格段に安く参加できることがわかっていただけたと思います!
>>詳しくはこちらの記事をチェックしてください!
・【総費用編】海外インターンシップにかかる費用はいくら?
2 得られる経験やスキル
皆さんはグローバルに活躍するために必要とされている6つの能力をご存知でしょうか?
その6つの能力とは「語学力、協調性、柔軟性、決断力、創造力、人間性」です。
海外で働くとなるとこの中の「語学力」に注目が集まることが多く、また、留学に挑戦しようとしている方の多くもこの語学力を身につけたいと思っている方が多いと思います。
しかし、語学力というのは6つあるうちの1つの能力に過ぎず、それに対して、これらの能力を幅広く経験し身につけることができるが海外インターンシップの特徴です。
インターン先によっては日本人が自分一人という環境もありますし、そうではなくても現地のメンバーとともに働くことは当たり前の環境です。
その中で日本では常識だと思っていたことが全く通じない中でも「協調性」や「柔軟性」を培ったり、仕事で成果を出すにあたって「決断力」や「創造力」を鍛えることも必要です。
もちろんインターンシップも海外で仕事をするので、実践の中で「語学力」を身につけることができます。
このように、語学力以外の能力も伸ばすことができるのがインターンシップの特徴です。
6つの力は海外で働くかどうか以前に、社会に出て活躍するために必要な力となりますので、将来どんな選択肢を選んだとしても、きっとあなたの糧となるでしょう。
>>詳しくはこちらの記事をチェックしてください!
・海外インターンシップに挑戦する3つのメリットとは?
3. 求められるもの
最後の違いは求められるものの違いです。
〈留学〉
◆受け入れ先(学校)が参加者に求めるもの▶︎▶︎成績・語学力の向上
〈海外インターン〉
◆受け入れ先(企業)が参加者に求めるもの▶︎▶︎戦力としての活躍
留学は学校もビジネスですから、受け入れれば利益が出ます。
しかし、海外インターンシップでは、企業側はインターン生を受け入れることで利益は得られません(参加者が企業にお金を払う訳ではないから!)
インターン先企業は利益を出すために仕事をしていて、インターン生にもそれなりの教育時間を割いています。
お互いにWinWinの関係を築くためには、参加者が戦力とならなければなりません。
そうです!インターンをする際に心がけなければならないのは、自分自身もその企業のチームの一員となり、事業を作り上げたり売上を伸ばしていったりするということ。
ただ勉強するだけでは、受け入れ先企業にとって不利益になってしまいます。
そのため、インターン生はお客様として現地に行くのではなく、しっかりと結果を出すことが求められます。
厳しく聞こえるかもしれませんが、少し難しい状況や今の自分からストレッチする経験の中でこそ、人は成長できると思いますし、だからこそ、私たちは海外インターンシップに価値があると考えています。
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以上、留学↔︎インターンシップが決定的に異なるポイントTOP3!について解説してきました。いかがだったでしょうか?
海外インターンシップについてもっと理解を深めていただける記事をご用意していますので、ぜひこちらもご覧ください↓
・大学生のうちに挑戦したい海外インターンシップ|語学力は必要?有給・無給/短期・長期インターンの違いを解説<2023年版>
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