TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/香港の体験談:働いてみて知った、香港と自分の新たな一面
1月から2月末までの2ヶ月間、香港のクリエイティブ・エージェンシーにてマーケティングアシスタントとしてインターンをしていましたまーごです!
私は香港とのハーフで、幼少期に香港に住んでいたこともあり、香港の事は詳しいつもりでしたが、今回香港で働くという事を通して、まだ知らなかった新たな香港と自分の一面に気づく事が出来ました。
今回は、そんな2ヶ月間のインターンを通して学んだことや感じたことを振り返ってみようと思います。
1. なぜインターンシップに挑戦したのか?
私がインターン開始前に掲げていた目的は以下の通りです。
①バイヤーを目指す上で必要な、的確にクライアントのニーズを把握する力を身に付け、市場のニーズを捉えられる先見性を養う。
②自身のやりたいことはどのような業務と関連が深いか、どのような職務に向いているのか、といった自身の適性を見つけることで、将来の職業選択における判断材料の一つにする。
③将来海外で働きたいと考えているため、日本とは異なる労働環境で働くことで身をもって働き方の違いや商慣習を理解し、海外で働くことに関しての可能性を広げる。
2. インターンシップ内容と成し遂げたこと
ほとんど毎日業務内容が異なり、様々な仕事に携わることができました。
どんな業務に携わっていたかと言うと・・・
・マーケティング リサーチ(各種ウェブサイトやSNS)
・business development(見込み客リストの作成)
・セールスメール(メールテンプレートを作成、送信)
・ベンチマーキング (競合他社の強みを学ぶ)
・クライアントの店舗実地調査(提案書の下準備として)
・クライアントのリーフレット作り
・自社広告のデザイン
・自社ブログ記事の執筆(計3本、香港と日本の広告差異について書いた記事は通常の3倍のリーチに)
3. 目的は達成できたか?
結論から言うと、①はあまり達成できませんでしたが、②と③に関しては達成することができました。
①はクライアントと直接関わる業務があまりなく、ニーズを知る機会も少なかったことが原因ですが、もっと自分から積極的にクライアントと関わる機会を貰いに行っていれば違っていたのかなと思います。
②は様々な業務に携わらせていただいたので、自分が何をやっているときにワクワクするのか、どんな業務が向いているかなどを見つけることができました。
③は毎日積極的に現地スタッフとコミュニケーションを取っていた為、仕事に対する意識であったり、香港の労働文化などを直に感じることができました。
4. インターンシップで感じたこと、学んだこと
① 香港で働くということ
香港で働くということ香港で一番多く話されている言語は広東語であることは周知の通りですが、ミーティングやクライアントと話すときは英語を使うというのには驚きました。オフィス内では常に日本語や広東語、英語、時には中国語が飛び交っており、何ヶ国語も操るスタッフに刺激を受ける毎日でした。また、香港では転職が当たり前で、2〜3年働いてある程度の経験を積むと、その経験を活かしてさらに給料のいい職へと簡単に転職していきます。実際に30歳までに5社で働くのも香港では普通のこと。常に自分のキャリアアップを考えながら働き、次のステップを自分で見つけていく香港人のたくましさは見習うべき点だと感じました。
② 岐路に立つ広告業界
岐路に立つ広告業界デジタル化の流れにより、AIでも広告を作れるようになった時代。今までのやり方に固執していては生き残れない、広告業界全体に大きな変化が求められていることを知りました。また、決まった商品がないため、営業を行う上での難しさや時間と労力をかけてアイディアを企画してもクライアントに選ばれなければ利益が発生しないことなど広告業特有の大変さを知ることができました。そのような厳しい環境の中で、常に自らをアップグレードし、再構築することが生き残りへの道なのだと学びました。
③ 自分の将来を見つめ直すきっかけ
インターンをする前は、マーケティングという言葉の概念は知っていても実際にどのような仕事をするのかいまいち想像がつきませんでした。しかし、2ヶ月間マーケティングアシスタントとして様々な業務に携わらせて頂いたことで、マーケティングの基礎から具体的な手法まで実践的に学ぶことができました。オフィスワークだけでなく、外でのリサーチをする機会もあり、多種多様な業務に取り組む中で、自分はどんなことをやっている時が一番楽しいのかということを判断する材料をたくさん手に入れられたことは大きな財産であり、積極的に仕事を任せてくれた社長さんには大変感謝しています。
5. 今後の展望
現在はシンガポールでECに携わるインターンを行なっているので、香港のインターンで学んだことを少しでも活かして、より多くのことを吸収したいです。また、達成できなかった顧客のニーズを捉えるという目的を今回のインターンでは必ず達成して自身の成長に繋げます!
6. 最後に
香港とのハーフであり、幼少期を香港で過ごした私にとって香港は特別な場所です。毎年香港を訪れているし、香港についても詳しいと思っていました。しかし、この2ヶ月間TYAでインターン生として働かせて頂いて、まだまだ自分の知らない香港がたくさんあったことに気づかされました。広告業界やマーケティングに関してはもちろんのこと、外国人と働く上での困難や、働くことに対する意識や姿勢が日本とは大きく異なることを学び、短い期間ではありましたが非常に有意義で貴重な体験をすることができました。
まーご@香港
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