TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/カンボジアの体験談:イメージと違っているかも?!カンボジアの農業について
皆さん初めまして!
この度、カンボジアの農産物貿易を手掛けている企業で1ヶ月半インターンシップを
させて頂くことになりました中村と申します。
大学生の内に農業に1度携わってみたいと思っていて、さらに就職活動の前に
海外で働き、価値観の違い人たちをマネージメントして、成果を上げてみたいと考えていたので
この企業をインターン先として決めました。
インターンが1週間後と迫っている中、カンボジアの農業について事前に調べることにしたので、
今回はカンボジアの農業について皆さんと調査内容を共有したいと思います。
(1)生産について
カンボジアで栽培されている野菜には多くの種類があり、
キャベツ、はくさいなどといった葉菜類、さやいんげん、フジマメなどといった豆科野菜、
きゅうり、かぼちゃなどの果菜類、それにサツマイモのような塊茎根類などが栽培されています。
これらの野菜は、首都のプノンペン市内にある卸・小売市場、スーパーマーケットでよく売られています。
しかし、すべてがカンボジア産ではなく、多くを輸入に依存しているのが現状です。
かつてはタイからの輸入が多く、最近ではベトナム産野菜の輸入が急増しています。
安価なベトナム産野菜のまとまった流入により、国内の農家の方々の野菜増産への意欲を失わせてしまっています。しかし、ベトナム産の野菜は、栽培の過程で肥料・農薬を多投していると言われており、
その点、カンボジアの野菜栽培は、肥料・農薬の投入量が少ないです。
(2)流通について
野菜の基本的な流通経路は、農家での生産、産地での集荷、産地からの輸送、
卸売市場での取引、小売市場での取引、消費者の購入の順ですが、
カンボジアでは農家との契約栽培のような経路、農家から直接ホテルやレストランなどの大口需要者へ
販売するケースなどが加わり、流通経路が多元的で不透明性なものとなっています。
そして、野菜が種別ごとに、明確に仕分けされているとは限らず、価格の形成プロセスも明らかではありません。
こうした流通システムの不完全性のもとでは、農業者と消費者あるいは流通業者と食品加工企業など
実需者の間で野菜の取引が安定的に行われているとはいえません。
また、物流に要する輸送費が高く、野菜など農産物の円滑な輸送を阻害する要因の一つになっています。
今回の調査を通して、カンボジアも日本と同様に農産物を外国からの輸入に頼っているのが
現状であることを知り、カンボジアでは自給自足の生活が送られているのではないかという
自分のイメージとは異なっていたので驚きました。
今回のインターンシップではカンボジアの農業の未来が少しでも明るくなるように
1ヶ月半という短い期間でありますが、自分の出来ること全てをやり尽くして日本に帰国したいと思います!
最後まで読んで下さり有り難うございました。
つかさ@カンボジア
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