TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/カンボジアの体験談:トラクター職人に学ぶ阿吽の呼吸
こんにちは!カンボジア・バッタンバンでインターン中のぴょんぴょんです。
今回はインターン先の会社のメイン事業である中古トラクターの買取・修理・販売についてご紹介します。
これはオフィスの入り口に展示している修理が終わったトラクターたちです。
素人目には新品と区別がつかないくらいピカピカです!
もちろん、外見だけでなく内部の細かい部分までしっかり修理してあります。
買い取ってきたときにはボロボロに傷んでいたトラクターを新品同然まで蘇らせることができる
通称「メカニック」と呼ばれるトラクター修理職人の技術が本当にすごいんです!
この4人がメカニックです。
スタッフ同士みんな仲良しですが、特にメカニックたちの結束力は強いと感じます。
修理している様子は、まさに阿吽の呼吸を体現したようです。
トラクターの修理ときくと、このような大掛かりな作業をイメージするかもしれません。
当然大きくて重いパーツを着脱する作業も含まれますが、実際は細かくて地味な作業の割合のほうが圧倒的に高いです。
微妙にサイズの違う金属やゴムの部品を組み合わせていったり、電子回路を調整したりします。
向きや順番を間違えると故障の原因になるので確実に行っていきます。
塗装もただ上から塗り直すのではなく、一度すべて剥がして白の塗料を塗った後にオレンジ色を塗るという丁寧な仕事ぶりです。
役割分担して一人一人が違う作業をしているときの集中力の高さにも驚かされますが、2人で一つの作業をしているときの息の合い方は抜群です。
どの部品をどの道具を使ってどのような手順で組み立てるのかなど、全員が知識と技術をしっかり身につけていることがよく分かります。休憩時間にも解説書を読んだり修理動画を見たりするほど向上心があるメカニックの努力の賜物だなと思います。
こうして修理が終わったトラクターは次の農家の元で活躍します。
お買い上げ後のアフターケア対応も怠らず、お客様との信頼関係を築き、次のお客様と出会えるチャンスを広げています。
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日々の暮らしではカンボジアは日本よりものんびりしていて大雑把だ、という通説にうなずける場面がたくさんあるのですが、この会社のメカニックに限って言えばそれは当てはまりません。ミリ単位以下の細かい作業も決して妥協せず確実にこなし、就業時間をめいっぱい使ってスケジュール通りに修理を進めようと励んでいます。
メカニックたちの仕事ぶりを目の当たりにしたことで、カンボジア人に対するイメージが変わりました。
先入観にとらわれず現場を見て自分で確かめることが改めて大切なのだなと思いました。
ぴょんぴょん@カンボジア
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