・海外インターンシップってどんなことをやるの?
・休学してインターンするのが不安…
・インターンを頑張ったらどんな自分になれるんだろう?
海外インターンシップにまだ参加したことない方にとって、わからないことだらけ、面白そうだけど飛び込むのが不安…と思うのは当然です。
そこで、今回は実際に海外インターンシップに参加している方にインタビューを実施!
休学を決断して海外でのインターンシップに挑戦した葛藤や、そこで得られた経験など、インターンシップをすることがグッと身近になるお話を聞いてきました。
海外インターンシップに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
休学という周りと違う道を選び、海外インターンに挑戦
・佐藤さんはなぜ海外インターンシップに挑戦することを決めたのですか?
一番の理由は、大学時代のうちにずっと憧れていた東南アジアで大きな挑戦をしたいと思ったからです。
私は中学校の社会科の授業で東南アジアの活気にあふれる混沌とした街の様子を見た時から、想像もつかないところに興味を掻き立てられ、東南アジアに行きたいと感じていました。
そのため大学ではラオスで教育支援を行う学生団体に入ってましたが、コロナの影響で渡航ができない状態で3年生の時に引退してしまいました。
その後アメリカやイタリアでの留学も経験しましたが、就職活動をしているうちにもやもやを拭えきれず、休学をして東南アジアでのインターンシップを決めました。
後悔をしたくないという思いから「動くなら今だ」と感じ、最初は海外でのボランティアを探していましたが、その中で海外インターンシップという選択肢を知りました。
・休学をしてインターンシップに参加しましたが、決断にあたっての迷いや周りの反対はありましたか?
一人だけ周りと違う道を歩む不安と怖さがありました。
休学を考えていた時点で内定をもらっていた会社もあったので、「内定を蹴ってまで海外インターンに行くのか?」という、自分自身の中で葛藤がありました。
周りの友達も自分と同じように就職活動をしていて、特に私の大学では休学する人が少ない環境だったので、それも不安でした。
また、父はこの挑戦に賛成をしてくれていたのですが、母は欧米への留学もしていて内定もあるのに東南アジアというリスクの高い国への渡航を心配して、最後まで許可をしてもらえませんでした。
結局、母からの同意は得られないままインターンに応募して合格しました。
父に書類のサインをしてもらって、その時点では母には内緒で休学もしました。
そのため、母とはLINEでも連絡がつかない状態で渡航をしました。
そんな状態で渡航して、1ヶ月が経ったころから母が「ご飯食べてる?」などの心配の連絡をくれるようになりました。そして現地で営業での成果が出たり、ティックトックのフォロワー数の増加などカンボジアでの経験を経て少しずつ安心してくれるようになり、帰国後に対面で会ったときには余計に明るくなった私の様子をみて「行って良かったね」と言ってくれるようになりました。
初日から仕事を自分で掴み取り、最後はカンボジアでインフルエンサーに
・その中で今回のインターン先企業を選んだ理由は何でしたか?
私はアジアの途上国のリアルをみたいと思っていたので、カンボジア、ミャンマー、ラオスの3か国に絞って調べていました。
その中で「日系No. 1商社」という文言に惹かれ、大きいことにチャレンジしていろんな人に出会えそう、商社というものが何をやっているのか詳しくはわからない状態だったけど食品の商社って自分にも身近そう、と思いここでの挑戦を決めました。
・佐藤さんのインターンシップでの業務内容を教えてください
私が行ったことは主に4つです。
①地元の静岡と海外を繋ぎたいとの想いから、静岡産の抹茶をカンボジアの現地のカフェに卸しました。
カンボジア到着後の初日の夜ご飯の機会で「これやりたいです!」と自分から提案し、自分で掴み取りました。
②大好きなお酒の営業をしました。
現地のパブストリートやバーを回って、現地ではまだ文化が根付いていない日本酒やサワー、カクテルの営業・カクテル開発をしていました。
③ラオスの情報サイトの開発をしました。
インターン先企業の計画として、次はラオス市場を狙っていきたいとのことだったので、市場調査を兼ねて日本人向けの総合情報サイトを作りました。自分で社長に提案して、他のインターンと共に陸路でラオスに渡り、出張をしました。
④カンボジアでInstagram&TikTokインフルエンサーになりました。
これは業務というよりは、自分個人の挑戦として、カンボジア人をターゲットにして、日本人がクメール語で話す様子などを動画撮り、フォロワーが4000人を超えました。最終的にはマンションのCMとかラーメンの広告に出るほどに人気となり、このまま1万人超えを目指して頑張っています!
どの業務についても自分で仕事をつくる・取りに行く姿勢が大事だと思います。最初は何をして良いか分からず、受け身の姿勢になりがちですが、仕事は自動的に回ってくるわけではないので、私は1日目から自分で仕事を掴み取りに行く姿勢で挑み、結果として様々なことに挑戦することができました。
逆境を乗り越え、成長のきっかけに
・インターン先企業の魅力を教えてください。
魅力は、自由度の高さです。
インターン生と言ってもインターンシップ用の業務をやるのではなく、社員と同等にリアルな業務そのものに携われるのがこの企業の特徴です。
どんどん提案することでいろんな仕事をやらせてもらえます。
また、インターン生が多いことも魅力の一つです。私の時は8名のインターン生が在籍していました。
インターン生はみんな真面目ですが、遊ぶときは全力で遊ぶパワフルタイプだったので、休日はみんなで国内旅行に行ったりとすごく楽しかったです!
仕事面でも私の負けず嫌いの性格から「絶対負けたくない!」という思いで、お互いをライバル視をして切磋琢磨していました。
・インターンの業務内容の中で大変なことは何ですか?
現地では飛び込み営業をやっていて、私はパブストリートなどにもガンガン営業に行っていました。しかし、カンボジア人スタッフはガンガン営業に行くことで店の人に迷惑に思われるんじゃないか、と思い乗り気ではなく腰が重かったです。クメール語でないと伝わらない場面もあったので一緒に営業に来て欲しいと依頼しても来てくれませんでした。
また、カンボジアには日本のようにサワーを飲む文化がないので、そもそもサワーとか言っても伝わらなくて追い返されることもありました。
それでも商品の写真やレシピ資料を作ったり、その場でテイスティングをしてもらうこと、さらにはポスターやメニューを作成してすぐにメニュー導入できるようにした結果、導入してくれるところが増えました。
私は負けず嫌いなので、厳しい環境の方が自分を奮い立たせて頑張ることができます。なので、今回の経験も逆境を乗り越えて成長するきっかけにすることができました。
挑戦することが怖くなくなった
・佐藤さんにとって、インターン参加前と参加後で自身の一番の変化は何ですか?
一番の変化は、挑戦が怖くなくなったことです。
私はインターン参加前から何事もチャレンジするタイプでしたが、休学の決断や現地での仕事を通して、自分の心に従順に、思い立ったらすぐ行動するようになりました。
日本に帰ってからは、刺繍やアクセサリーが可愛いカンボジア雑貨が気に入ったので、今後自分で買い付けしてウェブで売って行きたいと思っています。
そのために、Webマーケティングの長期インターンに応募し、100人に1人の最終面接に合格しました。
・今後の将来について考えていることを教えてください。
私は小さい頃から海外=CAさんというイメージがあり、航空会社のCAさんになりたいと思っていました。CAさんは今でもカッコ良いと思う憧れの職業ですが、今回の海外インターンシップを経て、もっといろんな海外に関わる手段があるということを知りました。
今回の経験を通して、自分はもっとガツガツ系なんじゃないかと思っていて、今はCAさんよりも海外に駐在して営業などをしたいと思っています。
インターンをやる前は、営業はノルマに追われるなど怖いというイメージがありました。しかし、実際にやってみると、負けず嫌いの自分に営業があっていることを知りました。
後悔しないように、今しかできない経験を
・最後にインターンシップへの参加を検討する方にコメントをお願いします。
海外インターンへの参加はすごく大きい決断だし休学も怖い決断だと思うけど、今では本当にやってよかったと思っています。
インターンに挑戦することはお金もかかるけど、迷っているなら大学生のうちに挑戦してほしいと思います。
お金は後で稼ぐことができるけど、大学生のうちの経験は今しかできません。
私もそうだったけど、就職の前に海外でインターンシップをすることで経験になるし、考え方が変わるので絶対にポジティブな経験になります。
是非迷っている人は一歩を踏み出して欲しいです!
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いかがでしたでしょうか。
佐藤さんの挑戦を通して、海外インターンシップに参加することの意味、どんなことが得られるのか、どんなやりがいがいがあるのかなど、具体的にイメージできたのではないでしょうか。
↓佐藤さんが参加したインターンシップはこちら↓
日系No.1食品商社。日本の商品を通して全国の皆様に喜びを届けるインターンシップ
簡単ではありませんが、その分圧倒的な成長を手に入れることができるのが海外インターンシップです。
その中でも、佐藤さんのように自分のやりたいことをどんどん提案して成果を出すには最高のインターンシップ先なので、ぜひチェックしてみてください!
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