豊富な資源により経済発展が進むアフリカ・ザンビア。発展の影には、貧困に苦しむこどもたちの姿があります。貧困の中であっても、こどもたち1人1人が無限の可能性を持っているはず。そんな想いで、スラムのこどもたちを支援し続けるムタレさんと共に、こどもたちの未来のためにできることを探ります。
ザンビアは資源が豊富であり、紛争なども経験しておらずアフリカの中でも比較的平和な国として知られています。しかし発展の一方で、現実には貧困が進み格差が広がっているという課題もあり、今後さらに発展していく上で、課題解決が求められる転換期となっています。
貧困の中、大きな影響を受けるのはこどもたちです。
ザンビアの首都ルサカは発展した都市ですが、その中にはコンパウンドと呼ばれるスラムが存在します。スラムには、お金がなく学校へ通うことができないこどもたちや、親をHIVで亡くした孤児、薬物中毒になってしまうストリートチルドレンなどがたくさんいます。
今回のイベントでは、ザンビア・ルサカで現地の人々に寄り添い、スラム内の学校運営やHIV孤児の孤児院を運営するムタレさんをお招きし、ザンビアで活動を続ける理由や想いについてお話を聞きます。
また、当日はザンビアのスラムの学校から生中継!こどもたちが生活する環境を実際に見てみましょう。
こどもたちはどんな表情をしているでしょうか?今、こどもたちに必要なことはなんでしょうか?こどもたちの無限の可能性を信じて未来を描くムタレさんと一緒に、今できることを探ります。
<登壇者のご紹介>
Zion Mutale(ムタレさん)
ザンビア・ルサカ在住。Cornerstone of Hope現地ディレクター。
〈プロフィール〉
現地ディレクターとして2004年よりザンビア在住。
幼少期より”自分の人生の使命はアフリカにある“と感じながら生きていました。そして20歳の時、西アフリカのセネガルに青年海外協力隊員として派遣されます。その時に、文化や考え方のあまりの大きな違いに悩み、「このギャップを乗り越えられるのは、ひとに対する無条件の“愛”だけではないだろうか?」と思いました。
そして今は、ストリートチルドレン、スラムに生きる孤児達と共に、「教育は国づくり」と信じて、貧困との闘いを続けています。
<ファシリテーター>
タイガーモブ 株式会社 仲尾朋美
北海道大学獣医学部卒、東京大学大学院医学系研究科修了。獣医師、医学博士。
高校1,2年時にケニア現地研修に参加し、野生動物の美しさや自然環境の尊さに魅せられる。野生動物獣医を目指して獣医学部に進学するも、獣医師だけでは救えない動物が多くいることを知る。以降、学生時代に7件の国内外インターンに参加すると共に、札幌市での環境教育プロジェクトを主導し、実践を通じて動物とヒトの関係を探る。大学院では人獣共通感染症の研究に従事。動物・環境を守るためにはヒト社会からのアプローチと多分野連携が重要であると考え、卒業後、総合シンクタンクに入社。現在は感染症対策プロジェクトに従事しながら、ヒト・動物・環境の健康を一体として考える"One Health"の概念に基づいた活動を模索中。プライベートでは、北海道浦河町に移住し、馬と自然と野生動物に囲まれた生活を送る。
<開催概要>
・開催日時
2023年5月30日(火)20:00~21:30
※zoomでのオンライン開催です。
※録画配信をご希望の方はその旨エントリー時に記載ください。
※zoomのリンクは開催1時間前を目安にお送りさせて頂きます。
<イベント内容>
<参加方法>
無料。本イベントページ、またはPeatixよりお申し込みください。
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