今回は、バックパック旅行中に多くのパレスチナ人に出会い、現在はレバノン在住の法貴さん、パレスチナ研究者の役重さんにお話を聞きます。遠い中東で起こっていることのようで、実は他人事ではなく、私たちの生活にも関わっているといいます。わたしたちには何ができるのでしょうか?いかにして消費が人権擁護に繋がるかお話しいただきます。
宗教?紛争?テクノロジー?死海?パレスチナ問題?分離壁?素早いコロナ対策…?
普段どのようなメディアに接しているかによって、思い浮かべるイメージも様々だと思います。
今回のイベントは、壁の向こう側、被占領地パレスチナからみたお話。
被占領地パレスチナには、高い分離壁が建設されています。
近年、イスラエルと日本の経済関係は強化されており、日本からイスラエルのスタートアップへの投資額も増えています。
そんな中、その壁の向こう側では、いったい何が起こっているのでしょうか?
パレスチナ支援に長く携わり、現在はレバノンに住む法貴さん。バックパッカー中、偶然出会ったパレスチナ人の非暴力の抵抗運動に感動したことが、今の活動の原点にあると言います。
中東、イスラエル・パレスチナ…と聞くと、私たちの生活とは全く関係ない、遠い世界の話だと感じる人も多いかもしれません。
ただ、グローバル化が進んだ世界。
私たちが日々行っている行為、買い物・消費活動で、日本以外の地域と無関係なことはほとんどありません。
イベントの後半では、パレスチナ関連の書き物も多く出版している研究者の役重さんに、「難しい」「遠い場所の話」のように感じられるイスラエル・パレスチナが、私たちの生活にどう繋がっているのかもお話ししいただきます。
消費を通じて繋がっている世界は、イスラエル・パレスチナだけではありません。普段来ている洋服や電化製品の原料、輸送、開発段階…さまざまな工程で、世界中のたくさんの人が関わっています。
このイベントに参加した後、あなたの世界の見方が変わるかもしれません。
<イベント内容>
・チェックイン/イントロダクション
・1部:パレスチナ側からの視点(法貴さん)
パレスチナ・ヘブロンの人々の生活、非暴力の抵抗活動について
・2部:クイズで学ぶ、ビジネスと人権(役重さん)
ビジネスを通じてつながっている世界。何がどのように繋がっているのか、事例を通して学ぶ
<登壇者>
法貴潤子
BDS Japan Bulletin運営チームメンバー。現在は、レバノンのパレスチナ難民キャンプに住む女性たちが教えるアラブ料理のクッキングクラスを開催したり、キャンプでサッカーを通した交流活動のコーディネートをしたりしている。最近の関心事は、シベリア鉄道で日本へ帰ること、パレスチナ刺繍、レバノン政治情勢。
役重善洋
BDS Japan Bulletin運営チームメンバー。現在は、大学で非常勤講師をしたり、家庭教師をしたり。著書に『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム:内村鑑三・矢内原忠雄・中田重治におけるナショナリズムと世界認識』(インパクト出版会、2018年)など。最近の関心事は、宇宙、スピリチュアリティ、インド。
<イベント詳細>
11月14日 19:00~21:00ごろ
オンライン
※録画配信はありません。当日参加のみ
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