さあ、昆虫を再定義しよう！自然がもつ「循環するチカラ」とは？

食糧危機・タンパク質危機・環境汚染・枯渇する資源・温暖化・飢餓。世界は多くの問題を抱えています。
これまでは、世界の課題について何となく情報として知ってはいるという方が多かったかと思いますが、今回の新型コロナウイルスをきっかけに、「次世代に紡いでいくために、自分たちは一体何をすべきなんだろう」と考え始めた方も少なくないかと思います。

“次世代に恥じない仕事に関わりたい。”

そう話すのは、二児の母であり、ムスカ代表の流郷綾乃さん。ムスカは、ハイブリッドしたイエバエの幼虫を用いて、家畜の排泄物処理をし、飼料と肥料を生み出している昆虫テックスタートアップ企業です。従来の堆肥化（微生物による発酵処理）と比較して、環境面と経済面を両立したバイオマス100％リサイクルを開発している、真の循環型社会を本気で創ろうとしている会社です。

今回は、MUSCA代表の流郷さんをお招きして、MUSCAが成し遂げようとしていること、そして自然社会とデジタル社会の未来、持続可能な循環型社会、昆虫の力についてお話をお伺いします。二極対立構造ではなく、人類の進化を生かしてテクノロジーを使った「自然と人との共生」について探ります。


＜登壇者プロフィール＞
株式会社ムスカ 代表取締役CEO
流郷綾乃（りゅうごう・あやの）氏

1990年、兵庫県生まれ。2児の母。 ベンチャー企業の広報として活躍後、フリーランスの広報として独立し、スタートアップや大企業に対してブランディングからマーケティングまで一貫した広報戦略コンサルティングを提供。2017年11月、広報戦略としてムスカに参画。18年7月に代表取締役暫定CEOに就任。19年4月より現職に就任。


●循環型社会を創り出すことで世界の課題を解決する企業MUSUCAとは？

世界人口の増加により引き起こされる社会課題と環境問題を解消する昆虫テクノロジー企業。約50年間1,200世代に及ぶ優良種の選別交配をしたイエバエの種を活用し、有機廃棄物を飼料と肥料にする100％バイオマスリサイクルシステムを開発。そこから生産される飼料と肥料は、大学との共同研究により、高機能性が認められた。いち早く商業化し、究極の持続可能な循環型社会の実現を目指す。

＜ファシリテーター＞

タイガーモブ 株式会社 代表取締役　菊地恵理子

関西学院大学総合政策学部、寿司アカデミー、Lee Kuan Yew School of Public Policy ”ASEAN地政学プログラム”卒。在学中は中国、蘇州大学へ半年間留学し、その後上海外資系5つ星ホテルにて通訳・翻訳・VIP対応として半年間インターンシップを経験。また、韓国～中国～東南アジアをバックパッカーとして、3ヶ月で8カ国を周る一人旅kikutripを実施。 世界中の人々のモットーを集める。人材ベンチャー入社し、1年目は採用コンサルタントとして営業を、2年目では海外事業部を起ち上げる。2016年タイガーモブ株式会社を立ち上げ、世界41ヶ国約300件以上の海外インターンシップ、短期海外研修の機会を提供している。2017年全国商工会議所女性会連合会主催女性起業家大賞スタートアップ部門特別賞、EY Winning Women 2018ファイナリスト受賞。

 

2019年に妊娠し、出産直前まで逆産休制度でセブに2ヶ月間滞在。2020年6月出産後は北海道に拠点を移し、大自然の中で子育て&リモートワークを実施中。北海道阿寒摩周国立公園を舞台に、自然と人との共生やサステナブルな暮らしを探る4日間のNature Program in Hokkaidoプログラムを開催。

＜開催概要＞

2020年10月28日（水）20:00~22:00

オンラインツールZOOMにて実施します。
エントリー頂いた方を対象に、リンクをイベント当日1時間前を目安にお送りします。

※録画配信ご希望の方は、その旨エントリー時にご記載お願いします。

 

＜イベント内容＞

 -オープニング（zoomの活用方法の説明や趣旨説明、アイスブレイク）

 -MUSCA代表流郷さんからのお話
　昆虫嫌い？昆虫の再定義？昆虫で循環型社会を創り出すMUSCAとは？

 -質疑応答

  -クロージング(写真撮影、参加者限定グループのご案内等)