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【タイモブをのぞく】自然に、ありのままで。中村寛大

びしん@タイモブ
  • 2019/03/26 00:00
  • 日本
  • インターン中

2019年4月という平成最後の月にタイガーモブへ入社する中村寛大さん。これまでに、2つの会社でのキャリアを経て、人生を変えるキッカケとなる体験・経験の価値を身をもって感じタイガーモブへのジョインを決断してくれました。このインタビューでは、代表と新卒で入社したジョブウェブでの唯一の同期でもある、中村寛大さんを構成する要素について迫っていきたいと思います。

  

 ●中村さんプロフィール

中村 寛大

・1989年生まれ

・代表の菊地とは新卒で入社したジョブウェブでの唯一の同期

・1児の父

・趣味は子育て、読書、ワイン、料理など

 

 ●インタビュアー

中川原 弥晨

・1998年生まれ

・タイガーモブの社内インターン生

 

ー 今日はお時間いただきありがとうございます!

  今日は寛大さんという人物の核心に迫っていきたいと思います!よろしくお願いします! 

 

 

 |分解と再構築が好きなサッカー少年。     

 

▲高校時代所属していたサッカー部のメンバーとの写真。背番号3が寛大さん

 

ー そもそもどんな学生時代を過ごしていましたか?

日々、めちゃくちゃ遊んでましたね笑自分の知らないことを知っていたり、

やっている刺激的なコミュニティの中で、学生生活を謳歌することができたなと思います。

 

それゆえ、チャンスや新しい物事に触れるきっかけが多かったです。

お金はなかったけど、色々試行錯誤して楽しく笑って過ごしたという記憶が強いですね笑

 

 

ー えっと、どんな学生だったんですか?笑

先生たちからすると、嫌だったと思います笑

 

「いいからやっておけ」とか、「言うことを聞きなさい」って言われるじゃないですか、

なぜ、そうしなければいけないのかが分からないなーってずっと思ってたんですよ。

 

なので、大変お恥ずかしいですが、先生からそのように言われても

「なんでですか?」と、いちいち口答えする学生だったんです笑

 

 

ー 確かに、面倒ですね笑 そんな中でも印象に残っている出会いはありますか?

前提として今冷静に考えると、みなさん素晴らしい先生方でした。

その中でも、当時から未だに尊敬している先生は、お1人いますね。

 

どんな方だったかというと、「お前はどうしたいの?」

ということをすごく聞いてくれる人でした。

 

あとは、僕の反骨心をうまく利用して、やる気を引き出してくれたんです。

(勝手にそう思っているだけかもしれませんが笑)

 

生徒に寄り添ってくれる先生に影響を与えられたのは、僕だけじゃなかったです。

先生には、自分がどうしたいか考えることの重要性を教えてもらった気がします。

 

 

ー 今の寛大さんが持つ要素は、学生時代の出会いが大きかったんですね!

  では、今度は、社会人となってからについてお伺いしたいと思います。

 

 

 

 営業成績1位から売上ゼロに陥落。       

 

▲新卒で入社をしたジョブウェブのメンバーとの写真

 

ー 最初に勤められていた人材系の会社では、どんな日々を過ごしていたのでしょうか?

まぐれなんですけど、初月で営業成績1位をとっちゃったんですよ。

 

これにより、天狗になりましたね。笑

そのまま調子よく最初の3、4ヶ月も1位を獲得しました。

でも、9月に売上成績がゼロだったんです。

 

その瞬間、謎の自信が打ち砕かれました笑

本気で焦りました。まじでやばいと笑

 

今考えると、その時の売上って先輩が作ってくださった信頼を、

引き継いでいるだけですし、ジョブウェブという看板があるから、

みなさん発注してくださっただけなんですけどね。笑

 

 

 

ー それは焦りますね笑 何が原因だったんですか?

自分の成績をあげたいという自分主体の状態が、諸悪の根源だと認識しました。

これを機に、お客さん主体で考えることを徹底的に意識しましたね。

お客さんが価値を感じてくれるという状況をいかに作り出すかに時間を費やすようになりました。

 

これは、ジョブウェブ時代の上司である、

新治さんが渡してくれた本によって気づいたんです。(本当に感謝です。)

 

それを機に、心機一転することができ、再び営業成績1位を獲得することができました。

 

 

ー その本を読まないという選択肢もあったかと思うのですが。

単純に、現状がやばいと思っていたから読みましたね。

理詰めで考えていったら、うまくいかないはずがないと思っていたんです。

 

だれど、結果はうまくいっていない。

じゃあ、何か間違っているんじゃないかと感じていたので、

少しでもためになるならと思って読みました。

 

本当にベストタイミングでその本を選んで、僕に渡してくれて、

勝手に泣くまでの状態を作り出してくれた新治さんは本当にすごいです。笑

 

 

ー 上司の方にも!ということは他にも状況を打破するきっかけはあったんですか?

はい、ありましたね。それは、間違いなくお客さんです。

毎日のように、多くの方から叱咤激励をいただき、

それによって自分と向き合うきっかけを作っていただきました。

 

 

ー 日々、叱咤激励を受けるという環境ですか、、、

  そこで卑屈にならず成長できたのはなぜなんですかね?

んー、たぶん変なとこが素直だからですかね笑

それを、皆さんは見抜いていたのかなと笑

 

僕は、理由がわかれば、何事もストレートに受け止められる人間なんです。

逆にいうと、なぜこういう構造なのかが見えない物事を素直に受け入れられないんですよ。

 

そこを明確に、様々な手段を用いてストレートに僕に伝えてくれる方が、

周りにたくさんいてくれた環境があったからこそ、成長できたのかなと感じています。

 

 

ー なるほど、やっぱり最後は寛大さん自身の素直な性格がきっかけを生んだんですね!

 

 

 

 理想的な組織というものが何なのかに挑む毎日。    

 

 

 

ー 次に、転職したのがEC事業者向け通販専門卸サイトを運営する企業ですが、

  そこではどんなことに取り組んでいたのでしょうか?

社長と当時話していたこととしては、

理想的な組織というものは何なのかという答えに挑んでみよう

ということが大きなテーマのひとつでした。

 

そのために、参考にしていた企業があって、

それが、パタゴニアとピクサーだったんです。

 

 

ー なるほど!パタゴニアとピクサーですか。それはなぜですか?

まずパタゴニアという企業の特徴は、個人の意思を大事にしている風土がある点です。

更に、会社として社会や環境に責任を負ってサービスを提供しているんです。

 

この、実行に移すことで形にしていき、

なおかつ業績も残してファンを作り続けているのがすごくいいなと思うんです。

 

ピクサーは、個人の才能とか生きがいとかを、

活かす環境というのをきちんと作って、

それを掛け算してチームとしての力を最大化できている会社なんです。

 

この2つの会社が創り出している、環境や文化を自社で実現したいと考えていました。

 

 

ー この2つの企業を参考に、まずは何から取り掛かったんでしょうか?

全然文脈が違うんですけど、社長の影響もあって

まずは、これでもか!というほど哲学書と歴史書を読み漁りましたね笑

 

なぜかというと、色々インプットした結果、

これって答えのない問いに挑んでるんじゃないかという感覚が強かったですし、

 

歴史を参照したら、そういう取り組みをしようとした瞬間も

多かったのではないかと思いました。

 

先人たちは、どういう答えにたどり着いたのかというのを知りたくなったんです笑

 

 

ー 面白いですね!インプットした中で印象的だったものはありますか?

いくつかありますが、ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』ですね。

彼は、世界は論理で語り尽くせるかという問いに挑むんです。これは、面白いと。

 

僕もどんどん読み進めていって、一番最後、どうなるかというと、

簡単に言うと「結果、無理でした」って結論に至るんですよ笑

 

彼は、人生をかけて探求して、論理で多い尽くせないこともあるということに気づいたんです。

 

ここで、僕が改めて感じたのは、結局正解なんかないと。

ならば、答えがなくてもいいんじゃないかと思い始めました。

 

こうあるべきだ!とかこれが正解なんじゃないかという、

当てはめにいくより、こうだったら面白いからやってみる

という人生の方が楽しんじゃないかなと感じたんです。

 

僕は、どちらかというと前者のような

理詰めで生きていたタイプの人間だったので、なおさら痛感しました。

 

 

 

 チームも人も適材適所。組織をデザインするということ。

 

ー いろんなことをやってきたと思いますが、大切にしていたことはなんですか?

どの会社もそうだと思いますが、一人一人が自分の役割を

達成していくことが大切だと思うんです。

 

それができると、売上げも上がっていくので、

サービスを利用してくれる方も増えるし、良い循環が生まれるんです。

 

こうやって、会社全体としてポジティブな結果が出るよう、

組織をデザインすることはとても面白いなと実感できる経験でした。

 

 

 

 予測不可能なカオスをどれだけ愛することができるか。 

 

 

ー ここまで聞いているだけでも多くの経験をされてきていますが、

  そんな寛大さんから見たタイモブってどんなものなのですか?

一言でいうと、タイモブはカオスですね。笑

 

 

ー カオスですか笑

カオスって、自分で考えないといけないじゃないですか。

「なぜやるのか」、「それって意味あるのか」とか必死に考えるじゃないですか。

それが面白いし、その機会に溢れているなと思います。

 

 

 

 一生、忘れることのない強烈な体験を。   

 

ー ぜひ!これから寛大さんと一緒に歴史を作れること楽しみにしてます!

  ちなみに、寛大さんがタイモブで作りたい未来とかってどんなものなんでしょうか?

タイモブに集まってきてくれる方々って、

いわゆるグローバルに活動している方が多いイメージがあるんですが、

僕自身、学生時代全くそんな感じではありませんでした笑

 

僕は、別にみんながみんなグローバルでなくていいと思ってます。

ただ、忘れられないくらい強烈な体験を

自分の背骨に刻み込めるかはとても重要なことだと思います。

 

理由とかに問わず、何かに必死で打ち込み頑張る経験をしているかどうかで、

その後の人生の面白さって変わってくると思うんです。

 

それを、タイモブで提供できるし、やっていきたいなと考えてます。

そのために、繋がりを生むコミュニティだったり、

誰しもが挑戦できるチャンスを創り出していきたいなと思います。

 

 

ー なるほど、その未来を作る上で、見落としてはいけないポイントとかはありますか?

前提として、すでに海外挑戦したい!

という顕在ニーズの方々に価値を提供することは当たり前だと思っています。

 

じゃあ、何が大事かというと、

「あれ、もしかしたらこれ挑戦した方がいいかもしれないな。」と思ってる方々にこそ、

機会を多く提示できるかがポイントかなと思います。

 

もっというと、全くその選択肢をもっていなかった方にも、知っていただけるかが勝負です。

いかに、一人一人の選択肢を増やして、可能性を最大化してあげられるか

ということに全力で取り組みたいです。

 

 

 

 ありのままでいるということ。       

 

 

ー これから様々な新しい挑戦がまっているかと思うのですが、

  これだけはぶれずに持ち続けたい!という考え方とかはどんなものなのでしょうか?

「ありのままを受け入れること」ですかね。

何事も、ありのまま、等身大で向き合い受け入れることは常に意識してます。

 

人は誰しも、これまでの経験とかから自分なりの見方を持っていると思うんですけど、

そういうものって変化させることができるものだと思うんですよね。

 

この人はどうしてそう思うのか、そう考えるのかということに耳を傾けないと、

齟齬が生まれてしまうので、相手のありのままを受け入れながら

自分もありのままでコミュニケーションを取ることを意識しています。

 

僕的には、こういう状態でいることが一番楽なんです。

しかも、ありのままで向き合えた時の方が予期せぬ発見が多いんです。

 

発見があると、気になるじゃないですか。

気になって調べたり、もっと話を聞いたりすると新しいことを知れるので面白いんですよ。

  

 

ー ありのままを受け入れることって寛大さんっぽくてすごく似合います笑

 

 

 

 いまの自分から、これからの自分へ。   

 

ー それでは、これが最後の質問です!

今の自分から、これからの自分へ言葉を送るとしたらどんな言葉を送りますか?

これからのタイモブでの時間が、自分の人生史の中でとびきり爪痕を残した!

といえる時間となるように、覚悟を持ってタイモブでの日々を過ごして欲しいと思います。

 

これから思い出になる忘れられない日々を過ごすと思うので、

社内のメンバーもそうだし、タイモブに関わってくれる方に対しても、

ありのまま、本気で向き合っていきたいなと思います。

 

 

ー これで、以上となります。お時間いただきありがとうございました!

 

 

 

 編集後記           

寛大さんのモットーでもある、「自然に、ありのままで。」をまさに体現されている方だなと、インタビューを通して感じました。冷静沈着に物事を客観的に捉えてアクションする一面が印象的ですが、時折見せるパッションや情熱も持ち合わせており、そんなギャップとなってとても印象的な方でした。これから、共にタイモブでより多くの方に機会を提供していける日々がより一層楽しみです!

びしん@タイモブ

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