「海外インターンから何を得られるのか」「海外インターンの本音は」…
挑戦に迷っている方々が一番知りたい事ではないでしょうか?
海外インターンへの挑戦に迷いのある方に読んで欲しい、先輩インターン生たちの"After STORY”vol.16
第16弾は、南アフリカ・ヨハネスブルグでのインターン経験者、渡辺樹彦さんです。
渡辺樹彦さんプロフィール
経営学部で経営学×社会学を学ぶ
大学生の時にイギリスに1年間の交換留学
2020/2/12-3/18 南アフリカ・ヨハネスブルグでインターンを経験
ー海外インターンシップに関心を持ったきっかけを教えてください
大学生の時に、人材育成を行う会社でアルバイトをしていました。その関係で、いろいろな研修に参加させてもらっていた中で、タイガーモブのことを知りました。
イギリスに留学した経験から海外で働くことに興味を持っており、自分の枠の外に挑戦することをしたいと思っていました。海外インターンシップでその経験を得られるのではないかと思い、渡航を決めました。
南アフリカを選んだ理由は、3つあります。
1つ目は、漠然とアフリカに関心があったということ。
2つ目は、留学した時に南アフリカ出身の友達ができ、彼が南アフリカは良いと言っていたこと。
3つ目は、南アフリカにいるペンギンが見たかったからです(笑)南アフリカでは野生のペンギンが見られるんですよ。
ー海外インターンシップの内容を教えて下さい
南アフリカ・ヨハネスブルグの会社でインターンをしました。大学ではビジネスを学んできて、スタートアップで働きたいと思っていたので、このインターン先を選びました。
インターン先の事業として投資家とスタートアップを繋ぐウェブプラットフォームの開発をしていたので、競合他社の分析や、開発を行っているソフトウェア会社との交渉を行いました。
また、インターン先のHPの改善をさせてもらいました。HPの改善は、自分から社長に提案してさせてもらったことです。提案してすぐに動き出せるというのは、会社のトップとインターン生の距離が近いから出来たことかもしれません。
ー海外インターンシップ通して、どんなことが印象に残りましたか
思っていたよりも、働くことが楽しかったです。インターン先は何でも言える環境で、仕事の進め方が自分に合ったものでした。また、社長とも考え方が合っていると感じ、改めて国籍や人種は関係ないと感じました。
他には、実際に南アフリカに行ったから分かったこともあります。ネットで調べると治安が悪いという情報ばかりで、渡航前は周りに心配されたのですが、安全に過ごすため知識がちゃんとあれば大丈夫でした。ヨハネスブルグのwework(※)なんて、渋谷より渋谷っぽかったです(笑)。
その一方で、やはりアパルトヘイトがあった国なので、ブルカラーと呼ばれる仕事は、黒人が多かったり、ホワイトカラーは白人が多かったりというのは感じました。貧困や格差、社会インフラが整っていない部分もあり、日本は本当に恵まれていると思いました。
※世界中にあるワークスペース
ー海外インターンシップの前後で変化はありましたか
これまで以上に、色々なことに関心を持つようになりました。
大学でデータ分析を学んできたのですが、実際にインターンでやってみると、まだまだだと実感しました。携わった事業が、ウェブプラットフォームの開発だったので、今まで全く別の畑だったITの知識も勉強し始めて、もっと知りたいと思うようになりました。
インターン先の社長がストイックな方で、折角南アフリカまで来たのだからとその生活を真似してみたら、どんどん学ぶことが楽しくなっていきました。
また、インターンの業務としてイベントで写真を撮る仕事があったのですが、イベント終了後に声をかけられてプロのフォトグラファーと勘違いされて、仕事のオファーを貰ったことがありました。自分が楽しいと思うことが、誰かを楽しませることに繋がるかもしれない。もっと自分が楽しいと思うことをやっていこうと思うことができました。
他にも、自分の意見を発言することや自己肯定感を得ることができたと思います。日本のように、気持ちを何となく空気で察するという文化ではないので、自分の思いを言語化して伝える必要性があり、その結果、自分は自分の思考を持っていいんだという思いが深まりました。
ー帰国後の生活について教えて下さい
帰国後は、コロナウイルスの影響もあり、家で勉強をして過ごしました。
その後、4月から、新社会人として電機メーカーでマーケティングを行っています。日系企業ですが、変化を好む社風を感じるので、南アフリカで得た働き方やもっと学びたいという気持ちを継続し、データ分析・デザイン思考・ITの知識やスキルを得て成長していけたらと思っています。
ー海外インターンシップに行くことに迷っている人がいたらどんなアドバイスをしますか
迷ってるっていうことは行きたいということなのではないでしょうか。
例えば、英語が話せないという理由で踏み切れないことがあるかもしれませんが、結局、英語を勉強していても話すメンタルがなければ発言は出来ません。英語が出来ないというのは言い訳に過ぎず、挑戦したいという気持ちの方が大事だと思うのです。
例え行って後悔しても、後悔は学びになるので、行った方が良いと思います。
【先輩インターン生たちの"AFTER STORY"back number】
vol.15:海外インターンシップに行ったら未来が開けたーケニアインターン経験者
vol.14:JK行動を起こす方法を知りたかった〜ACTプログラム経験者
vol.13:海外インターンで気づいた大切なことーフィリピンインターン経験者
vol.12:就活を中断して2度の海外インターンへ挑戦した話ーインドネシアインターン経験者
vol.11:海外インターンで得たものは”自分で考えて生きる力”ーインドインターン経験者
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vol.7:JK海外インターンへ行く!ースリランカインターン経験者
vol.6:やり残したら、再挑戦すればいいーモロッコインターン経験者
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vol.4:20歳の彼が海外就職を選んだ理由ーベトナムインターン経験者
vol.3:就活を中断して海外インターンへ挑戦した話ースリランカインターン経験者
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