TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドの体験談:インド合宿体験談|新たに見つかった自分の進むべき道
みなさんこんにちは!明治大学4年の板谷高穂です。
この度年末年始インド合宿「未来予想図を描け!」in バンガロールに参加してきました。
インドというカオスな場所で2週間過ごしたことで、自分の心境の変化や新たに進むべき道が見つかったので
つらつらと書いていこうと思います。最後までよろしくお願いします!
自分は今大学4年生なのですが、来年度の春から国内MBAが取得できる専門職大学院に進学する予定です。
約1年後に就職活動を控えているなかで、「このインド合宿に参加すれば、自分のキャリアを描く上でのヒントが得られるかもしれない」と思ったのがきっかけです。
年末年始はゆっくり家で紅白とガキ使を見て、きなこもちを食べたいなぁという煩悩を振り払い、
合宿が始まる2週間前というギリギリのタイミングで参加を決意することができて本当に良かったなと今振り返ってみて思います笑 少しでも迷ったら、みなさん年末年始はインドで過ごすしかないです!!!
インド合宿に参加するにあたり、僕は4つの目標を設定しました。それは
①PDCAを定着させることで、効率的に努力を続けられる人になる
②自分の未来予想図が自分の中で明確に描け、かつ言語化できる状態になる
③自分の強みと弱みを明確に理解している自分
④″まず行動に移す″を体現できる人になる
程度の度合いはあれ、僕はこの4つの目標をインド合宿を通して達成することができたと思います。
詳細についてはこのあと詳しく述べていきます。
ついにインド到着!
インドに来ると世界観がよく変わると聞きますが、あれはマジですね笑
交通の量はえげつなく3秒に1回はクラクションを鳴らされ、道には牛が寝ている…本当に驚きました笑
インドに来て、日本がどれだけ恵まれている国なのかを再認識することができたのも、自分の収穫のうちの1つになったことは間違いありません。
そして、インド人はとにかくフレンドリーで優しい!!
話しかければ笑顔を絶やさず、楽しそうに話してくれるインド人。
バンガロールにあるスタバに行った時、店員さんと仲良くなりすぎて一緒に写真を撮ってしまったほどです笑
日本では絶対あり得ない。インド人最高!
実際にプログラムが始まり、まず自分が刺激を受けたのが毎日の朝礼・夕礼の時間。
いわゆるPDCAサイクルを回すための第一歩として取り組んだわけですが、実際にやってみると本当に難しい。
同じような目標を数日間掲げてしまうこともあり、日々目標をブラッシュアップしていくことに苦戦してしまいました。
この朝礼・夕礼を通じて、「自分が今日感じた課題を明日にどう活かしていくか」を考えることの重要性を学ぶことができたと思っています。
そして、とにかく周りのメンバーの将来に対する意識の高さに圧倒されたのも事実です。
教育に対して熱い想いを持っていて大学在学中に起業しようとしているメンバーや、
17歳という若さにもかかわらず、将来は会社を経営していきたいと考えている高校生 etc‥
自分も将来のことに関して考えている方だと思っていましたが、そんなの、甘かったです。
自分の未熟さを思い、落ち込んでしまうこともありましたが、それと同時に「もっと成長してやる!」
と思うきっかけとなりました。
みんなほんとすごすぎだよ〜笑
インド合宿のなかで1番印象に残っており、かつ自分を変えるきっかけとなったのが個人ワークでした。
柴田さんやともやさんに自分の未来予想図を伝えたところ、「今のお前がそのキャリアを描いている姿が全く想像できない。実際にビジネスを経験することで未来予想図をリアリティあるものにしろ」というアドバイスをいただき、
個人ワークではインドのバンガロールにて、フリーペーパーの飛び込み営業をすることになりました。
自分にとって初めてのビジネス。
始めた当初は本当に辛くて逃げ出したくなったのを今でも覚えています。
インド人は基本みんなめちゃくちゃ優しいので、営業先に行ってもとりあえず話は聞いてくれるんです。
でも今しているこのやり取りがお金を払わなければならない「契約」であることを知ると、
「日本人には興味がない」「ターゲットの層が狭すぎるしうちになんのメリットがあるの?」と断られ続けました。
次第に自信を失っていき、回る件数も少なくなっていきました。
そんなこんなしているうちに、営業チームメンバーの一人であるいわをが2日目にして契約を一件獲得しました。
いわをは、行きの飛行機から宿泊部屋、グループワークまで全部一緒だったやつで、
めちゃくちゃ仲の良い友達であり、尊敬できる良きライバルでした。
だからこそすごい悔しい思いもしたし、「絶対に追いついてやる!」と決意できた瞬間でもありました。
営業チームの報告会で彼は「契約を獲得できたのは運が良かったからだけど、その運は足をできるだけ動かし、
回った件数をできるだけ多くしたからこそ引き寄せることができた」と言っていました。
自分は1日60件しか回れていなかったところを、彼は100件回っていたのです。
その言葉に感化され、個人ワーク3日目の最終日には「何がなんでも100件の営業先を回る」という目標を掲げ、
何度断れても動き続け、がむしゃらにバンガロール内を駆け巡りました。
結果として3日間営業をやって、契約を獲得することはできませんでした。
あと一歩のところで契約にこぎつけることができた営業先では、自分の最後の詰めの甘さから
相手を説得することができない形で終わってしまいました。本当に反省しなければならない点です。
帰りの空港で撮った、3日間共に闘った営業メンバーの写真
(おきゃもんとしょうは引き続きインド滞在予定のため不在)
3日間で結果を残すことはできませんでしたが、この営業を通じて学んだことが3つあります。それは
①結果に対する執着心
②考えるよりも行動することの重要性
③自分の強みは顧客の立場を理解できるということ
特に③に関して、最後の未来予想図発表会の時に柴田さん、ともやさんに言われた言葉が今でも印象に残っています。
「高穂は6人の営業チームの中で1番、顧客の立場を理解できていた。
詰めの甘さはあるけれど、相手のことを慮る、温かい心がある」
「自分の強みはこれだ」と実感できた瞬間でもありました。
確かに自分は普段相手の立場に立って話をすることが多いですが、営業の中でもそれを活かせていたなんて思っても見なかったです。
柴田さんに「ここが良かった」と言われた内容についても少し書きたいと思います。
インドのバンガロール市内、コラマンガラという地区にある「ECOES」という名前のレストランに
営業しに行った時の話です。
このレストランの店員は、みんな言葉を発しずに手話でコミュニケーションをとっているのです。
最初は驚きました。どうして手話を使っているのだろうと。
その後店のオーナーの方に教えてもらい、疑問は解消されました。
この「 ECOES」というレストランでは、言葉を発することができない身体障害者の人のみを採用しているという
話を受けました。
その理由は定かではありませんが、そうしたお店独自のオリジナリティを広めるためにも、このフリーペーパーに広告を出さないか?という風に、相手の店の特徴をしっかり理解した上で営業をすることができたのは良かったなと思っています。
常に顧客の立場に立てる大人になりたいと考えています。
レストラン「ECOES」のオーナーさん
毎日の朝礼・夕礼、グループワーク、個人ワーク、そして日々意識の高い仲間と夢について語り合っていく中で、
自分の未来予想図はより明確なものとなりました。自分の未来予想図は
常に新しいコトを追い求め続け、
市場価値の高い人材として活躍している自分です
この未来予想図を設定した理由は2点あります。
1点目は「やりたいことが明確に決まっておらず、無理に決め付けたくない」から。
2点目は「日本の終身雇用制度は崩壊しつつあり、1つの会社に依存するのではなく、これからは『個』の力をつけていかなければならない」からです。
営業やマーケティングスキル、データ分析等、様々なスキルを身につけることで、
いかなる領域においても自分の価値を提供できるような人になりたいと考えています。
しかし、このインド合宿を通じて、自分にはこの未来予想図を実現させるだけの力がないということを
思い知らされました。
インターンなどでビジネス経験を積み、自分の弱みでもある「自己主張の弱さ」を克服することで
自分の未来予想図を現実味あるものにしていきたいと考えています。
インドから日本に帰国後、まず海外インターンに申し込みました。
場所はスリランカで、1ヶ月間フリーペーパー営業をしてきます。
インド合宿で行った営業経験を生かし、今度はしっかりと結果を残してきたいと思います。
そして海外インターン後は日本国内のITベンチャー起業で長期インターンを開始する予定です。
国内外でビジネス経験を積むことで、より進化した自分になりたいと考えています。
いや、なるしかない!!!
2週間インド合宿に参加して、得たものは主に3つ。それは
①新しい価値観との出会い
②ビジネス(営業)をすることの難しさを肌感覚で知れた
③8期のメンバーとの出会い
です。
①、②に関してはすでに触れた部分であるので、③に関してもうちょっと。
いや〜、今回8期のメンバーと出会って、自分の考え方が変わりました。このままではマズイ、とね。
知識面でもそうですし、将来に対する捉え方や結果にコミットする姿勢等。
自分にはまだまだ足りていないなと感じています。
8期のメンバーに追いつき追い越せの勢いで、自分はもっと変わっていかなければならない。
そう思えたこと自体、自分にとって本当に良かったと身にしみて感じています。
8期のみんな、ほんとすごいです。だけどいつかみんなから羨望されるくらい、
僕もすごいやつになってみせます。
必ず。
12日間本当にありがとうございました!!
最後に、柴田さんのお話の中で、自分が1番印象に残っている言葉を最後に、このブログを締めたいと思います。
「人が成長するためには、
環境を変えるしかない」
新しい世界に飛び出して、もっともっと成長し続けます!!!
高穂
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