「日本の大学生ってどんな日常を送っているの?」「大学にある学生団体ってどんなことをしているんだろう」...
大学生活は楽しいという人もいるし、課題が大変という人もいて、本当のところ大学生ってどんな生活を送っているか気になる方は、少なくないのではないでしょうか?
進路に迷いがある方に読んでほしい、先輩学生たちの"Future Decision"vol.3
第3弾は、日本の大学に進学し、社会に対して新たな価値の創造をするために日々、勉学や学校の活動、自分の活動に励む下山開生さんに日本の大学にある学生団体の活動や日本の大学生の生活について伺っていきます。
下山 開生
・1999年生まれ
・進学先:関西学院大学
・学 部:法学部法律学科
・入 学:2018年4月
永野 理佐
・2002年生まれ
・タイガーモブの社内インターン生
ー大学はどのように見つけましたか?
私は、地方の高校に通っており、周りは地方の国公立の大学を志望していて、地方国公立進学しか選択肢がないような環境にいたので、高校2年生の夏まで、私は、熊本県に住んでいたこともあって九州の国公立の大学を志望していました。
しかし、高校2年の夏に熊本県が主催をしている海外大学進学チャレンジ塾や課外活動に積極的に参加したことがきっかけに、海外に進学をすることを志すようになり、アメリカの大学に進学をすることを目指し、英語の勉強に力を入れるようになりました。ですが、高校3年生の進路面談を重ね、進路の決断が迫るにつれて、両親に海外に進学をすることを反対され、日本の中で自分がやりたいことをできる大学を探すようになりました。高校生の頃から国際協力に携わりたい、と考えていた私は、インターネットで国際協力に関連した内容を学ぶことのできる大学を探しました。
そして、その検索結果に関西学院大学が出てきました。九州では関西学院大学について知っている人はあまりいませんでしたが、関西学院大学の説明会に行ったり、大学についてネットで調べれば調べるほど、関西学院大学に魅力を感じ、心から関西学院大学に進学をし、国際協力に携わりたいという夢に近づくことのできる学問を学びたいと思うようになりました。
ーいつから国際協力に興味を持ち始めましたか?
私は、中学生の頃、将来は海外で働きたい!という漠然とした夢がありました。
そこで海外でも働くことのできる職種を調べていたときに国際連合という職業に出会いました。中学生だった当時は、単純に名前の響きに惹かれて、将来は国際連合で働く!ということを卒業時には決めていました。
その後、高校に進学をし、国際協力についてもっと知りたいと思い、JICA国際協力実体験プログラムに参加をして国際協力について学びました。そして、国際協力を学んだことによって、自分のやりたいことと自分の強みが活かせる仕事は、国際協力だということに気がつくことができ、国際協力に興味を持ち始めました。
ー大学で法学部を選んだ理由はなんですか?
私は、高校でJICA国際協力実体験プログラムに参加をしてから国際協力に興味を持ちました。しかし、とはいっても私が国際協力の一環として何をしたいのか、途上国に私が日本人として何を貢献することができるのか、という疑問が出てきました。そしてこれらの疑問を考えた末に私は、法治国家の日本に生まれたからこそ、法に関する知識を身につけ、自分の武器にし、途上国の法整備や社会への貢献をすることができるのではないかと思うようになりました。そして、その自分の立てた仮説をもとに法学部へ進学することを選びました。
ーどのような準備を大学受験に向けてしていましたか?
私は、学校の指定校推薦で関西学院大学を受験したのですが、正直なところ、ちゃんとした座学の勉強はほぼしていませんでした。当時の私は、人生の役に立つのかもわからない勉強を大学受験のためだけにしていることに疑問を感じ、大学受験のためだけの勉強をする事がとても嫌いでした。
そして、勉強する意味を見出せていなかった私は、自分の将来のために英語力に磨きをかけ、そして大学に入るための面接の練習やコミュニケーションの方法を本から学んだり、志望理由書の添削を色んな人からアドバイスをもらって何度も書き直すなどの準備をしていました。また、面接でどんな質問をされても止まる事なく返せるように面接の一問一答を自分なりに作成し、大学の歴史や大学で取れるクラスなどを知るために大学のパンフレットをボロボロになるくらいまで読んでいました。
ー受験期間中大変だったことはなんですか?
関西学院大学は九州ではあまり知られていない大学だったので、私の学校から関西学院大学に行った人はおらず、前例がなく、大学についての情報量も乏しい中での受験で不安でした。
しかし、大学の情報量を得るために春学期と秋学期のオープンキャンパスには必ず行き、face to faceで法学部の人に受験の話や大学の質問をし、自分で必要だと思う情報は取るようにしていました。
ー受験を経て自分が成長したと思うところはありますか?
私は今、高校生活をやり直したいくらい、とても後悔しています。私の高校生活は、達成感や、やり遂げた感、成長などを全く感じられない後悔が残るものでした。しかし、そんな後悔の残る高校生活を送り、今その頃に気がつく事ができた事で、「大学では後悔をしないように頑張ろう、自分のやりたいことは全て成し遂げよう!」と思え、大学生活を送る上でのモチベーションに繋がっています。
ー大学での1日の生活について教えてください!
(私は2限から授業を取っています)
-10:30 学校到着
10:30-12:00 2限
12:00-13:30 昼食/学生団体のミーティング
13:30-15:00 3限
15:10-16:40 4限
16:40-19:00 図書館で自習/学食で夕食
19:00-22:00 図書館で自習
22:00-23:00 自宅で自習
1日約5時間くらい自習や課題、自分のやりたいことに取り組む時間を作っています。
ー大学で大変なことは何ですか?
課題として出されるレポートのテーマが時々、とても難しいことがあり、そのレポートを良い出来のものにするために資料を沢山読み、自分のレポートを完成させていく事が大変です。
しかし、基本的には、タイムマネージメントをしっかりしてレポートに余裕を持って取り組む事で、大抵のレポート課題はこなす事はできます。
ー学校ではどんな活動をしていますか?
学生団体"GS Network"という団体に所属し、団体の代表をしています。
学生団体”GS Network”は主に日本に留学をしている留学生と、日本人学生(関西学院大学生)に交流の場を提供し、新たな価値観や文化に触れてもらいたいと思いでイベントの企画、運営を行なっています!
私が学生団体”GS Network”に入った理由は、私は大学2年生で海外留学をしたいと思っていました。しかし、海外留学をするためには、早くから留学に向けた準備をしなければならず、私の現段階の英語力では交換留学制度を利用するための選考を突破することはできないと思い、私は大学在学中の留学を断念しました。しかし、「日本にいてもできることは必ずある。」と思い、自分のやりたかったイベント開催や国際交流、留学など様々な思いをもとに私のような学生が留学を体験できるような空間を作りたい、国際交流の場を提供したいと思い、学生団体”GS Network”に入りました。
ー今後はどんなことに挑戦していきたいと思っていますか?
人生という長いスパンでの挑戦としては、新たな価値の創造を社会に対して起こしていきたいと思っています。その挑戦の手段として、起業をすることも考えています。しかし、今の私には、社会で何かアクションを起こせるようなノウハウやスキルは十分に備わっていません。そこで、大学卒業後はまず、就職をし、企業でそれらのスキルを身につけ、自分の掲げる人生の挑戦につなげていきたいです!
また、学生団体"GS Network"としては外部との連携、例えば大学の周りの地域や、関西圏の大学との横のつながりを作りたいと考えており、大学を越えた留学生の情報交換コミュニティーや、地域の方々と一緒に季節のイベントなどを開催していきたいと思っています。
そして私は、今年の2月の下旬から3月の中旬にかけて東アフリカに位置するルワンダ共和国にタイガーモブ と神戸市が主催をするプログラムとして訪れ、現地でビジネスアイディアを作成しました。そのビジネスアイディアを大学生のうちに事業化できるようにしたいです!
ーこれから受験を控える受験生、大学に進学する新大学1年生にメッセージ
高校時代にあまりチャレンジをしてこなかった身として言えることは、「何かチャレンジを高校のうちにしておくべき。」ということです。何をするにおいても、準備は必要ですし、チャンスがあるならば、それを掴むに越したことはありません!やりたいと思ったら、とにかくやってみる、やりたい気持ちに正直に向き合い、行動に起こしてみてください!
私は、中学の生の時に生徒会長をしていました。そして周りの先生方からも「高校でも生徒会長をやってみたらいいんじゃないか。」と勧められましたが、迷った挙句、私は「学業との両立が図れないかもしれない。」と思い、生徒会長になることを断念しました。
今思えば、もしあの時、私が高校でも生徒会長をしていたならば、もっとたくさんの人と出会う事ができ、様々な価値観にふれることができ、今の生活とは全く違う生活を送っていたと思います。だから私が皆さんに伝えたいことは、迷うくらいならやったほうがいい!ということです。
「チャンスの神様には前髪しかない」ということを常に胸に留めて充実した学生生活を送ってください。
最後に、下記に学生団体"GS Network"のSNSアカウントを載せておくので、気になる方はぜひ私たちの活動を見てみてください!
公式フェイスブックはこちら 公式ツイッターはこちら 公式インスタグラムはこちら
ーインタビューを終えて
大学生活において、タイムマネージメントは必要不可欠で、とにかくやりたことに挑戦をするという事が大切という事を開生さんのインタビューから学ぶ事ができました。
常に新たなことに挑戦をし続け、大学生活をとても充実させている開生さんが今後どんなアクションを大学、地域、社会に対して起こしていくのか目が離せません!
以上、今回のFuture Decisionでした。いかがでしたでしょうか?進路選びをする皆さんの後押しになると幸いです!
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