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『多民族国家』マレーシアって??
初めまして。この度マレーシアの外資系企業で6ヶ月インターンシップさせていただくことになりました、松永祥です。
さて、6ヶ月生活することになるマレーシアですが、私が現在知っている事といえば、
① 物価が比較的安い ②移住したい国No.1 ③多民族国家の3点のみです。笑
事前知識不十分のこのままでは実りあるインターンシップにならないと思い、特に③多民族国家にフォーカスを当ててマレーシアに関して調べていきたいと思います。
そもそも多民族国家の定義とは。「複数の民族から構成される国家のことであり、例を挙げると、中国、ロシア連邦、シンガポールなど多くの国がこの多民族国家に当たる。この多民族国家とは逆に、同一民族の割合が95%を超える国家のことを、単一民族国家と呼び、日本などがこれに当たる。」だそうです。(Wikipediaより)
つまり、同じ国の中に、全く異なるバックグラウンドを持つ人々が多くいるという状況です。同じ日本人しか島内にいない、我々日本人からすると、非常に不可思議に感じます。単一民族国家・多民族国家どちらがいい、悪いのかは置いといて、マレーシアをより深く理解するために、言語、文化からも見ていきたいと思います。
当然、複数の民族がいるということは、言語はもちろん、文化にも民族ごとの違いがでてきます。大きくわけて、マレー系、中華系、インド系の民族があり、ほかにカダザン族、バジャウ族、イバン族の他オランアスリと呼ばれる先住民族などで構成されています。それぞれ独自の言語、宗教、生活習慣など、融合することなく基本的に不関心・不可侵のスタンスを尊重しながら生活を営んでいるそうです。そのため、マレーシアでは、マレー系、中華系、インド系の3種類の食事をとることができ、マレーシアが魅力とされる理由の1つですね。
大きくわけた3つの民族の違いを簡単にみると、
マレー系→政治の中心
人口;60% 言語;マレー語 宗教;イスラム教(お酒は飲まないし、豚肉を食べない)
華人系→経済の中心
人口;25% 言語;中国語 宗教;仏教又はキリスト教
インド系→多くが単純労働
人口;7% 言語;タミル語(インド語) 宗教;ヒンドゥー教(牛肉は食べない)
ただ、公用語には、マレー語と英語を採用しており、マレーシア国民は非常に高い英語力を持っています。
このように、1国内に複数の民族がいることで、休日も民族、宗教ごとに異なったりと多民族国家特有の文化形態を持っています。
イスラム教徒は豚肉を食べずに、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べません。お酒、タバコ、肉を食べ、ナイトライフを楽しむのは華人系だけです。
これだけでもわかるように、マーケティング一つとっても、対象が日本のように一国のみに当てるのではなく、宗教ごとにもフォーカスする必要があります。マレーシアでは、1つの国だとくくることはできずに、それぞれの民族に合わしたビジネスチャンスがあり、ビジネスにも多様性がみられ、非常に興味深いものとなっています。
また、お隣シンガポールとの関係も重要です。そもそもシンガポールはマレーシアから中華系が独立した形で建国されているので、経済を考える上で切っても切れない関係です。
最後に…
このように1つの国でありながら、複数の民族が共存している、多民族国家マレーシア。現在は発展国に仲間入りする勢いで発展しているこの国で学ぶべきことは多くあります。是非文化の違いを楽しみながら、学んで来たいと考えています。
しょー@マレーシア
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