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インド合宿体験談|タイモブに3回参加して思ったこと

たっちゃん
  • 2019/01/10 00:00
  • インド
  • 調査
  • インターン後

こんにちは!

 

『2018-2019年末年始インド合宿』inバンガロール参加者の“はかせ”(旧姓たっちゃん)です。

 

 

今回のインド合宿で学んだことは大小いろいろあるのですが、このブログではタイモブ3回目で海外にちょっと慣れてきた感のある人が、次のステップに気が付いたという話をしようかと思います!(前半部分)。その後タイモブにありがちないろんな経緯でよくわからないことになるけどそれもまた人生!的な話をします(後半部分)。

 

 

タイモブ初めてだけど使ってみたいな~と考えている人にとっては「3回参加」とはなんぞやって感じだと思いますが、タイモブ的アクティビティをするとこんな風になるよ!的なことを書いていきたいと思います!

 

 

「タイモブに3回参加」とは:

 

文字通りタイモブを通じて海外に3回行くこと。

 

「STARTUP AFRICA in RWANDA」(2017年8月)

 

「深セン未来合宿」(2018年5月)

 

「年末年始インド合宿」(2018年年末)

 

に参加している。タイモブデビューが大学4年生の時で、時すでに研究室のしがらみにからめとられ海外長期インターンに参加できなかったのは痛恨の極み。

 

 

目次

 

1.もともとの参加の目的

 

2.個人ワークで何をしたか

 

3.感じた語学以外の壁

 

4.「慣れ」の次のステージ

 

5.ところがどっこい新たな問題勃発

 

6.これは「計画された偶発性」だ!

 

7.まとめ

 

 

他の人のブログは「初めての海外で○○を達成しました!」という話が多いと思います。しかしながら、挑戦も何度目かになると慣れてくるものです。そして目新しさがなくなってくるものです。

 

タイモブ的アクティビティの目新しさが次第に薄れていったとき、次に何が生まれるのでしょうか。その問いに対する私の答えがこのブログに(たぶん)あります。

 

 

1.もともとの参加の目的

 

私がこのインド合宿に参加した目的は、バンガロールのベンチャー企業やインド市場の相場観について調査することでした。インドは伸びてるよって噂ですし、いつかはいかねばと思っていたので見ていて損はないだろうという感じで…

 

 

2.個人ワークで何をしたか

 

合宿プログラムの中に個人ワークというものがあります。人生のヒントを見つけるために、各々が自ら課題を設定しそれに取り組みます。

 

そんな私は個人ワークでインドのベンチャー企業を調査(ヒアリング)しました。インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールには、様々な種類のベンチャー企業があります。ソフトウェア、ハードウェア、バイオ系…などなどバリエーションが確保されるように注意しながら調査を重ねました。

 

 

3.感じた語学以外の壁

 

英語をそこそこ話せる私でしたが、調査をしていく中で少し居心地の悪さ・アウェーな感じを感じていました。英語が話せるのにアウェーとはどういうことでしょうか?それは、『「調査に来た」ってお前なんやねん感半端ないよね問題』が発生していたからです。

 

 

(自分の)やりたいこととそれに付随する強い意思のない場所では、「お前なんやねん感半端ないよね問題」が発生することに気が付きました。わたしは広範にわたる一般的な調査を行っていました。しかし、強い目的と意思がなければ、会うべき人もよくわからないし、聞くべきこともそんなにないし、提案できる有益なこともない状態になります。一定以上の深みに進めないのです。私はベンチャー企業で働く社員のモチベーションや、社長のチームマネジメントの方法について聞いていました。しかしながら、2日ほど調査しただけで「これを聞いてどうすんの問題」に直面することになったのです。

 

 

ここに「慣れ」の次のステージの存在を発見しました。何かに「慣れ」たところで、その次のステージは必ずしも自明ではないのです。

 

 

4.「慣れ」の次のステージ

 

「慣れ」の次のステージは、それを手に入れたときつまるところ何がしたいのかということを決めること、およびそれをする強い意思を醸成すること、です。勉強を頑張っても、何かのスキルを身につけても、新卒で入社してひとまず3年間がんばってみても、「慣れ」を手に入れてどうするのだろうかという問題は常に付きまといます。我々は常に、何が欲しいのかを自問しなければならないのです。

 

幸いなことに、私には次のステージでやりたいことがあります(実はインド合宿前からありました)。私は教育×ITの会社を作ろうと画策しています。その意味で、この気づき自体は、思索の対象くらいの価値にしかならないかもしれません。しかしながら、インド合宿でのセレンディピティの1つは、素晴らしいメンバーとの議論の中でこの「次のステージでやりたいこと」を精緻化できたことでしょう。これに関してはあとはやるだけ状態です!乞うご期待!

 

 

5.ところがどっこい新たな問題勃発

 

「次のステージでやりたいこと」がインド合宿前から決まっていたのならインド合宿での進捗ないじゃん…と思ったそこのあなた!人生そんなにうまくはいかないものです。ここで次の問題が登場するのです。

 

 

「会社を作ろうとしているけど情報収集以外に重要なこといっぱいあるじゃん問題」の登場です。

 

私はインド合宿前は情報&ビジネスモデル信者でした。適切な情報と、優れたビジネスモデルがあれば、会社は成立すると思っていました。ヒトの問題(社員のモチベーションとか)は金銭的相互Win-Winの関係で解決可能だと仮定していました。

 

ところが!

 

・(インド現地メンターかつ経営者の)柴田さんとの議論

 

・メンバーとの議論

 

・グループワークの失敗

 

・現地ベンチャー企業経営者、社員へのヒアリング

 

の結果、(予期しないことに)金銭的相互Win-Win説が正しくないことがわかりました。そのうえ、自分がチームビルディングに向いていないことが発覚するという事態になってしまったのです!

 

(向いていない点を名状するのは難しいが、人間関係の構築が実利ベースに偏りすぎていることが大きな要因。この問題に解を見つけられていないが、「人間関係」について深い理解が必要なようだ。)

 

 

ここからは問題解決の時間です。適切な仮説をたて、それを検証する必要があるでしょう。

 

場当たり的に、「チームビルディングがうまい共同創業者を探す作戦」を立案したところ

 

「そんなに都合のいいやついるのか問題」を提起されました。

 

チームビルディング関連の仮説検証は当面の課題です。

 

 

とても予期しなかったことに、最終的な個人ワークの成果は、人生における政策の変更、というものになりました。

 

つまり、従来の情報&ビジネスモデル重点政策を変更し、チームビルディング重点政策のもと適切な仮説検証をしようということになりました。これが、今後18か月の課題です。また、チームビルディングが練習できるところに顔を出す、というアクションプランを策定しました。

 

 

6.これは「計画された偶発性」だ!

 

ところでみなさんは私の話がジェットコースターのように2転3転していると気づいたかもしれません。最後の発見は「2転3転するのが人生だ(This is how life works!)」ということです。

 

 

私のブログ内容の変遷

 

インド市場儲かりそうだよね。調査しないとね。

 

   

 

ベンチャーにヒアリングに行ったよ

 

   

 

「慣れの次のステージ」の存在を発見したよ

 

   

 

「慣れの次のステージ」自体は元からあったよ。あとは確度の問題だよね。

 

 

 

けれども別の問題が偶然見つかったよ。

 

   

 

チームビルディング重点政策で行こう!

 

 

つまるところ何が得られたのかよくわからない感じなのですが、現象を観察するに

 

・「慣れの次のステージ」という興味深い現象を発見。

 

・人生政策の一部変更(チームビルディング重点政策!) インドあんまり関係ないが…

 

・インド市場の概要。ベンチャー企業のエコシステム、相場観。

 

・英語である程度専門的な議論ができるという自分の能力の発見。

 

 

といったことが主な成果として得られたようです。

 

 

よくわかんないけれども、何か得られる

 

ということこそ、

 

タイモブツアーの(そして人生の)本質です!

 

 

参考計画された偶発性理論:「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。」(Wikipedia)

 

 

7.まとめ

 

よくわかんないけれども、何か得られる。

 

それもまた人生。

 

そのためにお金を払いましょう。

 

 

 

 

以上“はかせ”でした!

 

 

 

 

Special Thanks to

 

16人のメンバー

 

  柴田さん

 

河村さん

 

タイモブスタッフ

 

 

たっちゃん

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