TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドネシアの体験談:ジャカルタイモブ祭で出会ったタイモブ生から得たこと(第二弾)
みなさんこんにちは!!お待たせいたしました!
ジャカルタでのインターンも残り1日となりましたさゆです。
前回のブログ(ジャカルタイモブ祭りでタイモブ生から得たこと第一弾:加藤楓さん編)に引き続きジャカルタイモブ祭でお会いした2人目のインターン生から得たことについてブログを書いていきたいと思います!
第二弾は不動産会社にてインターンをしていた宇根和孝くん(写真右)です!!
<宇根和孝くん>
石垣島出身。家族が副業で農家を経営しており、将来は自らが農業経営をしていくために東京農業大学進学、3年在学中。大学卒業後はアメリカで2年間の農業研修に参加予定。土地運用について学ぶためにジャカルタにて1ヶ月間不動産会社でインターン。好きなインドネシア語はcampr(チャンプルー:混ぜる)。
宇根君のインターン先は日本人2人(社長含む)、ローカルスタッフ3人という少数精鋭の会社でした。
主な業務は営業の同行とwebメディア広告の促進。
しかし!
彼の役割はそれだけではありませんでした。
▼インターン生の僕だからこそできること「社長と社員をつなぐ橋渡しに」
宇根君はローカルスタッフとランチに行くと、会社のことに限らずさまざまな会話をしていたそうです。そこでスタッフから聞いたさまざまな話を社長に伝える役目を果たしていました。
「あの子がそんなことを考えていたのか!」
「それは知らなかった!教えてくれてありがとう」
社長からはいつもそう言われていたそうです。
「自分だからできることを探してやる」
宇根君がインターン中に行動し続ける際に意識していたことでした。
この話から、社長と社員という雇用関係とはまた違う、"インターン生"という立場から会社に携わることで社内の人の考えを繋ぐ役割を果たせるのだなと気づかされました。
インターン生として会社に行くからには「営業で結果を出すという観点からの"会社に貢献を"」という社員と同じ立場での役割しか考えていなかった私にとっては鈍器で頭を殴られたような衝撃でしたね。
ちょうどその頃に。私はある問題を抱えていました。
インターン生を増やすために社長から依頼されてwebサイト作成をしていたのですが、社員はインターン生を何のビジョンもなしに受け入れることに納得がいかないと不満を抱えていました。結局、インターン生からの信託商品に関する質問を受けるのはスタッフであり、仕事が増えるのはスタッフだったからです。
私にとっては非常に悩ましい問題でした。
「私がやっていることは誰のためになっているんだろう」…そう考えていました。
そんなときに!!宇根君の「社長と社員をつなぐ橋渡しに」という考えを取り入れることにしました。
社長と社員の考えのずれを解消するための解決策。 短期間で入れ替わるインターン生に会社の方針、商品詳細を教えることに時間をとられることが社員の負担になっているという問題に対し、インターン生同士が情報共有し、協力できるコミュニティを新たに創ればよいのではないかというアイデアにたどりつきました。
そこで、
・社員の負担を減らす
・インターン生の質向上
を意図して過去、現在、未来のインターン生が情報共有できるコミュニティグループを作成しました。
今は"未来のインターン生"のために会社の方針や私がしてきたインターンの業務内容、作成したプレゼン資料などをアップロードしている最中です。
このグループがうまく目的通りの役割を果たすことができれば、以下の理想図が現実になると思います。
<社長の要望>
インターン生募集webサイト作成⇒インターン生増える⇒会社の貢献に✨
<社員の要望>
歴代インターンコミュニティグループ
⇒インターン生同士の情報共有(会社・商品・仕事について)
⇒インターン生の質の向上
⇒社員、インターン生にかける時間を削減⇒会社の貢献に✨
<未来のインターン生へのメリット>
コミュニティグループで歴代インターン生に連絡・相談しやすい
⇒インターンに来る前に何を学ぶべきかなど準備ができることでインターン期間をより充実させられる
⇒インターン生が充実したインターン期間を過ごす
⇒さらなる結果をだす⇒会社の貢献に✨
会社によって問題というのはさまざまだと思います。共通で理解していることが問題になっている場合もあれば、社内で問題視されていないことが意外と問題になっている場合もあると思います。
だからこそ、
・インターン生が外からの目になること
・社長と社員の中間の役割を果たすこと
で内部にさらなる変化を起こすことは社員同様に結果を出すこととはまた違う観点で非常に価値のあることだと思います!
今回は宇根君から得たことを自分の問題に当てはめてアクションを起こした一例の紹介となりました。
みなさんも自分が属している組織で自分の立場に囚われず、さまざまな角度から組織を見つめることで新たな発見や問題への解決策が得られるかもしれないです!
ーーー最後にーーー
「ジャカルタイモブ祭で出会ったタイモブ生から得たことシリーズ」はこれが最後となります!!
第一弾、第二弾ともに読んでくださった方、本当にありがとうございました。
同じ人種でありながら違う環境で生活してきた人と日本以外の同じ国で出会うなんてなんとも奇妙で素敵な出会いだと思います。
毎度タイモブ生に出会うたびに私の心がハッとさせられる新しい何かをもらえて本当に感謝しています。
次のタイモブ祭参加は日本と勤務地予定のカンボジアで実現させたいですね~!
皆様今後ともよろしくお願いいたします。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
さゆ@インドネシア
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