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『貧しい家に生まれたら夢をあきらめなければならない?』

KASUMI
  • 2021/07/23 00:00
  • バングラデシュ
  • 企画・マーケティング
  • インターン前

初めまして!現在社会人2年目の香純と申します。実は2年前にタイモブのインターンに参加させてもらったのでどちらかというと久しぶりです!member_blog_9459_60fabab0982cc.jpg最近の写真がなかったので23年間の人生のベストショットを載せさせていただきます(笑)



今回は8月からバングラディッシュでのインターン参加させていただくにあたって、


1、私の信念とインターンに参加する理由


2、どんなインターンに参加するのか?


3、バングラディシュってどんな国?



以上の内容をブログに書いていきたいと思います!よろしくお願いします!


1、私の信念とインターンに参加する理由

早速ですが、表題の件です。

 

「貧しい家に生まれたら夢を諦めなければいけないのか」

 

みなさんはこの質問に対してどう答えますか?

 

「諦める必要なんてないよ!」「家なんて関係ない!」「自分次第でどうにでもなる!」

 

私もできることであればこのような声をかけてあげたいです。

 

しかし今の私には実際にこのような状況にある人たちに何も声をかけてあげられません。

 

私は幼いことから同じ人間なのにどうしてやりたいことをできる人とできない人がいるのか、

 

どうして子どもなのに働いている子がいるのか、

 

どうして何もしてないのに命を落とす子がいるのかずっと疑問に思ってきました。

 

「生まれた環境によって人生が決まってしまうなんて絶対におかしい」これが私の信念です。

 

私は生まれた環境に左右されず、自分らしく生きれる社会をビジョンとしています。

 

大学時代は子どもの社会や教育について勉強していました。

 

学びを通じて生活環境が生きていく上で大切であること、

 

大きな影響を与えられる仕事がしたい、ビジネスを学びたいと思い、消費財メーカーに就職しました!

 

1年間仕事をしてみて、学べることもたくさんありましたが、

 

自分の中で大きなやりがいを感じることができず、モヤモヤしていました。

 

もっと直接的に誰かに貢献してみたい、やっぱり海外の子どもたち、教育に関わりたい、

 

もっともっとやりがいを感じたいそう思い、今回インターンに参加する決意をしました。

 

ではどんなことするの?という部分を次に書きたいと思います。



2 、どんなインターンに参加するのか?



 そんな私が選んだインターンはバングラディシュのオンライン教育を構築するインターンです。

 

具体的にはオンラインでバングラディッシュの子どもたちにプログラミングを教えます!

 

ここでまた質問です。

 

「教育って何ですか?」

 


この質問についてどう答えますか?

 

この質問に対する答えってたくさんあると思います。

 

もちろん、生きていく上で必要な知識やスキルを教えることはとても大切だと思いますが

 

私が大切にしたいのは、

 

「気になる!やりたい!もっと知りたい!学びたい!」といった主体的な気持ちを育てることです。

 

主体的な気持ちを持つことこそが、人々が自分らしく生きる上で最も大切なことであり、

 

その気持ちが自ら人生を選択していくことにつながると思っています!

 

キラキラした子どもたちの目ほど美しいものはありません!!!member_blog_9459_60fabdda544e4.jpg



長くなりましたが、以上のような考えから途上国での教育のインターンに参加したいと思いました。

 

 でもいきなり途上国でオンライン教育?って思う方もいると思います。

 

ではここで少しバングラディッシュについて書きたいと思います。



3、バングラディッシュってどんな国?




バングラディッシュは南アジアにある国で、

 

人口:1億6650万人(2020年)面積:日本の約4割という非常に人口密度の高い国です。

 

国旗がとても日本に似ていますよね。

 

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実質GDP成長率も2016年以降7%と現在まさに成長中の国です。

 

アパレル産業が盛んですが、

 

実はIT系の企業も多く、ITエンジニアの平均給与はかなり高水準です。

 

経済はこれだけ成長している一方で、

 

都市部と農村部の格差は拡大しており、まだまだジェンダー格差や、児童労働が課題です。

 

さらに公教育の不充実も課題であり、人口の増加に対して教員数や学校数が追いついていません。

 

一つの教室に大勢の子どもたちが集まり小さな黒板を見て、学習しなければなりません。

 

一方で教育に対する意識は高まり、いい大学に入るために受験競争は加速し、

 

学校外支出は家庭所得全体の20%〜40%と高くなっています。

 

さらに農村部の優秀な先生は給与の高い都市部へと流出してしまっています。

 

結果として、公教育不充分×教育費の高騰=教育格差となってしまうのです。

 

そこで考えたいのがオンライン教育です。

 

オンライン教育は住んでいる場所に関係なく、質の高い教育を受けることが出来ます。

 

また1人1人の能力合わせた教育も可能になり、効率よく学ぶことできます。

 

またどうしても家族のために働かなければならない子どもも、少しの空き時間に学習することができます。

 

ハード面ではデバイスの普及やネットワークの普及などの課題もありますが、

 

バングラディッシュにおいてオンライン教育システムを構築することには大きな意義があると考えられます。


長くなりましたが、

 

私の信念から社会人としてインターンに参加する理由、

 

そしてバングラディッシュでのインターンを選んだ理由について、

 

お話しさせていただきました!

 

半年間、少しでも子どもたちの主体性を育てることに貢献し、

 

自分らしさを引き出せるよう精進したいと思います!

 

読んでいただきありがとうございました。

KASUMI

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