TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/マレーシアの体験談:MALAYSIAと僕の将来
私、 2018年9月よりマレーシアにて不動産営業のインターンシップを6ヵ月行ってきます。
そんな私が今回は、「MALAYSIAと僕の将来」というタイトルでブログを書きたいと思います。(*なお引用・参考にさせて頂いた出典に関しましては、ブログの最後に記載するに留めさせて頂きます。また又引きの箇所もございますが、大目に見て下さい、ごめんなさい。)
ではまず、
Agenda
1. Malaysiaってどんな国?
2. 日本の将来について思うこと
3. 僕なりの将来展望
☆また、2、3はもう全くマレーシア関係ないので読み飛ばしてもらって結構です!
それではさっそく!
1.Malaysiaってどんな国?
ここではマレーシアについて私が調べたことを書きたいと思います。
皆さんマレーシアと言えば何を思い浮かべますか?私のイメージはツインタワー
と、イスラム教の方がいるの二つでした!
バックグランドとして"マレーシア"を持つ友人がおり、彼女からマレーシアについて話を聞いた事があったのですが、その際にツインタワーの写真を見せてもらったのと、彼女がイスラム教徒であるためこの2つがマレーシアのイメージとして最初に思い浮かびました。つまり、私のマレーシアのイメージは彼女から全てきているということですね、浅い(笑)
そのような マレーシアに関する狭い知見しかないしか無かった私ですがいざ調べてみるとマレーシアという国の魅力を知りました。
まずは基本情報について、(外務省HP、平成30年6月8日調べ、最終閲覧日2018年8月2日)
・面積:約33㎢(日本の0.9倍)
・人口:約3,200万人
・首都:KUALA LUMPUR
・民族:マレー系 約67%、中国系 約25%、インド系 約7%
・言語:マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語
・宗教:イスラム教(連邦の宗教) 61%、仏教 21%、儒教・道教 1.0%、ヒンドゥー教 6.0%、キリスト教 9.0%、その他
そして私がマレーシアについて興味深いと感じたのが
①多様性
②飯が美味い(特にインド料理が美味い)らしい
ということです!
まず①多様性 高校の世界史で習うため知っている方も多いかと思いますが、基本情報を見てもらえば分かるように、マレーシアにはマレー系だけでなく中国系、インド系の方々が住んでおられ、様々なバックグラウンドを持った方がマレーシアに居ます。それ故、言語・宗教についても多様性があることが見て取れ、多様性のある国であると言えます。多様性のある国は、日本では中々考えられないような様々な方々との交流ができるため、個人的には好きで、滞在中は一体どんな方に会えるのか、どんなことを知れるのかとても楽しみです。いろんな方と会えるようにインターンシップの合間に積極的に現地の方と交流しようと思います。
次に②飯が美味い これは意外ですが、おいしいそうです。ただ一度もマレーシアには訪れたことがないんで本当においしいかは自分で確かめたいのですが、マレーシアにバックパッカーで訪れた私の先生の意見では「マレーシアは食がおいしくて、特にインド料理はマレーシアが一番だった」とのことでした。実はこの先生インドに訪れたことが無く、本当のインド料理を知らないというのがオチだったのですが、とにもかくにもマレーシアのおいしいと言われる料理に是非挑戦していきたいです。
経済についても、全体的に伸びている東南アジア諸国の中でも全体を牽引する存在として発展している国であり、人口も右肩上がり、また若い労働人口も多く、これからの発展にも期待できます。
また私が関わることになる不動産について、物価の安いマレーシアでは他の国と比べて物件の価格が安い(ただし外国人の物件の最低購入金額は100万リンギット、これは本日付のレートで約2740万円、またこの最低購入金額は州によってはさらにルールがあり、どのビザを取得しているかも関わる)、マレーシアの不動産におけるIncome gainの利回りは3.7%(もちろんエリア別で値は変わるようです)、これは他のアジア各国と比較すると、日本などの先進国よりは高い値、しかし新興国と比較すると劣り、先進国と新興国の中間に位置するようです。この値が一体海外不動産購入にあたってどれくらいの値があるのか正直なところ把握できていないのですが、今の私のうぶな意見として、少なくとも日本で不動産に投資するよりもマレーシアで挑戦する方がチャンスが大きいのだと感じました。
(ここから自分のことについて話します、マレーシアはもう出てきません(笑))
2.日本の未来について思うこと
「何でMALAYSIAとお前の将来話すのに『日本の将来』について話す必要があるんだよ!!」と思われるかもしれません、この先、日本国民として生きていこうと考えている自分にはこの話は避けては通れないと思っています。なので、ここでは私の日本の将来についての考え(厳密には他者の話などから考えさせられたこと)を勝手ながら書きます。
マレーシアのようなこれからの可能性が溢れる国とは反対に日本はこれからより厳しい時代を迎えるだろうと言われています。そもそも日本には原油を初めとした天然資源が無く、高い技術力を生かしたモノづくりで発展してきました。そして今もその高い技術力は健在で世界から認められるモノづくり大国であると思っています。しかし昨今では電化製品の分野で中国、韓国に押され、IT、AIの分野では他の先進諸国から致命的に出遅れ、自動車産業において次世代の技術として期待されている自動運転に関してはあのトヨタでさえ、ドイツにやや遅れをとっていると聞きました。また小さい(?)ところを見ても、これだけ電子機器、インターネットが発達した世の中においても日本はまだ現金社会であり、また大手企業の"大手体質"や 先進諸国には中々見られない過酷な労働環境も良くはなってきているのだとは思うのですが、まだまだ悲惨な状況であり、他国からは怪奇の目で見られているように思います。実際、日本のイメージを他国の人々に聞けばアニメや漫画、寿司と並んで、仕事に全てを捧げる仕事国民性、過労死や自殺で死ぬ人があり得ない程多く、やばい国だよね、という回答がかなりの確率で返ってきます。どれだけの日本人が意識しているのかは分かりませんが、他国から客観的に見て、日本という国の労働環境が悲惨であるということです。またこれからの時代において必ず必要となる再生可能エネルギーへの投資も進んでおらず、未だに原発に頼り、これまで日本の強みとして日本を支えていた、比較的に人口が多かったというマンパワーの強みも少子高齢化による労働人口の急速な下降により、もはやなく、それどころか人手不足で危機的状況に陥っています。そして今の日本の少子高齢化は、人類が直面したことのない未知なる危機であり、私たち日本人が先頭に立ち、活路を見出さなければならない喫緊の課題であると認識しています。
このように日本の未来について考えると暗い話ばかりで正直逃げ出したいというのが私の本音です。
3.僕なりの将来展望
「じゃあ日本出ますか?」と聞かれれば答えはNOです。これまで育ってきた故郷が日本にはあり、日本人として日本に生まれ、日本の教育を受けて育ち、自分には日本人としてのアイデンティティがあります。今のところ捨てようという気にはなりません。国民性、文化共に世界に誇れるものがあると思っています。だから問題が山積みの日本なら一つずつ解決していくしかありません。そしてこれは私達、次の日本を背負っていく世代が責任をもって成し遂げるしかないと思います。他人任せでこの危機を乗り越えることはできない、自分が考えて行動して変える、このスタンスが必要不可欠なのだと思います。これまでの日本人はどこかの会社に入ってそこで真面目にコツコツ頑張ればそれなりに地位を得て、退社した後は年金もらって余生を過ごすといった人生設計を立てていたと思いますが、そのようなある意味甘い時代は終わりをつげ、個々人が会社の枠に囚われ、奴隷のように働くのではなくのではなく、自分自身で考え、行動し、幅広く自らのキャリア見つめて将来を選ぶ、そして個々人がしっかりと力を持ち、どこでも結果を出すことができる、そんな強い個人が必要なのだと思っています。 そして若手がこれからまだまだ減っていく日本においては、そんな強い個人が一つの団体だけで活躍するのでは無く、自らの強みを生かして、できれば二つ以上の団体で活躍し、1人が二役三役を果たし、幅広くかつワークライフバランスも考えて無駄なく活躍することが必要なのだと思います。つまり、全体の人口は少ないが個々の力があり、かつ複数の組織で強い個人が活躍することで掛け算的な力を生み出す、少数精鋭、コンパトで力強い国になることが必要になるのではないかと思っています。
しかし、今の自分は市場価値0の人間であり、性格も正直言って保守派で変化は嫌いだし、自分で考えて動くよりも指示されて動く方が何も考えずに済むし、責任も少ないので好きです。ただそんな自分では次の世代で活躍できないことも分かっています。
だからこそ自らの価値を高めたいと思い、またよろしくない自分の性格も直していきたいと思っています。今の自分にはまだ何の実績もないですが、若さがあります、それ故に変われるチャンスがあると思っています。
そして自分は幸運なことにこのタイガーモブさんを通じてインターンシップを行う事を決心し、晴れて九月初頭から不動産×ITを用いて、日本と海外を繋ぎ”International”に事業を展開している会社にて、半年間インターン生として働かせて頂けることとなりました。変わるための環境は整っているので後は自分で変わるしかありません。
私は不動産については赤子同然、 営業についても初心者、これから就く仕事に関して何の知識もなければ話術もない、そんな自分が果たしてどれだけ結果を残せるのか、しかも期間は6ヶ月間、これがいかに短いことか。正直、6ヶ月経っても何も残せずに帰るんじゃないかと、ちびりそうですが、実績を残せないのならインターンシップをした意味は0なので何が何でも自分が納得して帰れるようにしてきます。
現地での私の主な仕事は顧客である、不動産の買主のニーズ(潜在的なニーズを含めて)を汲み取り、売主と結びつけ、両者にとってハッピーな契約へと導くことであると認識しています。そして短い期間でこのハッピーをどれだけ多く生み出すか、これが私の実績となり、自らの価値になると考えています。そのためにどうあるべきか、必死に考えてもがいて、価値ある一個人となるためのファーストステップを踏みます。
*出典
外務省HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/data.html#section1
私のインターン先の企業が運営する多言語不動産サイト
https://en.sekaiproperty.com/news/2205
SS@Malaysia
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