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中南米旅行会社インターン体験談

はなな@パナマ
  • 2016/07/14 10:25
  • パナマ
  • インターン後

中米パナマにある日系旅行会社で一年間インターンをしていた岡田はななです。

今年が設立3年目の新進気鋭の旅行会社です。

 

中南米中の旅行を提供しており、パナマ在住の社長を始めとして、メキシコ、ペルー、エクアドル、ベネズエラ、ブラジルなどに社員が点在しています。

 

私が体験したこと、得たことをゆるーく綴らせて頂きます。

 

・インターンに参加するまでの過程

インターンをしようかなと思い立ったのは大学3年生になったばかりの4月。外国語大学なこともあり、周りが続々と留学などの準備をし始めた頃でした。私も留学に行きたいという気持ちはあったのですが、留学にはそこそこのお金もかかる訳で、その頃は特に海外の大学に行ってまで勉強したいと思える分野もなく、遊んで終わってしまうだろうということが目に見えてました。

 

ただ、それと同時にせっかく大学で学んだスペイン語をマスターしたいという気持ちと、誰もしていないことをしてみたいという気持ちがありました。

 

そんな訳で探し始めた海外インターン。行くなら3年生の9月か10月からと決めていたので割りと焦って探しました。やっと見つけた会社ですが、実は正社員の募集のみしか行っておらず、むしろインターンの受け入れは私が初めてなので、多分先方もびっくりしたと思います(笑)しかしそこで私は謎の行動力を発揮し、社長に直接メールをして日本語とスペイン語の履歴書を送りつけ、数回のメールのやり取りと一回のスカイプ面接を経て、無事受け入れが決まりました。

 

お金の話ですが、最初は無給インターンとしての採用でした。往復航空券も自分持ちで、お家は会社の寮のようなところに住むという条件で負担はゼロということでした。(ちなみに向こうで働き初めて3ヶ月したら、お給料を貰えるようになりました!)

 

・インターンで何をしていたか

私がインターンで行っていたことを時系列でまとめたいと思います。

 

8月初め~9月末【日本】

10月からパナマの本社に行く予定でしたが、その前の2ヶ月間日本で簡単な業務(Facebookの更新、翻訳作業など)をしていました。またJATA旅博にもお手伝いとして参加し、渡航前に会社の事を知ることができるよい機会となりました。

 

10月~12月末【パナマ】

いよいよパナマに渡り、本格的にインターンを開始しました。

 

最初の三ヶ月間で、基本的な事務作業を教わり、日本からのお客様のガイドも何度か勤めました。隣国コスタリカへの視察旅行にも参加することができ、とても充実していました。

 

一方で、住んでいたところがほぼオフィスであったこと、周りが思ったよりも日本人だらけで、自分が思っていたようなスペイン語を身につけるための環境ではなかったことに焦りとストレスを感じていました。

 

ガイド@パナマのサンブラス諸島

ガイド@パナマのサンブラス諸島

 

12月末~3月末【ペルー・ボリビア】

この頃になると、会社で一番忙しい時期が始まります。そう、ウユニ塩湖のシーズンです!

 

私はパナマからペルーに入り、ペルーからボリビアへと旅行する団体のアシスタントガイドとしてボリビア入りしました。それから約3ヶ月間、ほぼ休みなく毎日添乗の日々が始まりました。2回めの添乗からは、メインガイドを任されるようになりました。ボリビアのラパスを拠点にして、チチカカ湖、ティワナク遺跡、ウユニ塩湖などをガイドとして回るうちに、どんな旅行をお客様に提供したいか、現地ガイドとして何を求められているのかということを未熟ながらも考え、実行するようになりました。また、普段からも現地のドライバーやホテルのスタッフとも会話することも増え、知らず知らずのうちに友達も増え、多忙ながらも充実したボリビア生活を送っていました。

 

ウユニ塩湖の夕日

ウユニ塩湖の夕日

 

現地日本人スタッフとのよるごはん@ラパス

 現地日本人スタッフとのよるごはん@ラパス

 

3月末~3週間程度【エクアドル】

ボリビア生活も落ち着いてきた頃、突然次の日からエクアドルに行くことが決まりました。ボリビアカオスのご褒美として視察旅行に行かせていただけることになったのです!念願のガラパゴスに行けると喜んだ一方で、本当に突然のことだったので、お世話になったボリビア人たちへ挨拶もあまりできなかったのが心残りです。

 

エクアドルでは、ガラパゴス、アラウシ、キト、赤道、ミンド、オタバロ、コタカチなどをオンリーワンの女子スタッフで周りました。久しぶりの海でシュノーケルをしたり、高山列車に乗ったり、お客様の視点で旅行を楽しみました。もちろん、視察旅行なので、ホテルの情報収集、ムービーの作成、新規ツアーの作成などの課題もありました。(私は、新規ツアーとして、「自由な女子旅」を作成したのですが、残念ながら採用はされませんでした…)

 

高山列車の発着点@アラウシ

 高山列車の発着点@アラウシ

 

4月中旬【パナマ】

再びパナマへ!ペルー・ボリビア・エクアドル生活を社長に報告。

 

4月後半から5月末【メキシコ】

インターンの立場で、おいって感じですが、一ヶ月ちょいの休暇を頂いて、メキシコに遊びに来ていました。同じ大学からメキシコに来ていた友達にお世話になって、日本人駐在員さんのお子様の家庭教師をしながら、メキシコシティを拠点にいろんなところを旅行しました。

 

インターン中に一ヶ月以上の休暇なんて普通は考えられないかもしれないですが、それを「行ってこいよ!」と許してくれて、また戻ってくるように言ってくれた社長、副社長には感謝しています。さらに、インターンの集大成に何かやってみたらとということで、中南米のおみやげウェブショップ開設を決めたのもこの時期です。私はメキシコでの空いた時間に、おみやげショップに構想を考えたり、メキシコのおみやげを集めたりしていました。

 

オアハカのオーガニック市場。おみやげ探し。

オアハカのオーガニック市場。おみやげ探し。

 

6月~8月初め【パナマ】

休暇後戻ってきたパナマで、私は、早速ウェブショップの作成にとりかかりました。ウェブショップのことなんて全く知らなかった私は、会社のウェブデザイナーの方や現地スタッフに本当にお世話になりながら、2ヶ月かかってウェブショップを一応形にすることができました。ウェブショップが完成したら帰国すると決めていたので、8月の初めに日本に帰国しました。

 

・インターンを通して得たこと

・好きな事をして生きている人たちは美しいという教訓。

そして私は、それに影響されて、かなり自由に楽しんだ1年でした。

 

・臨機応変に対応する力。

これはボリビアのカオスの中で学んだことです。予想外の事態なんて日常茶飯事の毎日の中で、どう動いたらお客様にとって一番よいかを考える日々でした。

 

・スペイン語

特に会話。これは行く前から最も目標としていたことでした。

 

・基本的なビジネススキル。

本当に基本的なことですが、ワードとか、エクセル、とかビジネスメールとか。学生のうちにある程度身につけられてよかったです。

 

・人脈

会社の方々はもちろん、現地の人、お客さんなど。

再会がとても楽しみです。

 

・これからインターンに行く人へのメッセージ

難しいことは考えずに、自由に楽しんでください。

はなな@パナマ

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この海外インターン体験談(タイモブログ)のインターンシップ情報 中南米パナマに本社を構える旅行会社のインターンシップ(スペイン語必須)

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