TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドネシアの体験談:高2の夏休みの刺激的な経験
こんにちは。私は、高校2年生の夕夏です。
この夏休みにグローバルリーダーズ・キャンプACTの3期生として、インドネシアのバリ島に行ってきました。
8日間だけでしたが、非常に有意義な時間を過ごすことができましたので、ここに報告します。
<目次>
1.参加理由、挑戦した理由
2.最も楽しかったこと/辛かったこと
3.ACTで学んだこと
4.ACT参加前と後で変わったこと
5.これから何か挑戦する人へ
|1|参加理由、挑戦した理由
私には、将来やりたいことがたくさんあります。
学校でいろいろなことを学ぶたびに、
「ああ、これやりたい!」「何これ、面白いじゃん!」と目移りしてしまいます。
しかし、本当に自分がやりたいことを選ぶことができず、
学校の三者面談では、「どの方向に行きたいの?」と呆れられる始末…(涙)。
「世界を舞台に活躍する」という非常に大きな夢だけは変わらず持っているのですが、
なかなか1つに絞ることができません…。
そこで、「世界のためにすべきことは何だろう?」という答えを見つけるきっかけを
捜すことを目的に、ACTに参加することにしました。
|2|最も嬉しかったこと/辛かったこと
(みんなとのご飯写真)
まず、最も嬉しかったことについて書きます。
バスでの移動中、自分の興味のあることや学校生活を紹介し合う場面がありました。
メンバーは6人だったのですが、みんな個性的で自分のやりたいことや夢が明確だったんです。
あるメンバーは、環境問題からプラスチック製品を使い過ぎることに反対し、
ステンレス製のストローを持ち歩いているとのことでした。
また、ある他のメンバーは、SDGs(持続可能な開発目標/2015国連サミット)への取り組みをしたいので、
後押しをしてもらえないか…と学校に直談判したそうです。
学校が教えてくれること与えてくれることを受け身で学ぶのではなく、
自分でやりたいことがあったら学校や世間に訴えるくらいの行動を起こすことが大切だと分かりました。
「ボーッと過ごしていてはダメなんだ!」と、メチャメチャ刺激を受けました。
また、他にもIB教育プログラムを受けているメンバー、部活を5つ掛け持ちしているメンバー、
自分が持っていない視点で物事を考えることができるメンバー…。
みんなの興味のあることを聞いたとき、全然知らないことがたくさん出てきました。
自分は、まだまだ何も知らないんだな…と実感しました。
実際に、自分で調べたり行動を起こしたりしているメンバーと行動を共にすることができ、
自分の行動や考え方の不足点や改善点を見つめ直す良いきっかけになりました。
そんなきっかけをくれるメンバーと知り合うことができたことが、最も嬉しかったことです!
次に、最も辛かったこと…、特にありません!
強いて言うならば、「理想の自分」と「周りに見えている自分」が違うことを知ったことです。
私は今まで、何に対しても自信を持てないこともあり、
とりあえずニコニコしながら他人に同調することが「相手の意見を尊重する」ことだと考えていました。
ある夜、ご飯を食べている時に「夕夏には芯がある。でも、自信がないことは流される。」
と私に対する印象を、タイモブメンター佳苗さんが伝えてくれました。
自分では「芯がある」なんて思ったことがなかったので、その言葉は純粋に嬉しかった。
しかし、その反面、「自信がないから、他人に同調している」ことは見破られている…と、少しだけ悲しくなりました。
これまで、私の周りには私の印象を客観的に伝えてくれる人が居ませんでした。
しかし、今回のメンバーやタイモブメンター佳苗さんは、私のことを真剣に考えてくれたので、
本心を伝えてくれたんだと感じました。
自分が考えていたように他人に見られていないことを知った時は衝撃を受けましたが、
印象を伝えてくれたこと、たくさんの情報やアドバイスをくれたことは、
自分に真剣に向き合ってくれたからだと思い、嬉しさを感じました。
|3|ACTで学んだこと
この研修は学びに溢れていましたが、ここでは特に印象に残った3つについてお伝えします!!
1つ目は、仮説を検証することの大切さです。
私は課題解決ミッションに3人のメンバーでごみ問題に取り組みました。
(自分たちで作ったゴミ箱の写真)
私たちはごみが道路にポイ捨てされている現状と、
そのごみをバリ島の人ではない人が片付けていることを知り、
「バリ島の人は、ごみに対する問題意識が低い」という仮説を立てました。
しかし、実際にバリ島の人にインタビューをしてみたところ「ごみは雨季になったら海に流れてしまい、
海が汚れる原因になっている。ポイ捨ては良いことではない。」と、仮説とは全く逆の意見が収集されました。
今までは何か疑問を見つけたとき、
その答えをインターネットでサクっと検索して答えを導いたり、軽く予想したりしていました。
しかし今回、実際にインタビューをすることで生のデータを収集し、仮説の検証をしたところ、
仮説と異なる結果が得られました。また、仮説の検証ができたことにより、
次のステップが明確になり、課題解決への軌道修正をすることができました。
(また、余談ですが、英語が通じない現地人50グループへのインタビューをやりきった時、
実際にゴミ箱を作成・設置して結果を得られた時は、何とも言えない達成感でした!)
2つ目は、人は多種多様な意見を持っているということです。
(話を聞いている写真)
私が今まで生きてきた中で深く話したことのある人は、学校の先生、親、塾の先生ぐらいで、同じような視点の人ばかりでした。
しかし、この研修中、メンバー、タイモブメンター佳苗さん、su-re.coの高間さん、Radhyaなどの話を聞いたり、
私自身のことを深く話したりする機会がありました。
自分が持っていない視点の話を聞くことができ、今後の人生に参考になりました。
特にsu-re.coの高間さんとのトークセッションは、私のこれまでの価値観を変えてしまうほど興味深かったです!
3つ目は、「継続は力なり」ということです。
前述しましたが、私はACTに「世界のためにすべきことを見つける」ことを目的として参加しました。
(高間さんのプレゼンの写真)
しかし、su-re.coの高間さんは、
「自分がやりたいことを信じ、継続することが大切。(どんなことでも世界のためにすべきことにつながる。)」
とおっしゃっていました。
確かに、やりたいことじゃなければ続けられない。
恐らく、何だって「世界のためにすべきこと」につながるんじゃん!
もう一度初心に帰り、「やりたいこと」を見極めたいと思います。
|4|ACT参加前と後で変わったこと
(自らやりたいと名乗り出てやらせてもらった牛糞をバケツに入れる作業の写真)
参加前まで、「出る杭は打たれる」精神で何事にも取り組んでいました。
積極的に発言しない、行動なんか起こさない、何かするときは自分から発信せず友達を巻き込む…。
自分の行動に制限(壁)を作っていました。
しかし、ACTで過ごす日々の中、「少しの勇気があれば行動できる」と気づき、
行動できる自分に少し自信が持てるようになりました。
例えば、今までは自信が持てずアイコンタクトができなかったけれど、今は意識しなくてもできるようになりました。
また、自分の考えを良く話す(発信する)ようになりました。
自分の可能性は無限大!自分に壁を作っていては、もったいないです。
|5|これから何か挑戦する人へ
(メンバー、メンター、su-re.coのみなさんとの写真)
ぜひ挑戦しましょう!勇気を出して1歩を踏み出しましょう!「後悔先立たず」です!
(これは、私自身へのアドバイスでもあります!)
経験は、人生における最大の武器になります!!
私は一緒に行くメンバーと仲良くなれるかが不安で、ACTに参加しようかどうしようかと迷っていました。
今では、こんな小さなことが悩みだったなんて恥ずかしい(笑)と感じています。
私は今回ACTに参加して想像の何万倍も有意義な時間を過ごせ、何倍も成長し、最高の仲間ができました。
貴重な体験をさせてくれたタイモブやsu-re.coの方々、インタビューに答えてくれたバリ島の皆さん、本当にありがとうございました!
ゆうか @インドネシア
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