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【次世代リーダーインタビューVol.7】米田耕太郎 | アフリカから持続可能な自然と人間の共生に貢献する

  • 虎の知恵

【次世代リーダーインタビューVol.7】米田耕太郎 | アフリカから持続可能な自然と人間の共生に貢献する


  • プロフィール

    氏名:米田耕太郎

    所属:京都大学院修士2回生、信州大学卒業

    参加したタイガーモブのインターン/プログラム:

    STARTUP AFIRICA

    私を表すハッシュタグ:#野生動物保全 #環境保全 #自然と人間との共生

 

実践的な学びを通して将来を見出したい

 

-タイガーモブのインターンシップに参加したきっかけは何ですか?当時大学4年生休学中の私はアフリカのケニアで環境・野生動物保全に関わるボランティア活動をしていました。活動の合間にルワンダへの渡航を計画していた際、たまたまSTARTUP AFRICAの存在を知り参加しました。 

 

環境・野生生物保全に興味を持ったのは、青森の自然豊かな環境で育ち、動物に関する本やテレビ番組等をよく見ていたからです。好きなことを学べると思い大学進学時に生物学を専攻しましたが、そこで単純で絶対的な正義だと思っていた野生生物保全が様々な問題と主張がを内包した複雑な世界であることを知りました。そこから既存の問題解決のための新しい保全が望まれているのではないかと想いを抱くようになりました。アフリカへボランティア留学することを決意した理由は、現地の自然と人間の共生を目指す"住民参加型保全という取り組みがそれら既存の問題の解決策となり得るのでは?と思い、その現状を学び、それに関わる術を知りたいと思ったからです。

 

当時はいざケニアに渡航して野生動物保全活動に携わってみたはいいものの、活動が思ったように進まないことで無力感を覚え、活動を将来にどう活かすか自分で分からず、終いには自分がやっていることに意味を見い出せなくなっていた時期でした。STARTUP AFRICAは現地企業や農家などの話を聞き、ビジコンを実施するプログラム。ここに行けば実践的な学びを通じて自分の活動へのヒントを得たり、将来への解像度を高めたりできる、と思いました。

 

 

好きや情熱を仕事にしても良いという価値観

 

-参加したインターンではどんなことを実施しましたか?

 

プログラムでは最初の1週間で現地のスタートアップ企業やコーヒー農園等を視察しました。後半の1週間ではその活動から感じたこと・現地の課題等を基に、個人またはチーム毎にビジネスのアイデアを出し、最終的にそのアイデアを現地の起業家の方やルワンダ政府関係者を前にプレゼンしました。

 

僕は現地のコーヒー農家の方々の生活改善を目指し、チームメイトと共に「消費者がカスタマイズしたコーヒー豆を販売する。そして売上の一部は現地の野生生物保全団体などに寄付する。」というビジネスアイデアで発表しました。このプログラムを通じ、ビジネスを通じて環境・野生生物保全に関われるかもしれない、関わる術はある、という小さな自信をそこで得ることができました。

 

またプログラムを終えて思いがけない収穫もありました。それは「働く」ことに対しての価値観の変化です。それまで自分は「好きなこと、情熱を仕事に落とし込みたい」と思いながら、「それは世間知らずの大学生の理想だ」「仕事≒我慢だ」という印象をずっと拭えずにいましたが、プログラムを運営されていたタイモブの方々やルワンダでいきいきと働く現地の方々を見て、自分の情熱を仕事に落とし込むことも可能なことを知りました。

 

STARTUP AFRICAを終えてから再びケニアでの活動に戻りましたが、以前とは違って自分の活動に自信をもてるようになりました。好きでやっているんだから胸を張っていいんだと。

 

Human-Wildlife Conflict解決のためのビジネスを創る

 

-ミッション実現に向けての取り組みを教えてください

留学後はアフリカについて学べる大学院に進学し、22卒として就活を行いました。アフリカ留学を終えてから2年が経過していましたが、「アフリカ」の「野生生物保全」に対して気持ちは揺らがず、ビジネスを手段とした持続可能なかたちでその分野に関わりたいと思っていました。そのため環境ベンチャーや商社などを中心に就活を開始しましたが、正直どれもピンと来ませんでした。そのうち「既存の組織に自分がやりたいことが無いなら起業するしかない」という考えを持つようになり、社会問題をビジネスで解決する「社会起業家」になる支援を行っているボーダレス・ジャパンに入社を決めました。 

 

4月に内定を頂いてからは、アフリカの野生動物と人間の軋轢を減らす事業プランを練っています。アフリカでは野生動物と地域の住民が近い距離で生活しており、家畜・農作物が被害にあったり、その報復として住民に動物が殺されたり、といった問題(Human-Wildlife Conflict)が発生しています。これを解決し、地域住民と野生動物の双方にと利益が出るビジネスモデルを考案中です。

 

事業立ち上げには時間を要しますが、ビジコンに参加したり、アフリカに渡航して現地の人に話を聞きに行って準備する予定です。自然と人との共生は表裏一体。人間のためにやったことが野生動物や自然のためにもなり、その逆も然りだと考えています。将来的には密猟問題や貧困解決などに向けても動いていきたいです。

 

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