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学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校様導入事例(後編)|アートを使ったコミュニケーションプログラムで多様性に気づき、発言する力がアップ

  • 虎の知恵

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校様導入事例(後編)|アートを使ったコミュニケーションプログラムで多様性に気づき、発言する力がアップ

今回のタイガーモブの導入事例インタビューは、2020年度末にタイガーモブのアート・コミュニケーションプログラムを導入いただいた、角川ドワンゴ学園N高等学校のキャリア開発部 平田さん、福永さん、湯野川さん、渡部さんにお話を伺いました。

ネットの高校として有名なN高では、日本中、そして世界から、それぞれの生徒さんが自分のスタイルに合わせて授業を受けています。今回タイガーモブを導入いただいた留学課では、生徒さんが自分の意見を発信したり、議論をすることに慣れていない等の課題があったと言います。

記事前編では、ネットの高校であるN高等学校の魅力や、留学課としてのサポート、そしてタイモブのプログラム導入に至った背景などをお話しいただきました。

 

今回の後編では、実際にプログラムを導入した際の生徒さんの様子や、その後の変化などをご紹介いただきました。

 

 

■インタビュイー

 平田まりさん、福永百合香さん、湯野川潤さん(以下敬称略)

角川ドワンゴ学園N高等学校
キャリア開発部

 

■インタビュアー

 中村 寛大

タイガーモブ株式会社

COO(最高執行責任者)

 

 

―前回までは、プログラム導入の背景についてお話しいただきました。

今回実際に、IKIGAIやダイバーシティウィールを使って多様性の中にある自分を認識する、自分のことを発信するプログラムを実施しました。もちろん他の選択肢もあったと思いますが、そこからタイガーモブを選んだ決め手はありますか?

「提供:N高等学校・S高等学校」

  

福永:日本語開催のワークショップというのが大きかったです。海外の視点を、それもヨーロッパ・アメリカだけでなく多様なバックグラウンドを知っている人が、日本語でワークショップを開催してくれるところが魅力的でした。

 

―僕らが世界を知ったうえでやれるのが魅力。初めてそういう感想をもらいました。確かに、ルワンダとかよくわからない国に行ってますもんね笑

 

福永:ルワンダとかに突っ込んじゃうっていうのもそうですね笑

ファシリテーターの伴さんも南アフリカ在住で、多様性をテーマにといっても、アメリカやヨーロッパの視点だけでないところが良かったです。

ワークの中でも、アフロヘアの話、アフリカの視点についても触れられていて「やっぱりそういうことだよね」と納得しました。こうしたワークショップを英語でやってくれる人はいると思いますが、日本語であるのはありがたいです。

 

―実際に4日間2時間ずつやってみて、どうでしょうか?

個性的な生徒さんが多いな、と感じた半面、自分のことを話すって機会がなかっただけで、実は結構話せるのでは、と感じた場面もありました。

「提供:N高等学校・S高等学校」

 

福永:私は初回オンラインで参加して、そのあとは録画で様子を見ましたが、感じたことは2つあります。

一つは、みんな結構マルバツにこだわるというか、周りからのピアアセスメントを気にし過ぎて発言できないのを感じました。

もう一つは単純に、こういう機会がもともとなかったんだなって感じましたね。

私たちは、「生徒たちは意見が言えない」と思っていたのですが、これまであまり意見を聞かれる機会がなかった中で、いきなり「あなたはどう思うの?」って聞かれたところで、生徒側は「自分から発言していいのかな、これでいいのかな」って思ってしまう。できないのではなく、機会を与えていなかったことが一つ、私たちの課題なのだということに気が付きました。

 

湯野川:そうですね。すべてのワークショップに参加した生徒は、「自分のことを知らないと、そこから意見を追加して発信することもできないことに気が付いた」「自分自身を振り返ることができてよかった」と話していました。私自身もオブザーブして楽しかったので、生徒もそう感じたと思います。

 

ーどこが楽しいと感じたのでしょうか?

 

湯野川:ファシリテーターの伴さんの力は大きかったと思います。

一人の生徒が、タイガーモブさんのファシリテーションを見て、「自分も(ファシリテーションを)学んでいきたい」と話していました。単純に自分のことを理解していたとしても、普段の生活では他の人に自分のことを言う機会はあまりないと思います。友達の中に、自分のことばっかり話す人がいると楽しくないってイメージはありますよね。それで自分のことを話すことを躊躇してしまう。でも、ワークショップを通して、自分自身を知るだけでなく、他の人に知ってもらう嬉しさがあったと思います。

 

―確かに普段だと、自分のことばっかり話して自分勝手だと思われたくない、と思って、自分の意見を言わないケースってありますよね。それとは別だって感じ取ってもらったんでしょうね。ありがとうございます。

3月頭でプログラムは終わりましたが、生徒さんとそれぞれコーチングなどで関わったり様子を見ていく中で感じたところはありますか?

 

湯野川:参加者のうち2人の生徒は、今回参加したようなワークショップを自分で企画してやってみたいです、と言っています。私からはプッシュはしてみますが強く推しすぎないで、生徒主体でやってもらいたいと思っていて、まずは生徒の様子を見守っています。

 

福永:一人一人とまだ話せていないのですが、1回目から4回目の様子を見ていると、もともと発言できる子、頑張ってしようとする子など、いろんなレベルがあったけれど、最後の方は全員が自分ごととしてワークショップに参加しているのが見て取れたのは大きなことだと思っています。

「なんとなく参加すればいいや」ではなく、「自分がこれに参加している」という意識がある。自分のためにやっているというのは、特に最後のセッションで見られました。発言するときに「僕言います」「私言います」「あ、どうぞどうぞ」って譲り合う場面もありましたよね(笑) 発言内容も、相手が言っていることに対して、ちゃんと受け止めて、なおかつそこから反応することができていました。そういった意味でも、ワークショップ中での成長を見られたのが良かったです。

 

湯野川:普段のグループ授業は英語でやっているのに対し、ワークショップは日本語で行っているのもあって、言語の違いももちろんあるのですが、反応は普段より速くなっていると思います。例えば講師が質問した時に、「僕からいいですか」とか手を挙げている生徒が増えてきたり、返答までの空白の時間は短くなっているかなと思いました。

 

―レスポンスが早くなっている!それは純粋にうれしいですね。ありがとうございます。次は英語でやりますか。(笑)

最後の質問です。今後のコラボレーションでチャレンジしたいこと、要望など頂けることがあれば教えていただきたいです。

 

福永:今回、とてもいい取り組みだと感じていて、これからも続けていくことに意味があると思っています。1回で終わるより、次のステップというように段階的にやって、自分で発言することを身に付けてもらいたいです。

 

私たちは、海外の大学に目を向けてほしいと思う一方で、大学に合格することだけが目的ではないと考えています。

留学課としてどこに目標を置いているかというと、充実した留学生活を送ってもらうというのが最終目標。なので、いい大学に受かってすごいね、というので終わりではなくて、その先を考えること、個別相談でも常にそういうことを話しています。

海外での学生生活の中で多様性に気付いて順応していくこと、恐れずに発言していくこと、すべてを自分ごととして受け取って行動していくことが大事だと思っています。このあたりを高校の中で成長できる機会として提供していきたいです。

 

湯野川:大学生活でも大切なクリティカルシンキングはまだこれから。次のステップとして段階的に、思考のレベルアップの機会を創っていきたいですね。

 

平田:今回は日本語でしたが、英語でもちゃんと発言できるようになるのも大事だと思っています。間違ってもいいからとりあえずしゃべる、伝えよう、ということができるようになってほしいです。

あとは、いろいろな生き方を見せてあげることもしたい。多くの先輩たちの話を聞く機会があればいいですね。

たとえ海外に行かなかったとしても、いろんな生き方を知ることで、生き方を自由に考えていいんだ、という気づきがあればいいなと思います。自分の枠にとらわれず、人生を自由に設計できるようになってほしいです。

 

―オンラインで世界一周、認識の枠組みを壊すワークショップはタイガーモブでもやっているのでぜひ!

 

福永:中学生から高校生まで、N高では本当にいろいろな情報が得られると思います。3年ないし6年間の学生生活が、その先何十年もつながる人生に影響を与えられることができればうれしいです。

小さなことでも、その先の将来につなげることができると思っているので、今後も何かご一緒できたらと思います。

 

 

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N高等学校留学課の皆様、お忙しい中お時間をありがとうございました!

プログラムを通して、少しでも生徒さんの自己変容をサポートできれば幸いです。

タイガーモブでは、世界を舞台に実践する機会ももちろん、多様な社会の中で生きる力を育むワークや、自分の軸を見つける内省のセッションなど、さまざまな形で学びや成長をサポートしていきます。

 

 

>>N高等学校の魅力、導入の背景については

「学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校様導入事例(前編)|アートを使ったコミュニケーションプログラムで多様性に気づき、発言する力がアップ」へ

 

 

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校について◆ 

<N高等学校 本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一/S高等学校 本校:茨城県つくば市、校長:吉村総一郎>

N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、現在の生徒数は両校合わせて19,732名(2021年5月時点)。
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大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、
全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。
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