オンラインインターンが誕生し、現地に行かなくてもインターンができる時代になりました。
その結果、社会人でもオンラインで海外のインターンシップに参加される方が増えています。
とはいえ、「自分の周りにオンラインでインターンしている人なんかいないし、興味はあるけどよくわからない!」という方も多いかと思います。
実際にタイガーモブが社会人から受ける相談で多い内容は、
「仕事とインターンの両立が難しそう…」
「社会人のオンラインインターンってどんなスケジュールなの?」
「自分がインターンに参加して迷惑かからないかな」
などが特に多いです。
今回は、社会人としてオンラインインターンに参加されたAさんへインタビューをさせていただき、社会人がインターンをする意味や魅力、大変さまでざっくばらんにお話いただきました。
社会人の方はもちろん、学生の方にとっても参考になる内容かと思います。
是非最後までご覧ください!
・Aさんプロフィール
社会人三年目の女性
研修などを扱う企業で営業として働く傍らオンラインインターシップに参加
今回Aさんが参加したオンラインインターンシップはこちら
https://www.tigermov.com/internship/detail/676
Aさん:私は国内企業で研修系の会社で働いており、現在3年目です。
今回インターンシップを始めたきっかけは新型コロナウイルスにより働き方が変化したことです。
具体的には本業の会社がコロナ禍でリモートワークに切り替わり、オフィスもシェアオフィスに移転したため働く場所を制限されなくなりました。
また以前は営業のために移動で1時間かかることなどもありましたが、今ではオンラインでできることも増えています。
そういったスケジュール面やロケーション面での自由度が上がった結果、このコロナ禍でも何かチャレンジできることはないかなと思い、探していたところ偶然タイガーモブのオンラインインターンを見つけて参加しました。
元々韓国に興味があり、4年程韓国語の勉強をしています。
大学生の時には短期留学にも行きました。
そして勉強しているうちに、学んだ韓国語を使っていつか企業でも働いてみたいと思っていました。
しかし、韓国の企業に転職する募集や韓国の現地に行く募集はあったものの、現職の会社も楽しいので辞めるつもりはなく、今回オンラインでのインターンを見つけ、今の仕事と両立しながらチャレンジするなら「これだ!」と思いました。
Aさん:当初は本業の仕事とオンラインインターンを両立するためのタイムスケジュールに苦労しました。
基本的に週に一度インターン先とのミーティングがあり、そこで自分の1週間の成果物を報告します。
仕事の内容は日本の市場調査を日本語で調べ、その内容を先方に伝えるため韓国語に翻訳する作業が多く、かなり時間がかかりました。
平日は本業の仕事が終わったあと、インターン先のワークをするようなスケジュールでした。
また、インターン先から韓国語で指示受けることも多いので、翻訳や書く能力だけではなく、聞く力も必要でした。
今までにそういった実践の中で韓国語を使う経験がなく、敬語的なビジネスとしての伝え方も学ぶことができました。
インターンを経験するにつれて業務にも慣れていくことができ、ミーティングを重ねる中で「こう伝えたらいいよ」というフィードバックをもらいながら、徐々に業務の型もできてきました。
業務内容はインターン先の業務に関する「ギャップイヤー」という言葉の日本国内での知名度、大学や企業の導入実績などを市場調査していました。
しかし、ずっと同じテーマの調査をしているわけではなく、インターンの後半は「認知症の方と20代の若者の交流」について日本の取り組みを調べたりなど、全くテーマが違う内容でしたが、私としては飽きることなく取り組めたのでよかったです。
Aさん:インターンの経験が本業に活きたことは、本業に通じる様々な「スキル」の重要性を身を以て実感できたことです。
私の本業は企業等に研修を提供する会社なのですが、提供している研修の中に「期待値調整」と「曖昧耐性」というものがあります。
期待値調整とは、いかに相手からの自分に対する期待値を調整するか。特に今回のインターンでは言語の期待値調整が大事でした。私は韓国語を勉強していたとはいえ、語学に関する不安がありました。自分がそこまでの言語レベルに達していない時に相手の期待値を調整しないと、自分が仕事をやり遂げることが難しくなってしまうからです。
曖昧耐性は、よくわからない状況でもやらないといけないというものです。今回のインターンでは、会ったことがない方々とオンライン上で仕事をするということから発生する曖昧な状況や曖昧な指示でも、動きつつ的確な確認をすることが必要だと感じました。
こういった普段本業の「研修」という形で提供しているスキルの重要性を、インターン先の方々とやりとりをする中で改めて実感することができました。
Aさん:今回経験した韓国語での実務経験は忘れないようにしたいです。
インターンは終了しましたが、もし今後も手伝えることがあれば手伝いたいと思っています。
インターン先の方とは今でもコミュニケーションを取っていて、いずれ日本と韓国を気兼ねなく行き来できるようになれば直接会いたいと思っています。
インターンが終わっても繋がっていける関係を持てたことが、インターンに参加してよかった要因の一つです。
Aさん:私は今回オンラインインターンに参加し、対面ではなくオンラインで仕事をしているため「いくらでも手を抜こうと思えば出来る」というのは危ないと思いました。私も本業との両立の中で大変だと感じることもありました。
それでも私がオンラインインターンを続けることができたのは「目的意識」があったからだと思います。
韓国語でビジネスに携わりたいという当初からの想いがあったからこそ、きつい時も続けることができました。
なので、社会人に限らずオンラインインターンをする方はインターンに挑戦する「目的」を自分の中で明確にすることが大事だと思いました。
Aさん:オンラインインターンに挑戦する前は、「自分がインターンに関わって迷惑かけないか」「自分がスケジュール的にやっていけるか」など不安がありました。そのため一度タイガーモブに相談をしました。
そして実際にやってみると、大変な部分もありましたが、無事にやり遂げることができました。
今回実際に参加してみて「社会人でもオンラインインターンをやれる」ということを体感しました。そして、同じように参加することに不安を感じている社会人の方でも「挑戦できる」という認識が広まればいいなと思っています。
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