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【インターン受入企業インタビュー】オンラインで社外プロジェクト立ち上げを実現し、組織の活性化にもつなげたプロジェクト

  • 虎の知恵

【インターン受入企業インタビュー】オンラインで社外プロジェクト立ち上げを実現し、組織の活性化にもつなげたプロジェクト

こんにちは!タイガーモブです!


私たちは2020年4月より、自宅から世界中のリアルな課題に挑戦できるオンラインインターンシップを開始しました。


世界各地のインターンシップの受入企業様のご協力により、これまで大学生を中心に高校生から社会人まで、120名以上の方々に新しい実践機会を提供することができました。


一方で、オンラインによるインターンシップを開始していただいた企業様からも、

・新規事業を進めることができた!

・今ままで手の付けらていなかった緊急性は低いけど、重要な業務に手をつけることができた!

・with/afterコロナ時代の中、いち早くリモートで事業を進めるノウハウを手に入れることができた!

と、嬉しいお言葉をいただく機会も増えてきました。


私たちが目指す、インターン生が成長することによって企業が発展する良いサイクルがオンラインでも廻り始めてきたのではないかと思います。


今回は、そのような企業様の中から、オンラインでのインターン生の受け入れが初めてにも関わらず、インターン生とのプロジェクトを成果に繋げている企業の受入責任者である松田さんにお話を伺いました。

具体的なオンラインインターンシップの受け入れ方法や成功の要因などをお聞きすることができました。
 

 

  • 今回インタビューにお答えいただいたのはこの方です。



松田光憲さん
ありのまーま合同会社 代表社員。フリーランスとして数社の組織・事業推進支援。
株式会社オズビジョン 取締役COO。ユーザーさんがファンになる事業と働くメンバーがワクワクする組織づくりを進める。



今回募集していただいるオンラインインターンシップはこちらです。



  


◉オンラインインターンシップの受け入れを検討しているけれど、受け入れ後どのように進めていくのか、またどのような成果がえられるのかを知りたいという企業のご担当者様

◉既にインターン生を受け入れているけれど、もっと上手くオンラインインターンシップを活用して成果に繋げたいと考えている企業のご担当者様

また、

◉社会人でオンラインインターンシップに興味はあるけど、どのような方が参加しているのか、参加する意味があるのかを知りたいという方


に読んでいただければと思います。






多種多様な意見を取り入れることができ、期待値以上の価値があった

-まず最初に、なぜオンラインインターンシップの募集を始めたのですか?


新しい組織をデザインするという取り組みに対して、社内のリソースだけだと、視野が狭くなると考えたからです。社外の人も含めて理想の働き方を再定義することで、私たちの自己満足ではない真の意味の理想が描けると考えたためです。



-オンラインインターンシップの受入は初めての経験だったと思いますが、不安や懸念はありませんでしたか?


不安は特にありませんでした。もともと社外の方を受け入れたこともありましたし、短期プロジェクトを進める上で、業務委託の方にご参加頂くこともあったからです。

とはいえ、どのような志向性を持った方が来るのかは、ドキドキでした。



-当初3ヶ月で終了予定のプロジェクトでの募集でした。

3ヶ月が経過して、ここで1回総括してみると今回のプロジェクトはいかがでしたか?


正直、めちゃめちゃ良かったです。

今回ご参加いただいた3名は、全く違うキャリア・経験をお持ちの方です。具体的には、世界的にも有名なメーカーの人事の方、タイに在住で現地法人の責任者をなさっている方、人材業界でプロフェッショナルのキャリアカウンセリングをなさっているという面々です。

多種多様な方が、それぞれの視点からの意見や気づきを与えてくれたことで、我々だけでは成し得なかった新しいアイデア、成果を生み出すことができました。

当初の期待は、できる限り自分たちと違った人が良いと思っていましたが、期待を上回る価値がありました。

ドキュメントの作り方、仕事の進め方など、他社の知見が活きる場面が何度もありました。



スタートが大事!相互理解がプロジェクト成功の鍵を握る

-具体的に今回のプロジェクトはどのように進められたのですか?


まずプロジェクトの立ち上がりを大事にしました。


開始時には、当然ですが初対面、かつ、お互いのことがわかっていない状態です。なので最初に、お互いのひととなりを知り合うことからはじめました。

具体的には、当社が新しいメンバーを向かい入れる際に実施している、関係性を高めるためのエクササイズ(ドラッカー風エクサイズ)を実施しました。

これにより、メンバーがお互いの強みや弱み、そしてこのプロジェクトに期待することを理解しあうことができ、チームの土台ができたと思います。


また、現状私たちが捉えている市場のニーズや課題感を共有することにより、スタート時点での認識の擦り合わせを行いました。


その後は、プロジェクト計画を立案し、タスクをガントチャートに落とし込み、進捗を管理しました。




-プロジェクト開始後はどのようなことに気をつけていましたか?


当社のオンラインインターンに参加された方は、皆さん社会人で他の仕事を持っている方なので、最初に定例ミーティングのスケジュール合わせを行いました。

社内メンバーだとさくっと決められるミーティングの日程も、社外のメンバーが入ることで調整が難しくなります。ですので、定例で日程を押さえることで、進捗を確認するリズムがつきました。



-プロジェクト進める中で、方向性をピボットされた伺いました。

どのような経緯で、なぜピボットされたのですか?


もともとは、自社の制度にどう落とし込むか、を中心に考えていました。具体的には、新しい働き方(理想)をデザインし、現状の課題を洗い出し、そのギャップを埋めるための仕組み化(制度設計)という流れを想定していました。

ところが、いざプロジェクトを進めてみると、理想の働き方とは社内だけに縛られるのではなく、外の環境に越境して挑戦することで、得られるとなりました。これはタイガーモブさんが掲げている越境学習の考え方にも近いと思いますが、自社だけで理想の働き方を実現するのは難しいとなったのです。

そこで、このような考え方に共感頂ける仲間となる企業探しを始めることになり、実際に人材交流を進めることで、プロジェクトの価値を検証しようとなりました。このような流れでピボットすることになりました。


-現時点でどのような成果が出ていますか?


今お話したように、他社と協働でプロジェクトを立ち上げることになりました。私たちのプロジェクトに共感いただける企業様と一緒に、相互に越境を行いながら、新しい働き方や組織のあり方を模索していくことになります。これまで、社内のプロジェクトだったものが、社外にスケールアップしましたイメージです。


また、直接的な成果ではありませんが、今回のプロジェクトが当社の組織にもいい影響を与えています。具体的には、プロジェクトの動きに刺激を受けた人事部門のメンバーが他社に越境したり、社内の事業部間で複業するメンバーなどが出てきました。

これまではなかった動きが社内に出てきて組織が活性化する兆しがあります。



-オンラインで参加するメンバーがいる中でプロジェクトをピボットするのは、大変だったのではないかと思います。

上手く進んだ要因は何だと思いますか?


まず、プロジェクトを開始する前には関係性を高めることが必要です。最初から成果を求めるのではなく、お互いの期待値が擦り合ってから何を目指すのかを決めるのが良いと思います

目的やゴールイメージをすり合わせるために、最初にこのプロジェクトで成したいことをドキュメントにまとめて面談時に説明をさせていただきました。

そこに共感してくれた方に参加していただけたことが、プロジェクトがピボットしてもうまくいったポイントなのではないかと思います。



オンラインインターンシップが企業と参加者とにブレイクスルーをもたらす

-今後のプロジェクトの予定はどうなっていますか?

また、オンラインインターンシップの参加者にはどのようなことを期待しますか?



今後も継続的にこのプロジェクトは進めていきます。まだ、検証がスタートしたばかりですので、これからが本番という感じです。

オンラインインターンシップの参加者には、とにかく積極的に関わっていただくことを求めます。初めてのことなので、失敗したらどうしようと悩んだり、自分なんかでうまくできるのかなと不安になったりすることもあるかもしれません。ただ、一歩踏み出す勇気を持てば、思ったよりも乗り越えられると思います。自分に自信をもって挑戦していただきたいです。



-松田さんは、ご自身も他社のオンラインインターンシップにご参加いただきましたが、参加者としてはどのような方にオンラインインターンシップはどのような方に勧めますか?


なんか今の働き方にもやもやするなという方におすすめです。悩んでいても物事に変化は起きませんので、まずは行動に移すことが必要です。オンラインインターンシップは良いきっかけづくりになると思います。



-では、どのような企業にオンラインインターンシップの受け入れを勧めますか?


企業も同様に閉塞感を抱えているときにおすすめします。社内の知見だけでは解決できなかった問題も、外部の視点が入ることで新しい道が開けます。特に非連続的な成長や改善を望むようなケースにおすすめできると思います。



-その他、言っておきたいことがあれば是非!


参加する個人も、受け入れる企業も双方にプラスになる取り組みです。オンラインインターンシップを通じて、可能性を開花させる人がガンガン増えることを望んでいます!

 



-松田さん、ありがとうございました!

インタビューを終えて


いかがでしたでしょか。


プロジェクトの目的とインターン生との期待値をすり合わせながら、途中柔軟にピボットしながら成果に繋げていく松田さんのマネジメントがとても印象的でした。


そして、松田さんが終始強調されていたのが、スタートの大切さ。候補者の面談時での期待値のすり合わせに始まり、関係性を高めるエクササイズや課題感の共有など、私たちも学ぶことが多いインタビューとなりました。


また、ミーティングの設定などではインターン生の状況に合わせて参加しやすい状態を作っていきながら、一方で積極な参加を求める姿勢も、オンラインインターンシップを成功させる要因なのではないかと思いました。



 


オンラインインターンシップ受け入れ企業様の募集について


タイガーモブでは、より多くの方に世界や異業種、新しい分野に挑戦していただくために、オンラインインターンシップの受け入れ企業様を募集いたします。

 

年代やバックグラウンドが異なる人材をインターン生として迎えることで、化学反応が起こり、新しい可能性が生まれるきっかけになれば幸いです。

 

オンラインインターンシップですので、オフィスのない企業様でも受け入れ可能です。

国内外問わず、事業に新しい風としてインターン生を受け入れたい企業様は、こちらからお問い合わせください。

 

 ※海外拠点での実地インターン受け入れと同様、紹介フィーはいただいておりません。

 ※内容によっては、審査プロセスにより、ご掲載をお断りさせて頂く場合もございます。ご了承ください。

  

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