タイモブでは、これまで2,000名以上の方が世界へ挑戦し、今この瞬間も世界中で活躍しています。
ー誰かの挑戦は、誰かの挑戦になるー
ということで、世界中で様々な活躍をするタイモブ生を紹介し、切磋琢磨するきっかけを生むべく、世界中で奮闘する方々の中からタイモブMVPを選出させて頂いています。
記念すべき「第8回タイモブMVP」は、・・・
シンガポールの広告会社でインターンシップを経験した、名郷 雅人さんです。
【名郷雅人(なごうまさと)さんプロフィール】
・九州大学教育学部3年生
・軟式野球サークル
・フィリピンでの語学留学後、シンガポールインターンを経験
ここからは、見事「第8回タイモブMVP」に選ばれた、棚澤さんのインタビューをお届けします。
ー海外インターンシップに行った経緯を教えてください
高校生まで野球をしており何かに熱中する日々を過ごしいた中で、大学生になって何かに熱中したいと漠然と思っていました。そんなの時、たまたま福岡のスタートアップ系のイベントに参加し、友達に紹介にてもらった海外インターンシップ経験者の話を聞き、当たり前が通用しない環境や英語を使うことに関心を持ちました。
東南アジアのインターンシップで、自分で考えて挑戦できる機会を得られるのではと思い、シンガポールで海外インターンをすることに決めました。
海外インターンをするとなると英語力が必要なので、先にフィリピンでの語学留学を経て、海外インターンシップ挑戦しました。
ー海外インターンシップ内容を教えてください
シンガポールのフリーペーパーを扱う広告会社で、新規営業と既存営業を行いました。
新規営業は電話営業が多く、相手の言ってることが聞き取れず、最初は苦労しました。まず、一回会わせてもらうように、とにかく最初のアポイントメントをとることに集中し、少しずつうまくいきました。
また、職場のシンガポール人の同僚がすごくフレンドリーな人たちで、すぐに打ち解けられました。一緒にランチを食べながらコミュニケーションをとって仲良くなり、仕事のアドバイスをもらいながら、営業の話法を磨いていきました。
ー海外インターンシップで苦労したことはありますか
単純に結果を出すことができず、苦しかったです。
また、言葉や価値観、文化の違いがあり、難しく感じました。日本ではトップダウンで仕事をすることができますが、シンガポール人は本人が納得しないと、トップダウンでも動いてもらえませんでした。人を動かすためにどんな動機付けをできるのかが大切であるということを実感した経験でした。
さらに、最初の内は他の日本人インターン生たちがうまくいっておらず、どのように状況を変えていけばいいかと悩みました。そこで、何度も話し合い、社長にも思いを伝えて社内の風土を変えていきました。
具体的には、社内コミュニケーションツールの導入や評価制度を変えました。それにより、社内インターン生の立ち位置が変わっていき、それぞれが自発的に行動するようになったと思います。
自分より後に来たインターン生たちのモチベーションを高く保つことができ、そのきっかけを作ったのが自分であると社長から言っていただけました。
自分たちで主体的に働いていると、さらにどんどん働きたくなりました。社長から毎日の行動の指示はなく、報告は必要でしたが自分の裁量権があったので、自分たちで積極的に動いて結果を出す風土ができたと思います。
ー海外インターンシップで印象深かったことはありますか
会社には日本人の社員の方もいたのですが、その方が強いエネルギーや、高いモチベーションを持っていて、自分にもそのエネルギーが乗り移った感覚がありました。その方のエネルギーに感化されて海外インターシップをやりきれたと思います。
また、英語がうまく伝わらないこともあったのですが、それでも伝えるしかなかったため度胸がついたと思います。英語が堪能でなくても、伝えたいことがあれば伝わることが分かりました。
そして、帰国前日にとても大きな契約を取ることができました。正直大きな案件だったので、帰国までに決まるとは思っていなかったのですが、「あなただから契約する。」とまで言っていただき、自分が営業に行った価値を感じることができました。
ー仕事以外の思い出はありますか
6か月はずっとオフィスにいてやりたいことがめちゃくちゃあったので、ほぼ遊ばず打ち込みました。なので、遊んだ記憶はありません。
集中していたので、遊ぶよりもその時は仕事が楽しかったです。
休みの日にも自発的にオフィスに行っていたくらいです(笑)。
ー海外インターンに迷っている人にメッセージをお願いします
環境が変わるということは、自分のモチベーションを上げる一つの方法なのではないかと思います。
何かスタートしたい挑戦したいというのに、海外インターンシップはいいと思いますし、海外インターンをして自分がしたいことを発信するとどんどん広がります。
長期でなくても何か変えたいというきっかけを求めているのであれば、海外インターンはいいです。
ただ行っただけで満足するのではなく、何をするのかが大事だと思うので、挑戦を決めた方は頑張ってください。
ーインタビューを終えて
名郷さんのMVP受賞理由は、ズバリ”インターン先からの高い評価”です。
インターン先の会社の風土改革を行い、インターン生の立ち位置を変えたという大きな成果を残されました。社長からは”名郷さんなくして今の会社は無い!”というコメントをいただいています。
海外の会社で、これほどの実績を残すインターンシップを行ってこられたとは驚きです。
自発的に動いて社内風土改革を行った名郷さん!これからの活躍も期待しています。
【back number】
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