「海外インターンから何を得られるのか」「海外インターンの後にはどんなアクションを起こしているのか」…
挑戦に迷っている方々が一番知りたい事ではないでしょうか?海外インターンへの挑戦に迷いのある方に読んで欲しい、先輩インターン生たちの"After STORY”
今回は、マレーシアインターン経験者の臼井 滉海さんです。
マレーシアにある「不動産」×「IT」のスタートアップでインターンシップをしていた臼井さん。インタビュー中も、ありのままをストレートに伝えてくださる姿が印象的でした。
今回のインタビューでは、そんな臼井さんから脚色せずに、過去現在そして、これからについて赤裸々に語っていただきました。ぶっちゃけ話をはじめ、臼井さんの芯に迫るお話もできてとても楽しかったです。笑
ストレートにズドンと刺さる言葉がちりばめられたインタビュー、ぜひご覧ください。
臼井 滉海
・1996年生まれ
・長野県出身
・京都産業大学
・昔はサッカー少年だった
中川原 弥晨
・1998年生まれ
・タイガーモブの社内インターン生
ー 臼井さん、本日はお忙しいなかありがとうございます!今日は海外インターンシップから帰国したあと、どのように活躍されているか先輩に聞いてみよう!という企画です。改めてよろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします!
|| 海外インターンシップに挑戦しようと思ったきっかけとは?
ーー 激動の環境の中で戦っていくためには、自分自身の芯が必要だと気がついた。
ー 早速ですが、ざっくりインターンシップに行こうと思った経緯から教えていただいても良いですか?
以前、カンボジアで2カ月間インターンをしていた時期があったんですが、そこで思うような成果が上げられなかったんです。その時の、悔しさから絶対に成長していろんな人を見返してやる!という気持ちからマレーシアでのインターンシップに挑戦しましたね。
ー すごい負けん気ですね。以前から、そんな感じだったんですか?
いやいやそんなことないです(笑)インターンシップに挑戦する前は、こんなんじゃなかったと思います(笑)以前は、何も考えず好き勝手に生きていました。自分は賢くないので、マレーシアに行ってからは本当に大変でしたね(笑)
でも、あのマレーシアという環境の中で揉まれてことでかなり変化はありました。
ー やはり、マレーシアインターンシップ時代の環境は激動でしたか?
そうですね、激動でした。(笑)マレーシアでの生活はもちろんのこと。特に、インターンシップ先の会社めまぐるしく成長を遂げる環境だったのでたくさんの変化を目の当たりしましたね。
その激動な環境の中で戦っていくためには、「なぜ自分はマレーシアにきているのか」、「将来、自分はどうなりたいのか」を見つめなおす必要がありました。いわゆる、”自分自身の芯”になるものがないと厳しかったですね。
|| インターンシップ内容についてお伺いします。
ーー自分の働き方を常に見直しながら改善を重ねることが、
スピード感をもって限られた時間で場の最大化をすることにつながる。
▼インターンシップ先のメンバーと
ー 具体的には、どのようなインターンシップに取り組んでいたのでしょうか?
インターンシップでは、大きく3つのことに取り組んでいました。
1つ目は、マレーシアの不動産ディベロッパーに対する営業です。けど、これがあまり振るわなかったんです。
なかなか成果が出ず、最初の数ヶ月であんまり結果が出ず、かなり落ち込みました(笑)
ですが、このタイミングで会社とも相談して、環境を変えて異動することになりました。
それが、2つ目となるカスタマーサポート(以下、CS)です。チームをまとめつつCSにも関わる立場に異動しました。当たり前のことですが、営業とCSは全く違いましたね(笑)
定量目標が肝となる営業に比べて、CSは定性目標も必要となるため、KPIの設定というよりはスピード感を意識しつつ、自分の働き方を常に見直しながら改善を重ねる機会が多かったです。
3つ目は、現地スタッフのマネジメントです。ここは、かなり苦戦しました(笑)
僕の立ち位置は、4人の現地スタッフが自走できるようにメンターとしてフォローすることでした。
例えば、2時間ごとに彼らとミーティングを実施して、タスク管理やメンタルケアとか。
でも、やはりいち人間とひたすら向き合う姿勢が求められる仕事だったため、トラブルもいくつかありましたし、数値化できない成果も多々ありました。そういった中でも、どうしたら彼らの成果がでるのかや、成果の出しやすい環境をいかに作っていくか。これらをスピード感を持って改善していくことに苦戦しましたね。
▼インターンシップ先の様子
— なるほど。かなり幅広いですね(笑)これだけやっていると得られたことも多いものですか?
たくさんあります!それぞれアプローチの仕方も違うので得たことは結構ありますね。
その中でも、特にこれは大きい学びだったというものは2つです。
1つ目は、マネジメントの方法を学べたことですね。
2つ目は、どうやれば自分の得意なパターン持っていけるかを感覚で掴めるようになったことです。
— その2つを学生のうちに得られるのは大きいですね!マネジメントの方法とかは全くの初心者スタートだったんですか?
もちろんです!自分には、全く知識なかったので分からないことは、どんどん上司に相談していました。かしこくないんで、ばんばんインターンシップ先に質問するところからスタートです(笑)
主にインターン先からは、枠組みを教えてもらっていましたね。その結果、業務全体を観れるようになりましたし、サービス強化の方法や、限られた時間の中でスピード感をもって場の最大化をするための知識と経験を得られました。
|| 海外インターンシップ帰国後についてお伺いします。
ーー常に動き続けながら考えること。
海外インターンシップで得たこの熱量を絶やしてはいけない。
— なるほど、相当刺激的な環境で挑戦されてきたんですね。そんなインターンから帰国した後は何していたんでしょうか?
帰国後は、まず最初に自分の現在地を知るところからはじめました。
自分の現在地と向き合った結果、僕の答えとしてはインターンは物事を動かすための ”やり方” を学んだ場だったので、今度は、 ”スキル” を身につけよう!と思いました。
ー いいですね、海外インターンシップが着火剤にもなっているんですね!
そうですね。帰国後は、とにかく挑戦機会に飛び込まなきゃ!という思いに駆られていましたね。
僕にとって、海外インターンシップは物事を起こすための ”きっかけ ”だったので、このままこの熱量を絶やしてはいけない。という焦燥感から国内インターンシップを始めることにしました。それも、自分のレベルからストレッチな環境で。割と、スキルアップベースで次の挑戦機会を探していました。
ー なるほど!それがきっかけだったんですね。国内インターンシップを初めてみてどうでしたか?
▼インターンシップ先にて
最初は、海外インターンシップの時ほど、自由に色々させてもらえなかったので、これまた焦りました。(笑)
だけど、環境のせいにするのは嫌でしたし、海外インターンシップ時代の環境だったからこそ、得られた経験だったと決め付けることも嫌だったので、その環境の中でいかに成果を残すかを考えました。そして、同じタイミングで「自分はどんなことをしたいのか」についてもよく考えるようになりました。
ー 環境の違いで苦戦するのは、結構直面しがちな壁ですね。最終的には、どういう結論に至ったんですか?
そうですね。このまま今の環境で頑張り続けることが正解なのか、別の手段があるかもしれないとも考えていましたね。
でも、やっぱりこの壁をいかに超えていくかに好奇心をくすぐられてたので、この環境で成果を出すことを軸にアクションすることを決めました。
変なプライドあると挑戦機会を失うと思っています。だからこそ、ゼロからつくることに向き合い、自分が目指している地点はどこなのかを探りながら、半年くらいし続けながらインターンシップしていました。
— 国内インターンシップに活かせた海外インターンシップでの経験はありましたか?
そうですね。海外インターンシップ参加前は、全くベースがまったくない状態からのスタートだったので、コミュニケーションの仕方をはじめ、目標設定の仕方、軌道修正しながらゴールに向かっていく力は、国内インターンシップでも活かせたかなと思います。
とはいっても、まだまだ足りない部分ばかりなので、足りないところを補いながらスキルアップしようという意識はかなり芽生えました。これは、多分マレーシアで「常に動き続けながら考えること」、「今の環境でいかに不足を穴埋めできているか」ということを考える機会が多くあったのが大きいかなと思います。
|| これからの臼井さんについてお伺いします。
ーー常に動き続けながら考えること。
海外インターンシップで得たこの熱量を絶やしてはいけない。
— 現在4年生ということですが、これからはどんな展望をお持ちですか?
来年の4月から、EC事業者向け通販専門卸サイトを運営する企業で働くことを決めました。
最初は、なんとなく食品メーカー業界いいなぁとか思っていたんですけど、セミナー行ってみたらですね、
「あれ?なんか違う!」みたいな(笑)正直、あんまりしっくりこなかったんです。
そこで、気がついたのはやっぱり、やりがいや社内メンバーとの親和性が大事だと言うことですね。
僕とかは、人の思いとかにインスパイヤされやすいタイプなので(笑)インターンシップ選びも、就活の時も、メンバーの想いやビジョンに共感できるかがというのがひとつの基準になっていますね。
— なるほど。僕もすごく共感します!今後のビジョンとかは明確になっているんでしょうか?
明確にはまだきまっていないけれど、これまでしてきたように、自分がロールモデルと持っている人たちの背中を引き続き追い続けたい行きたいと思ってます。
そのロールモデルとなる方も増やしていきたいし、その人たちと追いかけっこする中で自分自身も着実にスキルアップして、素直に愚直に前進していきたいです。彼らと同じように、自分自身も挑戦し続けていきたいと思ってます。
あとは、常に今の自分が最高の状態であり続けたいなとも思ってます。
海外インターンシップ時代が、自分史上で最も輝いていたなぁ。なんて感じるようになったらやばいと思ってます。過去の栄光にすがるのではなく、自分史上最高の状態を常に更新し続けていたいです。
だから、過去は振り返らないです。(笑)ださいですからね(笑)
過去の自分ではなく、今の自分で語れるように日々精進していきます。
— いいですね。そんな臼井さんから未来の自分へのメッセージはありますか?
そもそも問題、この記事を未来の自分が見ている時点で過去振り返ってるじゃん!
目の前のことに全力になってって言いたいですね(笑)振り返っちゃダメでしょそれダサいよ(笑)
思い出に浸るのは、程々にして次のステップを目指してください。前進し続けられること。それが臼井の良さです。
あとは、海外インターンシップ時代や帰国後、それ以外の時でもいつもそうですが、いつも人に恵まれています。
壁にぶち当たってしんどい時には、上司の方や仲間が叱咤激励してくれて、その度に元気をもらっていました。
僕は、それがなかったらここまで走れてないですし、周りにそんな人達がいなかったら何もできなかった。という感謝の気持ちは、これからも忘れないで欲しいですね。
— 最後に、これから海外インターンシップに参加しようとしている方々へのメッセージをください!
海外インターンシップに行くこと自体は、そんなにハードル高くないかなと思います。
だからこそ、渡航中やインターンシップ後にどんなアクションを起こすのかが一番大事だと思います。
そう思わせてくれるきっかけや原体験をくれるのが、インターンシップの価値だと思ってます。
(インタビュー後記)
インタビュー前は、「こういうインタビューをしていただきことなんて、普段ないので自分なんかで大丈夫ですかね?」とおっしゃっていた臼井さん。でも、いざインタビューが始まると、ひとつひとつの言葉がストレートに僕にも響いてきました。国内外問わず挑戦し続けてきた臼井さんだからこそ、言葉にも想いが乗っかっているのだなと感じました。自分はまだまだですと、謙虚な姿勢の中にもブレない軸があるお方でとてもかっこよかったです!改めて臼井さん、お忙しい中ありがとうございました!
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