こんにちは。タイモブのくさはるです。
最近一番印象に残っている出来事は、社長からタイモブのプリンス認定を受けたことです。
プリンスだそうです。
どうも、プリンス草野です。
さて、今回は自責思考と他責思考についてのお話なのですが、
ビジネスのシーンでよく使われるこの言葉、一体どういう意味なんでしょうか。
なるほど、つまり喧嘩したときに、「お前が悪いんだよ!!!」とキレる人が他責思考、「私が悪かった、ごめんね」と折れる人が自責思考ということですね。
それでは、具体的なエピソードと共に、自責思考と他責思考の人の考え方をそれぞれ見ていきましょう。
CASE 1 :
海外インターンシップが始まって数週間、営業があまりうまくいかず、頑張っていてもなかなか成果が上がらない。営業が嫌になってきてしまったAさん。
【他責思考の考え方】
私は精一杯頑張っている。インド人が私の話を聞かないのが悪い。しかも、この交通の便だったら、思うように営業ができないのは当たり前。
【自責思考の考え方】
これ以上、むやみに頑張っても結果は出ない。私の営業のやり方はもっと工夫できるんじゃないか?受注できない理由がどこにあるのか、もうちょっと考えてみよう。
...
営業のインターンシップというシチュエーションでの出来事。過去に営業を経験したことがある人の中には、気持ちがわかる人もいるのではないでしょうか。
どれだけ頑張っても、結果が出ない、、、結果が出ないから、どんどんやる気がなくなっていく、どんどん頑張ることができなくなっていく、、、そんなスパイラルにはまっている人は要注意です。同じ環境の中でも成果を出せる人は出せるんです。
何が違うのか、なぜ自分は成果を出すことができないのか?自分の中に答えを見出すことで、未来は、行動は変わります。
CASE 2 :
意思表示が大事だと思い、たくさん提案をしてみているものの、上司が自分の提案を受け入れてくれることがない。意思表示が大事だと聞いたのに、なぜ?と頭を悩ませるBくん。
【他責思考の考え方】
もっと耳を貸してくれてもいいじゃないか。たかがインターン生だと思って、軽んじられているのではないか。上司が変わらなければ、いつまでたっても提案なんて受け入れてもらえない。どうにかして欲しい。
【自責思考の考え方】
なぜこれだけ意思表示しても、聞き入れてもらえないのだろうか?提案の内容だろうか、提案のやり方だろうか。とにかく、一つずつやってみるしかない。
…
よく言われますよねぇ、「意思表示の大切さ」。そしてそれを素直に受け止めて、とにかく提案してみたりすること。
でもやっぱりそれではうまくいかないことが多い。それはなぜだろう、なんでうまくいかないんだろう、一生懸命頑張っているのに、、、なんて、思ってしまう気持ち、よーく分かります。でもちょっと待って!そうやって誰かのせいにしたところで、何が変わるのでしょうか?
一歩引いて考えてみてください。相手から自分はどう見えているのだろうか、そうやって、相手の立場に立ってみてください。
CASE 3 :
学校では学生団体のリーダーをやっていて、自分の部下はきちんと指示を聞いてくれたり、とてもうまくいっていた。今の環境は、頑張っているのに、やりたいと思っていた仕事をさせてもらえない。まだまだ自分はできるのに、と悶々としているCくん。
【他責思考の考え方】
自分はもっとできるのに、正当に評価してもらえない。頑張っているのに、やらせてもらないから、やる気が出ないのは当たり前。自分を正当に評価してもらえないなんて、環境を変えた方がいいんじゃないか。
【自責思考の考え方】
今取り組んでいる仕事には、どんな意味があるだろうか。つまらないと思っているが、どこか工夫できるところはないだろうか。もっと成果を出したら、もっと裁量権のある仕事を任されるかもしれない。まずは、きちんと目の前の仕事に向き合おう。
…
社会人になって起きる現象と似ていますね。自己評価の自分と、実際に自分が発揮できるパフォーマンスとのギャップで苦しむ時期。
自分はもっとできる、できるのに、、、
さてここで、一度冷静になって、自分はその仕事でどの程度の成果を求められているのかを考えてみませんか?どうしてその仕事をずっと任されているのか、改めてその理由を考えてみてください。自分が求められているだけの成果を出していなかったら、そもそもほかの仕事だって任せてもらえません。きちんと上司とコミュニケーションを取っていますか?自分のやりたいことがあったら、きちんとやりたいと伝えることも大切です。
自分ができる限りのことをやれているか。今一度自分を振り返ってみてください。
… … … … … … … … … ...
いかがでしたでしょうか?他責思考と自責思考の考え方が根本的に違うことが分かりましたね。
きっと気づいている方もいるでしょうが、他責思考ではどんな経験も自分自身の成長に寄与しないことが一目瞭然です。
もちろん、全てを自責思考にすることが良いとは言えません。
過度な自責思考は自分ではどうにもならないことまで背負いこんでしまう可能性があります(極端ですが、晴れてほしかった日に天気が悪いのは、自分のせいだ!なんて、行き過ぎた自責思考だと思いませんか?)。
あくまでも、「自分の思考・行動を変えることで、状況を変えられる場合」に、自責思考になる重要性がある と私は思っています。
そうやって考えられるようになると、思いのほか前向きにインターンシップに取り組めるようになります。だって、自分の行動を変えることで立ちはだかっている壁を壊すことができるんですから。
それでは、今回の虎の知恵は、ここまで。
どうしても悩んでしまったら、タイガーモブまでご相談くださいね。
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