2018年ゴールデンウィークに開催した「深セン未来合宿」の活動報告会をYahoo!LODGEにて開催いたしました。
報告会では、代表菊地からの深センについての簡単な紹介の後、第一回深セン未来合宿に参加した5名が登壇し実際に体験した「深セン」について発表をいただきました。
1:ハタさん「中国ではどうして多産多死は可能なの?」
「深センでは2017年で1日100件起業していると言います。何故こんなことになっているのかと言うと、起業に対してのマインドセットを国が行っているんです。起業は安易にするものとは思いませんが、機会と自信があればもちろん挑戦してもいいと思いました。日本は甘えやすいと感じます。終身雇用制も根強いですし、しかし一つの場所に身を置くだけでなく、活動的に動くことが大事だと思いました。」
2:ようさん「深センの成り立ちと一帯一路構想」
「私が見た深センの街はビルが乱立しており、高いビルから展望すると見渡す限りどこまでもビルが続いていました。深センがITベンチャーの土壌となれた理由はその立地にもあります。今後も更に街は発展を遂げる予定で、地価のバブルも政府かコントロールしているので崩壊しないのだそうです。不動産業に携わっている私から見て、興味深い街でした。」
3:やなちゃん「自動化の波打ち際」
「ありとあらゆるところにQRコードがあるけれど、現金が使えないことによる不都合もあるように感じました。例えば、携帯の充電レンタルをQRコードで決済するのですが、そのレンタルにたどり着くまでに充電がなくなったらQRコードを読み取る術がなくってしまいます。すべてデジタル化したことによって困ることも出てくると感じました。
冷房が強すぎたり車の運転が荒かったり、人に優しくないサービスもありました。もちろん中国文化を理解した上であることが前提ですが、ここで日本の「おもてなし」が活かせるのではないかと思いました。」
4:もねちさん「深センで暮らす1日」
「深センのリアルな生活をお伝えしたいと思います。眠らず物作りをし続ける街である深セン。起業家が育つ土壌が豊かでどんどん新しい物が生まれています。ハリボテでもとりあえず市場に出してから直すというサイクルが回っていました。シェアオフィスでは横の繋がりも強く、運営側・入居者側がマーケティングから部品調達に至るまで幅広くアイディアを共有していました。起業しては潰れ、潰れては成功しています。街全体が「自分たちが世界を創るんだ!」と言っているかのような勢いを感じました。」
5:ハッピーさとうさん「初任給深センに突っ込んだ話」
「タイトルのままですが、深センに初任給を使って行ってきました。無人コンビニ、シェアサイクル、QR決済、確立されたエコシステム、話題の深センは凄かったです。そしてそこで働く深センの若者も凄かったです。まさに彼らは24時間働ける人たちでした。」
今回登壇いただいた5名の方々のお話から、今深センが熱い!ことがひしひしと伝わってきました。
参加者からも登壇者が体験してきたリアルについて質問が飛び交っており、これまでよりも深センに興味を持っていただけたと思います。
報告会に参加していただいた皆さま、登壇していただいた皆さま、誠にありがとうございました。
さて、お盆休みの第2回は既に満員御礼ですが、この度シルバーウィークに「第3回深セン未来合宿」を開催させていただくこととなりました。
ご興味のある方は下記リンクより詳細をお確かめ下さい。
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