TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/ルワンダの体験談:【ルワンダ】自分の興味分野に向き合い続けた13日間!
こんにちは。大学2年生の鈴木七海と申します!
私はこの春ルワンダで行われた「STARTUP AFRICA in Rwanda」という2週間のプログラムに参加してきたので、そこでの経験や学んだことなどをまとめたいと思います。
~目次~
1.参加理由、挑戦した理由
2.ルワンダで学んだこと
3.ルワンダ合宿前と後で変わったこと
4.これから何か挑戦する人へ
5.メンバーへ
1.参加理由、挑戦した理由
〜貧困、食への関心〜
アフリカに行きたいと思ったのは、遡って小学生の頃に学校で行われていたユニセフ募金を通じて
世界に貧困に苦しむ人々がいることを知った時です。
普段、何不自由なく暮らせている自分の生活との差を感じ、非常にショックを受けました。
そして同時期に世界の食料廃棄問題についても学び、貧困の問題が併存していることに強く疑問を抱き、
将来何か貢献できないかと考えるようになりました。
そしてなぜアフリカなのかというところは、巨大市場として「最後のフロンティア」とも
呼ばれるアフリカですが、アフリカ=貧困という印象がまだまだ自分の中で強く、
実際はどうなのか、どの国でもいいからとにかく実際に行ってみたい!という思いがあったためです。
このような理由があって、大学生のうちにアフリカに行こうと決めていたのですが、そんな時に見つけた
タイガーモブのプログラムが約1週間後と迫っており、「今だ!」と思って応募を決めました。
2.ルワンダで学んだこと
①「自分は自分」ということ
このプログラムを通して、他人と比較して落ち込むことは無意味だということに気付かされました。
実は、参加して早くも2日目に挫折しました...(笑)
合宿中は、毎日朝礼と夕礼があり、その日の目標設定・振り返りをメンターさんと
参加者の皆で輪になって行うのですが、メンバーは一人一人、その日得たことをしっかりと受け止めて解釈し、
考えた事を発表していく中、私はなかなか言葉が出てこず、
浅薄な知識、情報のキャッチ力の低さに落胆して、部屋に帰ってから猛省し、
2日目の夜、泣きながら自分に何が足りないのかひたすら考えました。
しかし出てきたのはすぐに埋められそうにない差ばかり…
ですが、部屋に戻る前、
「どんなに小さなことでも、自分にとっての課題を乗り越えて成功体験を積み重ねることが大事」
と、メンターの古田さんに頂いたアドバイスを思い出して、良い意味で開き直ることができ、
残りの10日間はとことん自分と向き合って課題に取り組むことができました。
②「とにかく突き進む」は危険だということ
12日目、プログラムの集大成としてビジネスコンテストが行われました。
ここでは、1週間ルワンダで過ごして見つけた課題を、ビジネスを使って解決するというもので、
グループまたは個人に分かれて約3日かけてビジネスプランを立案し、発表するというものでした。
私はルワンダに行く前から興味があった食(特に*フードロス)と貧困を繋げられないかということで、
※売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来は食べることができたはずの食品が廃棄されること(Wikipediaより)
様々形を変えながら進めました。
最終的に何とか形にはなったのですが、数字を提示するのが大事だというアドバイスを頂いたにも関わらず
プレゼン準備が間に合わなかったので口頭で簡単に発表する形になってしまいました。
(口頭でも準備があって良かったのですが…)
しかし、聞きに来てくださったルワンダの方は、「ニーズがありそう」と評価して下さり、
フードロスと貧困を組み合わせるという考えに対する現地の方の考えを聞くことができたので、
私にとって大きな収穫でした。
ですが、ここで学んだのは、一部の情報を信じて突き進むのは危険だということです。
私は市場へインタビューに行ったときに一人の情報を鵜呑みにしてしまい、
実際は自分の解釈が間違っていてプランを180度変更させなければならないことがありました。
ここで一つの道に考えを絞らず、他の人にも聞いたり、それが違った時のプランB、Cを考えるなどして
柔軟に考えられる余裕を持つことがいかに重要かを学びました。
3.ルワンダ合宿前と後で変わったこと
[生活]
合宿前は、目標もなく淡々と一日を過ごしていたので、日々が流れるように過ぎて行っていました。しかし、合宿で続けていた目標設定と振り返りを日々続けることで生活に少しずつメリハリがつくようになってきたと思います。
[考え方]
周りを気にし過ぎるのを止めました!
以前は、情報発信なども抵抗があって避けていたのですが、結局人ってそんなに
他人のことを気にしていないのだと実感したためです。
それよりも、考えを発信することでもし周りに共感してくれる人が集まってきてくれたら、
そんなに素晴らしいことはないですよね!
有益な情報を発信できるように勉強や読書をはじめ、様々なことにアンテナを張って生きていけたらなと思います。
4.これから何か挑戦する人へ
まず、何かに挑戦するときに訪れる一番の試練は、最初の一歩を踏み出すことだと思います。
私の場合、挑戦する手段をネットで検索してばかりで1か月、半年、1年とあっという間に過ぎていきました(笑)
もちろん、挑戦する手段はとても重要だと思うのですが、調べているうちは何の成長もできず、
時間だけが経って、自分に憤りさえ感じてしまいます。
しかし今回応募に踏み切ったのは、プログラムページの【話を聞く!】というボタンを押して、
実際にTiger Movの方にお話を伺うことができたことがきっかけです。
お話を頂く中で、自分が実際に足を運んで現地で活動している姿をハッキリと想像することができ、
気持ちを奮い立たせられました。
このように、自分のチャレンジしたいことを誰かに話したり、達成した姿を想像した時の
ワクワク感を大切にすることで、自信をもって、最初の一歩を踏み出すきっかけになるのだと思います。
5.メンバーへ
2週間だったとは思えない程、密度の濃い時間をみんなと過ごすことができて、
本当に幸せでした!
終始情けない所を見せてしまいましたが、また何年後かに会った時には成長した姿を見せられるように、人としてレベルを上げていきたいと思います!
ここに書ききれない程、一人一人に、本当に感謝しています。
ありがとうございました!
なみ@ルワンダ
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