「My Wayでとりあげられていた人達は今なにをしているの?」「ソーシャルビジネスとボランティアって?」...
過去に"My Way"とりあげた輝く学生が今どんなアクションを起こしているのか、そして国際協力に興味がある方は多いのではないでしょうか?
挑戦し続ける輝く学生の"My Way"vol.12
今回は、"My Way"vol.3でとりあげた山田果凛さんがタイガーモブ のルワンダプログラム中にどのようなアクションを起こしたのかについて伺っていきます!
山田さんの"My Way"をまだ読んでいない方はこちら
山田 果凛
・2001年生まれ
・兵庫県出身
・沖縄クリスチャンスクールインターナショナルに通っています
・クラウドファンディング無事成功に終わりました!
永野 理佐
・2002年生まれ
・タイガーモブの社内インターン生
ー現在どのようなことに挑戦をしていますか?
私は、14歳で初めてインドに渡航し、そこである1人のストリートチルドレンの男の子と出会ったことをきっかけに、将来は貧しい子供達のために何かアクションを起こしたいと考えていました。
そこで今回、私は、ルワンダの伝統工芸品であるイミゴンゴというアートを使ったアクセサリー作りを通して、ルワンダプログラム中に出会った20人のシングルマザー達に雇用を作り、彼女達の子供達が学校に通うことができるようにするためのシステムを考えました。
まずは、私が現地にそのシステムを導入するために必要な渡航費用や現地滞在費用、システム運転資金、そして日本でイミゴンゴを取り扱ったショップをオープンするための資金集めとしてクラウドファンディングにて支援を募りました!現在は、無事クラウドファンディングが終わり、日本でのショップオープンに向けて、そしてシステム導入に向けて日々準備を進めています。
ーアクションを起こしたきっかけを教えてください
私は、ルワンダに渡航をする前から日本の友達へのお土産として、ルワンダの伝統工芸品であるイミゴンゴを買って帰ろう決めていました。
しかし、キミロンコマーケットという市場のお土産コーナでイミゴンゴを実際に見てみると、サイズが予想以上に大きく、沢山持ち帰れそうになかったため、イミゴンゴを沢山購入することはできませんでした。
そこで「もう少し小さければ沢山買って、みんなに持って帰れるのになあ...」と思った私は、市場で仲良くなったエリックという19歳のイミゴンゴのバイヤーであり、店のオーナーでもある彼に「イミゴンゴを小さくして売ったほうが観光客に沢山買ってもらえると思う!」と、提案をしました。すると、彼は「よし、小さいサイズのイミゴンゴを今度作りに行ってみるね!」と言ったので、私はただの好奇心で、「私もイミゴンゴ作りに同行してもいい?」と彼に頼み、彼がそれを快諾してくれたのでタンザニアとの国境付近までイミゴンゴを作りに行きました。
イミゴンゴの制作場所であるタンザニアとの国境付近に着くまで、私とエリックは、お互いが思い描く夢や目標について沢山話しました。その際に、彼の口から「私は、ストリートチルドレンを救いたいと思っているんだ。」という言葉を聞き、当初は、好奇心でイミゴンゴ作りに同行をさせてもらっていた私でしたが、次第に私が思い描いている”子供の貧困を解決する”という目標と彼が描いている夢をイミゴンゴという伝統工芸品を使って叶えたいと思うようになり、イミゴンゴを使って、子供の貧困解決に対するアクションを起こすことを決めました。
ールワンダ滞在中どのようなことに悩みましたか?
今まで私は、14歳の時に訪れたインドでの経験がきっかけで、国内外問わず子供の貧困解決に関連したボランティアに何度も挑戦をしてきました。
そして、ルワンダ滞在中に出会った物乞いの子供に対しても私は何かボランティアを彼のような子供達に対してできないだろうか、と考えていました。
しかし、その一方で自分がボランティアを彼らに対してすることで貧困問題の根本的解決にどのくらい貢献することができるのか、持続的に行うことが難しいボランティアで生まれた効果はどのくらい現地で続くのか、などボランティアを続けていくことが本当に彼らの課題の根本的な解決をすることができているのか疑問に思い、そして私は彼らに対してや子どもの貧困課題に対して持続的に何が出来るのか、がなかなか思いつかず悩みました。
ールワンダでどのようなことを学びましたか?
私がルワンダ滞在中にボランティアの持続性や、子供の貧困解決のために何が出来るのか、と頭を悩ませていたときに一緒にルワンダプログラムに同行してくださった記者の方が"ボランティアだからお金を取ってはいけない、というのは勘違いだ"ということ、貧困解決に貢献する活動を起こすために資金が必要なら、彼が私に投資をしてくれるということを話してくれました。
このことで私は、ボランティアに対して抱いていた疑問や悩みはなくなり、そして、自分のことを支援してくれるという人がいるということを知ったことで自信を持って自分の活動を進めることができるようになりました。
また、私が継続的にやるにはどのようなシステムを作れば良いのか悩んでいる時、同じプログラムに参加をしていた大学生の方が私の考えていること全てを聞き出してくれ、そしてそれらを言語化してくれ、システムをビジネスを軸に一緒に考えてくれたり、私が子供達を貧困から脱却させてあげたいという想いだけで先走ってしまい、子どもの貧困の解決に根本的に繋がらないアクションを起こしそうになってしまった時も、その都度、私の想いを確認し、私が思い描く目標を実現するために、私が目指す貧困解決のための道に私を戻してくれました。
そのほかにも同じプログラムに参加をしていた仲間たちは、年齢も出身地も職業も異なり、年齢を感じさせないくらいとても面白い仲間が多く、同じものを見ても感じ方が全く違う仲間たちと過ごしたことで、24時間学び続けることができ、沢山の価値観や考え方に出会うことができました。
ー山田さんの今後の目標を教えてください!
クラウドファンディングで得た皆様からの支援金を使ってルワンダへ渡航し、現地でイミゴンゴアクセサリーの生産システムを構築させ、そして日本でアクセサリーを扱うお店を出したいと思っています!また、ルワンダの事業が安定してきたら、色んな国に事業を展開し、クラファンが終わったからありがとうございました、ではなく、これからも成長し続け、皆さんに良い報告をし続けられるよう頑張っていきたいです!
そして現在私は、学生団体を設立することを検討しています。
ルワンダプログラムや学校でのボランティア活動、課外活動を通して私は、何度も”出会い”と”一緒にやる”ということはとても大切なことだと学びました。今まで私が誰かのために行動を起こしてこられたのは、誰かとの出会いがあって、誰かと一緒に取り組んできたからだと思います。
一人でできないことも、誰かがいると不思議とできてしまうという経験をしてきたからこそ、同年代のなかにも私のようにアクションを起こしたいけれども、一人ではできない、誰かと一緒にやればできる人は多いのではないかと思いました。そこで私は、その人達と活動をし、世界を変え、世界に貢献し、誰かのために何かしたいと考え、学生団体の設立を検討しています。
学生団体として活動する内容としては、個々人が何をしたいかによって変わってくると思いますが、”誰かのためにどうにかしたい”をコンセプトに困っている人がいたら手を差し伸べてあげられるような活動を色んな仲間としていきたいと考えています。そして、私が取り組んでいる子供の支援に対しても色んな考えを持ちそして志も持っている仲間と一緒に色んな切り口からアプローチをしていきたいと考えています!
ーアクションを起こしたい若者に向けてメッセージ
人との出会いを大切にし、そして出会い機会を最大限に活用し自分のやりたいことを全力で取り組んでください!!
そして、最後にもし私の活動に興味がある方がいらっしゃいましたら是非、下記から連絡していただけると嬉しいです!
ーインタビューを終えて
ルワンダプログラムでの人との出会いが山田さんを彼女らしく歩ませるきっかけを作り、そこから日々挑戦をし続け、自分のやりたい事をやって輝き続けている山田さんが今後アフリカ、そして世界の未来をどう導いていくのか、彼女の活動から目が離せません!
▼山田さんが挑戦されたインターンシップはこちら
以上、今回のMy Wayでした。いかがでしたでしょうか?インターンやソーシャルビジネスに挑戦する皆さんの後押しになると幸いです!
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