TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/フィリピンの体験談:フィリピンで暮らす時に忘れてはならないもの
(1)フィリピンの交通手段
おはようございます。
昨日は1日中外で歩き回ったはてに、通常車で10分の距離を3時間かけて帰るというフィリピンではあるあるの交通渋滞に久しぶりに遭遇したので、今日はフィリピンの交通事情についてご紹介したいと思います!
フィリピンには大きく分けて4つの交通手段があります。
I 電車
フィリピンメトロマニラ内にはMRT・LRT1・LRT2という3本の電車が通っており、5:00〜23:00の間運行しています。通常は3〜8分間隔で運行しているのですが、朝と夕方のラッシュ時はかなり混雑し、電車が来るまで40分ほど待った経験もあります。笑
Ⅱ タクシー
レギュラータクシーは初乗り45ペソ、日本円で100円ちょっとです。渡比当初はタクシー安いな!とよく乗っていたのですが、最近はジープの安さと手軽さに慣れ、利用頻度は減ってきました。タクシーを乗る際の注意点としては、外国人だとぼったくられやすいこと!特に交通渋滞が激しい時は50PHpなどと言いアディショナルを要求されます。とっても急いでいる時は妥協しますが、基本的にはメーターを使って!と言いましょう。日本好きの運転手さんを見つけると渋滞でもメーターを使ってくれます✴︎
Ⅲ バス
バスは区間によっても異なりますが12Phpからです。片道6時間の距離でも150Phpほどで利用できます。土日や平日のお昼の時間帯は非常に利用しやすいのですが、ラッシュアワーだと運行しているのか?と疑問を抱くほど、バスが来ず、昨日私が帰宅に3時間も要した原因の1つでもあるのですが、1時間30分待ってもバスが来ませんでした。
Ⅳ その他交通機関 ( トライシクル・ジープ )
ジプニー
いわゆる乗り合いタクシーでフィリピンならではの乗り物です。排気ガスをもくもくとたきあげながら走る車なんて日本では考えられませんよね。初乗り7Phpと非常に経済的で、ジープに乗るのを怖がる外国人も多いですが、トラックの後ろに乗っているような、風を感じられるのですごい好きです。
トライシクル
バイクにサイドカーをつけた3輪の乗り物。料金は交渉次第ですが、20Phpが相場のイメージがあります。
バイクタクシー
バイクの運転手の後ろに乗って移動するタクシー!車と車の間をすり抜けて移動することができるので、渋滞時では1番役立ちます!
フィリピンでは1番何が利用されているのでしょう?
私の印象ですが、外国人の基本的な交通手段はUberで、近場に行く時はバスかタクシーというイメージです。一方でフィリピン人は車を持っている人は車を利用していますが、そうでない人はジープやバス・電車を乗り継いで、2時間程かけて仕事に向かうのが一般的だと思います。
(2)交通渋滞とフィリピンタイムの関連
フィリピンでは「車を持つ」ということがプライオリティーの中でも上位に来るようで、20年ローンを組んででも30万Phpの車を購入したりするそうです。マイホームを持つよりマイカーを持つ方が大事なようです。
そのこともあってか、フィリピンの交通渋滞は年々酷さを増しています。日本では想像することができないです。
タクシーも運転できる日という規制があり、タクシーのナンバーによって運転できない日が決まっています。メトロマニラ内には、港に続くC5という道路があるのですが、そこには真ん中に荷物運搬トラックの専用レーンがあり、車用のレーンが確保されています。バスの一部もこれから2階建てのバスが導入されるようで、どうにか交通渋滞を緩和できないかと政府もいろいろ試行錯誤しています。
しかし、効果が何も出ていないのか!と思わせるほど異常です。
私のフィリピン人のお友達は交通渋滞に耐えられないと言って海外に転職しました。
また、フィリピンでは交通渋滞のためなのか、フィリピンタイムというものがあります。待ち合わせ時間から2時間ぐらいは遅れるのが普通で、5時に待ち合わせをしたら、7時前に行けばいいという感覚です。このスタンダート、プライベートだと全然問題なく、私も最近取り入れるようになってしまったのですが、仕事となると話は変わってきますよね。日本のように遅延証明書という画期的なシステムはないので、本当に渋滞で遅れたのか、寝坊で遅れちゃったのか、判断がつきません。
フィリピンでビジネスをしたいと考えている方は、マネージメントをする際にこのような日本では絶対考えなくてもいいようなことを考えなきゃいけません。
渋滞緩和のため、スカイウェイの増設など様々な政策がとられていますが、一方で以前ご紹介したような、新たな都市の開発も進められ、フィリピンの人口は一層増加すると考えられます。この交通渋滞の行く末はどうなるのでしょう。交通渋滞に耐え切れず優秀な人材が他の国に行ってしまう、そういうのは悲しいですね。
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この海外インターン体験談(タイモブログ)のインターンシップ情報 フィリピンにて新興国への投資・進出支援を行うインターンシップ
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