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【衝撃の事実】動物のフンって実はコーヒーなんですよ。

きゃろってぃー
  • 2023/04/12 00:00
  • フィリピン
  • 営業,企画・マーケティング
  • インターン前

「あのー、なんていうんすかね。

   動物のフンがコーヒーだとか、そういう嘘つくのやめてもらってもいいすか??」

 

ということで、みなさんはじめまして!!

生のにんじんがこの世で一番好きな きゃろってぃー です

 

いきなりタイトルで「動物のフンがコーヒー」なんて話をしましたが、これは別に「嘘」っていうわけでもないんです!

 

今回僕の初投稿となるタイモブログでは、インターン予定先の国であるフィリピン原産・動物のフンから生まれるコーヒー『アラミドコーヒー』についてご紹介していきます!

 

どんなのか気になる方・コーヒーがお好きな方ははぜひ最後までお付き合いください!!

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 目次

ー1.自己紹介

ー2.そもそもコーヒーって?

ー3.動物のフンが世界一高価なコーヒー!?

ー4.終わりに

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1.自己紹介

 

まずはじめに簡単な自己紹介を。

2001年4月23日生まれ、愛知県出身、もう少しで誕生日を迎えて22歳になる男です!

                         愛知県といえば東海オンエアやオカザえもん?

高校を卒業してから大学へは進学せず、明太子が美味しい福岡の地でeスポーツ関係の会社に2年ほど勤めていました!

今は海外インターンに向けて会社を退職し、愛知県に帰ってスターバックスでアルバイトをしています!

ゲームやカメラや勉強が趣味だったり、TwitterやYouTubeで地味に活動してたりしますが、「異常ににんじんが好きなやつ」とだけでも覚えてくれたら嬉しいです!!

(よかったら仲良くしてください Twitter  YouTube)

 

2.そもそもコーヒーって?

 

せっかくコーヒーのお話をするので、ちょっとだけコーヒー豆知識でもということで。

~コーヒーってどうやってできるの?~

そもそもコーヒー豆というのは、コーヒーの木に実る赤い果実の中の種子が原料になっています。

その種子を加熱して焙煎することによって風味や香りを引き立たせ、その豆を挽いてお湯で抽出することによって、普段目にする液体のコーヒーが出来上がります。

~世界3大コーヒー原種とは?~

 

世界で採れるコーヒー豆は、主に「アラビカ種」「ロブスタ種」「リベリカ種の3種類に分けられます。

 

アラビカ種・・・世界栽培量の約7割を占める品種であり、風味や香りがよく、品質の高いコーヒー豆。その分、乾燥やコーヒーの木特有の病気にかかりやすいと言った特徴があり、栽培が難しい品種でもある。

実は僕が働いてるスタバで扱っているお豆はおいしいアラビカ種だそう。

 

ロブスタ種・・・世界栽培量の約3割を占め、病気等に強く育成が比較的簡単である代わりに、苦味が強かったり渋みが強かったりするのが特徴。

インスタントや缶コーヒーなどによく使われており、フィリピンで栽培するコーヒーの9割ほどはこの品種。

 

リベリカ種・・・世界栽培量の1%ほどしか栽培されていない品種。

豆の大きさが他よりも大きめではあるが、全体的な品質としてアラビカ・リベリカに劣るため、西アフリカ等の一部地域でしか生産がされていない。

 

~世界のコーヒーベルトとは?~

 

なんとなくイメージがあるかもしれませんが、コーヒーは基本的に暖かい地域でよく栽培されます。

このコーヒー栽培に適した気候は赤道を中心に南北25度の範囲に広がっており、この地域一帯のことが「コーヒーベルト」という名前でいま呼ばれています。

世界のコーヒーのほとんどがこの地域で栽培されており、生産が盛んなイメージのある「コロンビア周辺の南米地域」「フィリピン周辺のアジア地域」「ケニア周辺のアフリカ地域」なども一帯に入っていることがわかると思います。

                   画像引用先

3.動物のフンが世界一高価なコーヒー!?

 

ということで、いよいよ本題です!

冒頭にもお話した、動物のフンから生まれるコーヒーである『アラミドコーヒー』の正体をご紹介していきます!!

 

実は『アラミドコーヒー』というもの・・・

”ジャコウネコ”という動物のフンの中に残っているコーヒーの種子を取り出して洗浄し、焙煎をすることによって作られているコーヒーなんです!

つまり「フンをそのままコーヒーに使っている」というわけではないんですね~

いやーよかったよかった。(ほんとによかったのか・・・?)

 

そしてなんとこの”ジャコウネコ”という動物。

野生の個体のものには赤く熟したコーヒーの実しかを食べない子がいるそうで、この子達が落とすフンを頑張って探して取り出すことでしか手に入れられないものなんですね。

 

本当に、どんな事を考えたら動物のフンから種だけ取り出してコーヒーにしてみようというアイデアが出てくるんでしょうか・・・不思議な世界ですね・・・

               ちなみにジャコウネコはこんな動物

 

なんといっても特徴的なのはそのお値段。

よく買われるコーヒー豆と比較しながら見ていきましょう!!

 

まずスーパー等で簡単に買えるインスタントのコーヒーとして、AGFの「Blendy」

こちらは100g換算 約400円。

 

次にちょっとお高いのかもしれませんが、スターバックスで売られている一般的なお豆『ハウスブレンド』

こちらは100g換算 約530円。

(ちなみに僕の1番好きなお豆はスマトラです)

 

一方、「世界一高価」とも言われる『アラミドコーヒー』

こちら、なんと衝撃の 100g 約15000円。

 

………………。

 

さ、3,40倍近くの値段がしますね……さすがに高すぎる……

 

自分で調べててびっくりしちゃいました。



ではでは、どうしてこの『アラミドコーヒー』はこんなにも高い値段がついているんでしょうか?

 

それには大きく2つの理由があるそうです。

 

1つ目はコーヒー豆そのものの希少性。

 

先ほどお話した通り『アラミドコーヒー』の採取方法はジャコウネコのフンの中からのみです。

しかも きちんとした品質の豆では、"完全に野生の個体"のフンからしか採取をしない、つまり、飼育してコーヒーを実を食べさせたりした個体のフンは一切使わない、ということを徹底しているため、もうそれはそれはとにかく採れる量が少ないんです。

ジャングルに入って落ちてるフンを探すだけの地道な作業をするしかなく、年間で500kgほどしか採れないそうです。

 

2つ目は世界最高峰のそのおいしさ。

 

他のどのコーヒー豆と比べても、出来上がるコーヒーの

繊細な甘み・味わいの深さ・舌触りの良さ・香りの豊かさ 何をとっても最高級。

 

ジャコウネコがコーヒーの実を食べたあと体内で実の外皮が消化され、種の部分だけが消化管を通っていく中で、体内の酵素によって発酵が行われて 独特の風味や香りが生まれるそうです。

 

「いっても動物のフンの中にあったんだし、臭いとかするんじゃない?」なんて思ってしまうものですが、コーヒーの実しか食べないジャコウネコのフンは驚くほど臭くないそうです!

なんならジャコウネコの「会陰腺」と呼ばれる部分から出る分泌液は、クレオパトラが香水として使っていたという話があったり、シャネルの香水の一部にも使用されているといった話もあるので、むしろコーヒー豆にいい香りをつけているくらいなのかもしれません。

 

4.終わりに

 

世にも珍しい作り方をしている『アラミドコーヒー』についてのご紹介でしたが、少しでも なんか面白いなと感じる部分はありましたか?

実は同じようにジャコウネコのフンから採取するコーヒーとして『コピ・ルアク』なんてコーヒーもあるんですが、興味のある方はぜひぜひ調べてみてください!

 

ということで、少し長いブログになってしまった気もしますが最後までご覧いただいた方、ありがとうございました!

このブログをきっかけに、少しでもコーヒーに興味がわいたり、ちょっとコーヒー飲んでみようかな…?なんて思ってくれていたら、コーヒー好きとしては嬉しい限りです!

 

また機会があれば、次のブログでお会いしましょう!!

きゃろってぃー

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