ホーチミンのトレンド！ボロボロ雑居ビルに広がるおしゃれ空間

こんにちは！ホーチミンでインターン中のおおかわです。

 

テーマは、ホーチミンのとある雑居ビルについて。

 

 

このビルは、ホーチミン人民委員会庁舎からサイゴン川へ抜ける大通り、

 

グエンフエ通り沿いにあります。

 

１，２階部分は大型の本屋が入っていて、一見何の変哲もない建物に見えますが、

 

遠くから見上げると、なんだかおもしろそうなお店がたくさん見えます。

 

ということで、実際にビルに上って中を見てきました！

 

 

 

◆ボロボロ雑居ビルのぼり方

 

 

地上の本屋は綺麗ですが、上のビル部分はコンクリートむき出しで

 

明らかに年季が入っているのがわかります。

 

しかも、上のお店の入り口は、

 

本屋の大きな出入り口ではなく、脇の小道から入ります。

 

引用：kehn14.vn

 

この時点で既に小汚いです。

入るのに少し勇気が要りましたが、

 

他の人がどんどん入っていくので、ある程度確信を持って中に入ることができました。

 

 

上に上がるエレベーターはまさかの有料。

 

１回乗るには3,000ドンで、エレベーターの前のお兄さんに支払わないといけません。

 

最低でも７階はあります。エレベーターは使いたいところです。

 

支払いそうになりましたが、やっぱりお金は大切だと思いなおして、

 

横のボロボロの階段を上りました。

 

 

この写真の数倍薄暗い階段　狭い通路を上から下から人が通ります

 

 

 

◆ビル全体がおしゃれスポット

 

 

 

 

階段を上っていくと、各階に数軒ずつテナントが入っています。

 

どれも最新の流行を取り入れたショップです。

 

ホームメイドの雑貨や、衣服屋さん、

 

ご飯ものだとイタリアンやステーキ屋、寿司屋もありました。

 

そして、何といってもカフェの数が多いです。

 

どの店の入り口も雑居ビルの形式で狭くなっていて、

 

その間口の狭さを活かしたおしゃれな外観をしています。

 

 

 

 

◆工夫を凝らしたカフェ

 

 

 

 

外からビルを見上げた時から狙っていたのが4階の紅茶カフェ、Partea。

 

おとぎ話の森の中のようなメルヘンな入り口です。

 

入る前に靴を脱ぎ、中に入ると英国風のティールームです。

 

お店にはたくさんのティーセットが置いてあって、

 

お客さんは好きな紅茶を好きなカップで飲めるようになっています。

 

中はものすごく混んでて、残念ながら席に座れませんでした。

 

 

 

 

 

 

実際に入ったのは、５階のSaigon Oi。

 

雑貨屋さんに併設されています。

 

壁の大きなチョークのイラストが目を引きます。

 

オーダーはカウンターで先に払って、あとで席に持ってきてくれるシステムでした。

 

水もセルフで、適度にお客さんをほっといてくれる感じで居心地よかったです。

 

外にはテラスが設けられていて、景色を見ながらゆっくりすることができます。

 

最近ホーチミンは、

 

日本の台風直撃みたいな突風が昼間よく吹くので、私は怖くて出られなかったですが、

 

周りの人はそんなのお構いなしで席が空けば、

 

外に移動して景色を楽しんでいる人が多かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆レトロ×トレンド

 

 

 

 

薄暗い階段を１階１階上っていくと

 

各店の看板が出ていて、少し先に進むとひょっこりお店が顔を出します。

 

ここはなんだろうと覗き込んで回っていくのがとても楽しかったです。

 

古いアパートを改装しているとのことですが、

 

ホーチミンの一等地に古いそのままの状態で残っています。

 

隣はびっくりするくらい綺麗に建てられた高層ビル。

 

中に入るとトレンドをキャッチできるお店がいっぱい。

 

そのギャップがかえって斬新です。

 

皆さんも探検するうちに自分のお気に入りのお店が見つかるかもしれません(^-^)

 

大川満利絵＠ベトナム

お気に入り登録数：0