TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/タイの体験談:経験x学びx成長=インターンシップ @ タイ
タイでの実り溢れる6ヶ月間のインターンシップを終え、現在ドバイにおります、トモです。
改めて、この貴重なインターンシップでの体験を振り返り、自らの糧とするべく、下記に記したいと思います。
文面が硬く(あいかわらず 笑)長文となってしまいましたが、もし宜しければ、最後までお付き合いください。
1)インターンシップの目的、挑戦した理由
前職を退職してインターンシップに臨んだのですが、その経緯について簡単に話しをさせていただきます。
過去約8年間、大手外資系電気機器企業にて、直営店における販売、アフターサービスの提供、店舗運営、人材育成、採用に携わり、最終的には営業部門のマネージャーとして担当地域における自社製品の売上・サービス向上を担っておりました。マネージャーとしてチームを纏め育成していく過程で、個々人の成長とモチベーションが売上に直結している事を実感し確信していくと、「世界を舞台にした人材育成・組織開発」により注力した分野へキャリアシフトしたいという想いと情熱が沸々と湧き出てきました。その想いを実現する為に、下記の3つの課題を補い高める為に、MBAという道を選び、退職を決意しました。
① 経営全般の視点を養う
②「批判的思考」を修学する
③ 海外での実務経験とネットワークの構築
そして、MBAに行く前に、上記3つを実務経験として積みたいと考え、今回のインターンシップに望む決意をし、2019年2月に前職を辞め、3月からタイのHR Techスタートアップ企業にて経営企画として参画しました。
2)インターンシップで実施したこと、実績
① 自社ソフトウェアの開発マネジメント
→ 新規Webサイトの開発 (5月)
→ マレーシアにて、新規Webと共に事業展開 (8月)
② 新規サービス(RPA)の立ち上げ:
→ 日英両方の営業資料作成、販売価格の設定、営業フローの確立
③ 注力製品の営業
→ 求人広告サイト:約200万円 (売上、チーム全体)
→ RPA:約300万円 (売上、チーム全体)
④ 事業計画書の作成サポート:
→ 協業提案資料を作成
→ 資金調達資料を作成
⑤ 自社内組織開発・人材育成:
→ 毎月、CEOと各メンバーとのメンタリングセッションを継続して実施 (5月-8月)
→ 営業チームとマーケティングチームの地盤を固め、各自の役割を明確化
→ 一名の営業担当を、「柔軟性」「結果思考」「管理職としての視点」の特性を持ち合わせるリーダーとして育成
⑥ 他:
→ イベント企画
→ 写真・動画撮影/作成
3)インターンシップの目的は達成されたか、達成されたのであれば その要因はなにか、逆に出来なかったのであればそれは何故か
前述した、インターン期間中に得たい3つの学びと経験は得られたと確信しており、その要因としては2つあります。
① 人と環境
インターン先の経営者とチームメンバー、そしてお客様に恵まれていた為、存分に今までの経験や意見を発信する事が出来ました。何と言ってもCEOが、積極的に多くの挑戦の機会と、私の考えや提案に対して本質を突いた疑問を常に投げかけてきてくれた事で、多角的視野と経営者の視点を大いに育む事が出来たと考えています。
② 振り返りと問いかけの機会
週に一度、1時間でも5分でも、振り返りの時間を設けていました。「何故時間と労力を割いて、自分はこの道を選んでいるのか」という問いを投げかける事で、現状と理想とのギャップを把握し、一つ一つの物事に対して能動的に思考し行動する事が出来たのだと思います。
しかし、全てにおいて満足のいく「結果」を出し切る事ができなかった事は、一点悔やんでいるところです。
これは、自らの能力に対して任された業務への優先順位を立てる事ができずに、多くの業務を抱えすぎてしまった事が要因です。
4)インターンシップで得た事、価値観の変化は何か
多くの学びを得ましたが、特に印象に残っているのは、「相手とのコミュニケーション術」です。
入社初日の朝に、自己紹介のプレゼンを英語で実施したのですが、その後CEOより下記の質問とフィードバックをもらいました。
「プレゼンを有難う。ただ、チームメンバーにどれだけあなたの言いたかった事が、伝わったと思う?」
「英語がうまいのはわかるけど流暢すぎる。多分タイ人にはもっとゆっくり、もっと単語を絞ってシンプルな文章にしないとわからない。相手が理解してこそコミュニケーション」
どう伝えたかではなく、どう伝わったかが重要であり、それを実現するには、相手の文化、価値観、人物像、背景を理解してこそである。そして、コミュニケーションを円滑化させる上で、語学力はあくまでもツールで、信頼関係の構築からスタートするべきである。
海外を舞台に多様性溢れるチームと仕事をしていく上で、とても大切な技術を知るだけでなく、身を以て体感し、自らのスキルとして得る事ができました。
5)最も楽しかったこと/辛かったこと
最も喜びを感じたのは、自らの行動が成果(売上、お客様の声、チームの姿勢)として現れた時ですね。あと、Company Retreatも忘れられない思い出ですね。
逆に、辛かった事は前述の真逆で、行動が成果として現れなかった時です。
6)これから何を目指していくか、具体的に実行していくこと、日常をどう変えて行くか
目指していく事:
・MBAにて、前述した3つの事項の学びと経験の最大化
・卒業後に、「世界を舞台にした人材育成・組織開発」の分野へキャリアシフト
・成長を支援する事で人々の夢の叶えて、社会に貢献していく
具体的に実行していく事:
・アウトプットを前提としたインプット
・「目標への執着」とそれを実現する為の「交渉力」を磨く
日常の変化:
・アウトプットの継続 (ブログ作成)
・物事への前提を疑い、その都度メモる
7)これから行く方に対してのメッセージ
自分自身の何かに変化を与えたく、国内/海外でのインターンシップという一つの選択をされている方が多いのではないでしょうか。私はそうでした。
そして、その決断をする為に、何かを犠牲にしているはずです。時間、労力、お金、家族、趣味、仕事、恋愛、人それぞれでしょうが… だからこそ、自ら勝ち取ったその機会を最大限価値ある学びと経験となる事を切に願い、応援しています。
まだまだ若輩者ですが、私が今までの人生、仕事、そしてこのインターンシップを通して構築した、人生で大切にしている4つの価値観を共有しますね。
① Life is all about delusion
:妄想してこその人生 (周りの考えや常識に縛られるのではなく、自分がなりたい姿を妄想しましょう)
② Nothing beats experience
:経験に勝るものは無い (ネットで探せる情報はあくまでも知識にしかなりえない。目で見て肌で感じるからこそ、知識が自分のものとなり、唯一無二のアイデンティティが形成されていく)
③ Go always beyond your boundary
:常に限界/想像の一歩先を行こう (自分には無理だと思ったら絶好のチャンス!掴み取ろう!それがあなたの可能性を引き出すきっかけ/鍵となる)
④ No limits in Human Growth -
:人の成長に限界は無い
最後に、この場を借りて、強く背中を押し送り出してくれた家族と前職の掛け替えのない仲間、インターンシップを紹介いただいたTigerMov関係者の皆さん、温かく迎え入れてくれ成長の後押しをしてくれた家族のようなタイのメンバー、関わった関係者の皆様に感謝をお伝えしたいと思います。
そして、少しでも上記の内容が、読んでいただいた方々の成長と、夢に向うための原動力や情報となれば幸いです。
Let’s Grow Together!
トモ
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