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首都プノンペンの幼稚園で、日本式の幼児教育に携わるインターンシップです。近年日本で注目されている、先生が主体ではなく子どもが主体の保育スタイルを軸とし、遊びを通じた学習や子どもの自立を促す保育、非認知能力を育てる保育など、カンボジアではまだ新しい取り組みに一緒にチャレンジしてくれる方を募集中です!
カンボジアでは幼稚園教諭養成機関が全土に1つしか存在せず、5歳児の就学前教育就学率は65%と、幼児教育の質の向上が課題となっています。
本校では、日本式の質の高い幼稚園サービスを提供するだけでなく、日本式ノウハウを使ってカンボジアの幼稚園教諭育成サポートをするなど、カンボジアの幼児教育のさらなる発展に貢献していくために、一緒にチャレンジしてくれる方を募集しています!
①幼稚園の先生・現場の改善
本校では、他には無い独自の保育スタイルとして、先生が主体の一斉保育ではなく、「子ども主体の保育」を提供しています。
日本では、この保育スタイルが、国の保育所保育指針の中で掲げられています。
本校でも、子どもが生まれながらに持っている、無限の可能性を引き出すために、子どもたちの「やりたい」という意志を尊重しています。
子どもたちが、文字や言語、思考力、リトミック、科学、アート、料理などを、楽しんで学べるような環境作りに挑戦しませんか?
②保護者会や子育てイベントの企画・運営
本校では、園児一人ひとりの成長や活動について連絡帳に記録して、お迎えの際に保護者に一人ひとりにお伝えし、さらに定期的に保護者会を開くなど、保護者の方々と積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
もしそうしたコミュニケーションを通じて、現場で改善すべき点が見つかった際には、チームで一緒に対策を考えて一つひとつ実行していく事で、企画力や行動力が身に付きます。
また、本校が、地域の子育てコミュニティの憩いの場になれるよう、BBQパーティやピザパーティ、フリーマーケットの開催など、週末の各種イベントの企画や運営もサポートできる方を募集しています。
③経営企画業務のサポート
幼稚園の現場のお仕事以外に、社会的事業や経営に関する業務にも関心が高い方には、カンボジア教育省と連携した幼稚園教諭育成プロジェクトのサポートや、社内研修マニュアルと保護者向け資料の改訂、入園希望者からの問い合わせ対応、マーケティング業務等に関わって頂く事も可能です。
インターンシップの内容は上記を基本としますが、皆さんのご希望や適性を考慮して決定いたします。チームのメンバーと共にお仕事をしていただきます。
①状況の改善や問題解決のために創意工夫し、行動する力
②子どもや保護者など異なる視点から多角的に物事を捉える力
③常識にとらわれず、進んで新しい事にチャレンジする力
④異文化コミュニケーション能力
⑤チーム力
★このインターンシップならではのメリット
インターナショナルスクールなので、園児も先生もあらゆる国籍やバックグラウンドの持ち主です。そうした環境で園児の成長を日々感じることができる、やりがいのあるお仕事です。また、社員同士は理事長も含め、社内のコミュニケーションツールを使って積極的にアイディアを出し合えるようにしていますので、学びが多い環境です。
「完璧を目指す前にまずはやってみる」という姿勢を大事にしています。
1) 子ども主体の保育スタイルに興味がある人
2) 子どもが好きで、子どもの意志を尊重できる人
3) 笑顔で楽しく仕事ができる人
4) 一つのやり方に固執せず、異なる視点も受け入れ、新しいことにも柔軟に挑戦できる人
最短4ヵ月
※長期であるほどより大きな経験ができる傾向があります。
月から金 7:30~16:30
土曜日7:30~12:00(毎週ではなく隔週)
原則4カ月以上の方に以下適応。
1ヶ月目は無給
2ヶ月目から月 $300
学校給食支給(昼食)
住居提供は応相談
※幼稚園教諭免許、保育士資格をお持ちで経験のある方は上記以上の手当も可能です。ご相談ください。
現地でコミュニケーションがとれる英語力
モンテッソーリ教育やシュタイナー教育などを学んだ事がある方や幼稚園教諭の資格がある方は大歓迎です(必須条件ではありません)!
本校では、外遊びの時間を大事にしています。
子どもの脳は、遊びに没頭する時に最も活性化し、多くのことを学ぶと言われていますので、子どもたちが思いっきり体を使って遊ぶ機会を常に提供できるよう、約700平米の広大な緑豊かな園庭と、日本規格の遊具を設けています。
果物の木も植えており、自然に囲まれた遊び場が失われつつあるプノンペンでは貴重な場所です。
さらに本校では、乳児期から食事、着脱衣、排泄等の基本的生活習慣の自立をサポートしています。
他の保育園・幼稚園では、食事、着脱衣、排泄が一人でできていることが、入園の条件になっていたり、給食を提供していなかったりしますが、本校では、これらの生活習慣の自立をサポートすることに力を入れて取り組んでいます。
食事については、日本人栄養士が考案した献立の下、日本人シェフが給食を作っています。
こうした幼稚園の取り組みに共感していただける方のご応募をお待ちしております。
また、近年カンボジア政府は、幼児教育の質の向上に非常に力をいれています。
カンボジアの幼児教育のナショナルガイドラインが策定・発表されましたが、それはJICAの支援によって作成されたもので、日本の指導要領が元となっています。
今後は、その日本式の幼児教育が国全土に広がっていくことが想定されますが、私たちは、日本式の教育を実践しているモデル園として保育実習の受け入れをするなど、カンボジア教育省と連携していく話を進めています。
私たちの幼稚園が拠点となり、国全土の幼児教育の質が更に高まるよう、一緒に取り組んでいきたい方、是非ご応募ください!
私は約10年間、カンボジアで教育に携わっています。
カンボジア教育省とのプロジェクトを通じて、初等教育を中心に、のべ5,000人以上の生徒と関わってきました。
子どもたちの中には、授業中に難しい問題に直面した際に、意欲をもって主体的に学んでいる子どもがいる一方で、問題に直面した瞬間にすぐ諦めたり、間違えることを恐れて挑戦しなかったり、主体性がなく先生に指示されるまで何もしない子どもたちもいました。
それにはどうやら幼稚園や家庭の環境が影響していることが分かりました。
先生やお手伝いさんが世話を焼き過ぎていて主体性が無かったり、基本的生活習慣が身に付いていなかったり、正しい知識を覚えることばかりを気にして間違えることを恐れていたり。
そのような子どもたちが、プノンペンでは少なくありません。
こうした主体性や意欲、自己肯定感、やり抜く力といった非認知能力は、幼少期にその殆どが形成されると言われています。
また、脳の発達がピークを迎える6歳までに非認知能力の土台を築くことの重要性が、今世界的に注目されています。幼児期の教育や非認知能力は、将来の年収や幸せに大きく影響するという研究結果も出ています。
私たちは、この「非認知能力」を伸ばすため、つまり「将来自立して幸せな人生を送る」土台を作るために、アクティブラーニングや、子ども主体の保育、遊びを通じた学習といったアプローチで、日々子どもたちと接しています。
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