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【オンライン特別企画】「サステナブルな食」を実現!WWF(世界自然保護基金)と考える、毎日の食事と地球の繋がり

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毎日何気なく口にしている食事の裏側では、食べ物を生産するために生態系が破壊されているかもしれません。生態系保全やサステナビリティについて、「食」というトピックをきっかけにアクションを探る4日間。普段は見られない食料生産の現場に、WWFの専門家と一緒に訪ね、現場の人々との交流を通じて理解を深

  • 期間:1週間以下
  • オンライン
  • 短期合宿型

研修内容

地球環境の破壊に私たちの食事が関係している?


毎日の食事の裏側で、どんなことが起こっているのか知っていますか?

 

私たちが食べているモノは、土や森、海を利用して生産されています。地球上の人口はどんどん増え、それを支えるために世界中で森を切り開いて農地に、海を利用し、また沿岸部を切り取って養殖地として開発されています。安定して安く食料を生産するため、大規模生産などを目的として森や海にあった自然の生態系を壊してしまうことが世界各地で起きています。

 

そうして生産された食べものが、日本でもたくさん消費されています。

 

食料生産による環境破壊の問題は、日本以外にも様々な国が関わっています。令和3年度の日本の食料自給率は約38%(カロリーベース)。多くの食料を海外からの輸入に頼っているのが現状です。つまり、私たちが日本で食材を買うと、それらを生産している海外の環境にも影響を与えることになります。もちろん、日本国内における食料生産も同様です。

 

毎日の食事が、地球環境の悪化と繋がってしまっているかもしれない現状。私たち全員が、この問題の当事者です。この現状を打破し「地球環境に優しいサステナブルな食」を実現する方法を、一緒に考えてみませんか。

 

 

(写真:私たちの食料を生産する農地のまわりには、豊かな自然がある)©WWFジャパン

 

 

このプログラムの5つのポイント!

  1. 生態系と私たちの「食事」の繋がりを知る

「生態系の保全」というと、自分たちとは遠い話に感じるかもしれませんが、実は私たちの生活と密接な関係があります。このプログラムでは「食」をきっかけに、自分と生態系との繋がりを実感していただけます!

 

  1. 国内・海外のフィールドをオンライン見学

食料生産と自然の共生を目指す取組みを行っている、インドネシアのフィールドから生中継あり!日本(九州)のフィールドも現場担当者がご紹介!最前線での活動を実際に見ることができます。

 

  1. WWFで自然保護に取り組むプロと出会える

今回のプログラムでは、WWFジャパン・インドネシアから自然環境保護に取り組むプロの方々をお招きし、お話を聞くことができます。また、販売者の立場から、生協の方にも登場いただきます。

 

  1. 「食」を通じて、自分にできるアクションが見つかる!

プログラムを通して、私たち一人一人が「サステナブルな食」の実現に向けてできるアクションを探ります。プログラムを終えたあと、動き出したくなること必至!

 

  1. 地球環境の保全に想いを持った仲間と出会える

このプログラムに集まるのは、自然との共生やサステナビリティに関心のある仲間たちです。4日間のプログラムの中で、参加者同士が交流する機会もたくさんありますので、ぜひ自分と同じ想いを持った人たちとの繋がりを作ってください!

 

日本の需要を支える養殖エビの生産によりマングローブ生態系が破壊されている in インドネシア

 

マングローブ林には、魚類、甲殻類、貝類、鳥類など多様な生きものが生息しており、生物多様性の宝庫となっています。また、マングローブ林がつくる生態系は、さまざまな恩恵をもたらし、生きものたちだけでなく私たち人間にとっても非常に重要です。マングローブ林に生息する魚類や甲殻類は人々の食料になりますし、強風や津波などの被害から沿岸地域の人々の暮らしを守ってくれています。さらには、温室効果ガスの削減効果も高く、気候変動対策においても注目されています。

 

(写真:エビの養殖池)©WWFジャパン

 

環境と人々の生活の両方を支えるマングローブ林ですが、過去数十年間にわたり危機にさらされています。インドネシアはマングローブ面積世界一を誇りますが、1980年から2005年の間に100万ヘクタール以上が失われました。その大きな理由が、エビ養殖池の開発です。

 

マングローブ林が生えている汽水域(海水と淡水が混ざる部分)の環境は、エビの養殖に向いているため、マングローブ林を伐採してエビの養殖池が作られてきました。このようにして養殖されたエビの多くは、日本にも輸出されます。私たちが普段何気なく食べているエビは、マングローブ林やそれがつくる生態系を壊して生産されたモノかもしれないのです。

 

  

(写真左:エビ養殖地で作業する人々、写真右:養殖されたエビ(ブラックタイガー)©WWFインドネシア)

 

この問題を解決するために、WWFジャパンとWWFインドネシアは、日本生協連や現地企業と協力して、持続可能なエビ養殖業への転換に向けたプロジェクトを行っています。プロジェクトでは、自然環境、労働者や地域社会に配慮した養殖業の証である「ASC認証」の取得を目指し取り組んでいます。日本生協連は、エビを仕入れて私たち消費者に販売しているため、ASC認証の取得が実現すれば、私たちもサステナブルな方法で生産された食材を手に入れることができるようになります。

 

管理の効率化の影響で水田の貴重な生態系が失われている in 日本

 

私たち日本人には馴染みのある水田ですが、ここが貴重な生態系の宝庫だということは知っていますか?水田や水路は、人の手が加わっており純粋な自然環境ではありませんが、周囲の山地などと共に様々な生き物の生息環境を作りあげている、重要な存在です。水田や水路には、多くの日本固有種を含む5,668種もの野生生物が確認されているのです。

 

そんな貴重な水田の生態系も、今、危機に直面しています。1960年代〜2000年代の間に、日本の水田面積は24%も減少してしまいました。また、残された水田でも、水路のコンクリート化や農薬の使用など、お米の生産性を上げる施策によって多くの生き物の生息環境が失われています。

(写真:佐賀県佐賀市「東よか干潟」周辺の農地)©WWFジャパン

 

問題の解決に向けて、WWFジャパンは「生態系と農業の共生」を目指すプロジェクトに取り組んでいます。そのフィールドの1つである佐賀県佐賀市「東よか干潟」は、国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録されており、その周辺にある農地には絶滅危惧種の生き物が数多く生息しています。この農地では、農家の方々が「生物多様性に配慮した農法」を実現すべく取り組んでいます。

 

WWFと共に「サステナブルな食」の実現に向けてアクションを起こそう。

 

私たちの生活とは切っても切り離せない【食】の問題。このまま何もせず、消費を続けるだけで良いのでしょうか?今回のプログラムでは、2種類の食材「お米」と「エビ」を通じて、食と地球環境の繋がりへの理解を深め、私たちにできるアクションを探ります。

 

初日には、皆さんのまわりにどのような食材があるのか探してもらい、環境破壊に繋がる可能性がある食材がどのくらい隠れているのか、を実感してもらいます。その後、Day2・3では日本(九州)、インドネシアの各フィールドを見てもらい、現地/日本で活動する方々とのお話を通じて、皆さんの身近な食材の生産現場で起きている問題や改善の取組みに触れ、消費者とのつながり、消費の側からできる解決方法について考えます。

 

最終日には、3日間の内容を振り返りながら「サステナブルな食」を実現するためのアクションについて、WWFの皆さんを交えてディスカッションをします。このプログラムを通じて、自分たちにもできること/日本からでもできることを形にしていきましょう!

 

(写真:私たちに馴染みのある養殖エビを通じて、サステナブルな食の在り方を考える)©WWFインドネシア

 

 

ゲストのご紹介(予定)

  • Dandy Eko Prasetiyo 氏 

WWFインドネシア養殖業改善プロジェクトオフィサー(中部ジャワ担当)

 

  • Amriana 氏

WWFインドネシア養殖業改善プロジェクトオフィサー(南スラウェシ担当)

 

<WWFインドネシア>

WWFインドネシア(Yayasan WWF Indonesia)は、1962年にWWFインターナショナルの一員としてインドネシアでの活動を開始し、設立当初は絶滅寸前のジャワサイの個体群を救うためにウジュン・クロンで調査からはじめ、現在は海洋から森林まで幅広い活動を展開しています。2012年には創立50周年を迎えました。

URL: https://www.wwf.id/en/

 

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  • 松本 哲(まつもと さとし) 氏

日本生活協同組合連合会

1988年日本生協連入協、物流、営業、コープ商品開発などの業務を経験。水産部部長(2014年~)、生鮮原料事業推進室室長(2016年~)などを務め、2022年1月よりブランド戦略本部サステナビリティ戦略室に所属。2016年より持続可能な水産物調達のための調査・起案、行政・NGO等との対応、水産エコラベル認証に関わる実務などを担当。

<日本生活協同組合連合会>
日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)は、各地の生協や都道府県別・事業種別の生協連合会が加入する全国連合会です。コープ商品の開発と会員生協への供給(販売)、会員生協の事業や活動のサポートなどを通して、会員生協の発展を支える役割を果たしています。1951年3月に設立され、現在、312の生協・連合会が加入しています。  https://jccu.coop/

 

  • 久保優(くぼすぐる)氏
  •   

WWFジャパン 自然保護室 淡水グループ

 

 

修士課程(農学)修了後、国際協力機構(JICA)にて開発途上国向けの農業農村開発、水産資源管理、森林環境保全等のプロジェクト形成・監理に従事。2021年9月にWWFジャパンに入局。国内の水田生態系保全、海外の繊維関連プロジェクト担当。

 

  • 吉田誠(よしだまこと)氏

WWFジャパン 自然保護室 海洋水産グループ

南米、東南アジア、中国などで、日本が輸入・消費している水産物(シーフード)の持続可能な生産と、現地の自然保護活動のコーディネートを担当。海外のWWFスタッフとも協力し、多くの生物が息づく海の自然と、漁業・養殖業、流通、消費のサプライチェーンを結んだ視点で活動に取り組む。

 

  • 滝本麻耶(たきもとまや)氏

WWFジャパン 自然保護室 海洋水産グループ

慶應義塾大学法学部政治学科卒(法学士)、ドイツ アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク大学院環境ガバナンス修士号取得。大学・大学院にて、環境政策・環境ガバナンスについて学び、編集者、環境コンサルタントを経て、サイエンス・コミュニケーションの経験を積む。2017年WWFジャパンに入局。海洋水産グループにおいて、海洋環境保全や水産資源保護に向けて、消費の側面にフォーカスしたパブリックアウトリーチの取組みを行っている。

 

  • 南明紀子(みなみあきこ)氏

WWFジャパン 自然保護室 森林グループ

米Monterey Institute of International Studies国際環境政策専攻修士課程修了。国際基督教大学国際関係学科卒業。環境マネジメントコンサルタントを経て、2013年にWWFジャパン入局。森林リスクコモディティとも呼ばれる、森林減少要因であるパーム油、牛肉などの持続可能な生産と利用推進を担当。

 

身に付く力・得られる経験

・食をテーマに、サステナブルな消費・生産について議論する機会

・最前線のフィールドで実際に活動しているスタッフとの意見交換

・日本の小売業者が考える、サステナブルな調達の情報を得る機会

・自然保護やサステナブル消費・生産に関心がある人との出会い

こんな人を求めています

・環境保全に興味・関心がある

・ごはんを食べることが好き!

・寄付以外の方法で、地球環境のためにできることを見つけたい

・地球環境の現状を危惧している

・次世代のために何かアクションを起こしたい!

募集要項

研修先国
オンライン
研修先都市
オンライン
研修期間

Day1:イントロ 10月6日(木) 19:00-21:00

Day2:コメ 10月13日(木) 19:00-21:30

Day3:エビ 10月22日(土) 16:00-18:30

(Day3.5:オフ会 11月1日(火) 19:00-21:00)

Day4:報告会 11月15日(火) 19:00-21:00

 

※オフ会について

日本で消費される水産物には、どのような問題が潜んでいて、企業はどのような取組みをしているのか、そして消費者には何ができるのか。

どのようなマーケットや消費社会なら、海の環境も生産現場で働く人も、そして将来世代も楽しむはずの海の恵みを守っていけるのか。

WWFの水産のスペシャリストたちと一緒に、ひとりひとりがざっくばらんにかつディープに考え議論できるオフ会を特別開催します!参加は任意ですが、アクションプランの検討にも役立ちますので、ぜひご参加ください。

 

※全てオンラインツールzoomを活用して実施します。

※各回録画します(オフ会除く)。振り返りややむを得ず欠席の場合にでもご活用頂けます。

 

研修日数、時間

4日間、各2h~2.5h

 

DAY1-森と海に繋がる私たちの食事について知る(WWFジャパン)

 ・イントロダクション

 ・グループワーク①:自分のまわりにある食材を知る

 ・レクチャー:日本の消費によって森や海で起きていることを知る 

  ※キーワード:生物多様性、日本の消費、企業のサステナブル調達、生産改善

 ・グループワーク②:「消費者としてできること」についてディスカッション

 

DAY2-日本の現場訪問 九州・水田編(WWFジャパン)

 ・レクチャー:水田のいきもの解説、稲作の課題紹介

 ・動画等を活用したプロジェクトの現場紹介

 ・グループワーク:稲作の課題と改善策について意見交換

 

DAY3-海外の現場訪問 インドネシア・エビ編(WWFインドネシア、日本生協連)

 ・レクチャー:エビ養殖の現状紹介 ※通訳あり

 ・PJサイトにバーチャル訪問 

 ・レクチャー:生協の取り組みについて紹介 

 ・改善プロジェクトについて質疑応答、意見交換

 ・グループディスカッション(アクションプランのアイデア出し) 

 

DAY4-アクション報告会

 ・私たちができるアクションについて、プレゼンテーション・ディスカッション

 ・WWFジャパンのスタッフからのフィードバック

 

費用

参加費:社会人19,800円、学生16,800円(税込)

※短期プログラムの為、報酬ではなく参加費がかかります。

※最少催行人数:10名〜上限なし

 

皆さまからお預かりした参加費用から運営費を除いた額の10%を、WWFジャパンに寄付します。

ぜひ多くの方々にご参加頂ければ嬉しいです

必要なスキル・資格

特になし。年齢不問。どなたでも、どこからでもご参加大歓迎です。

主催者紹介

<WWF ジャパン>

WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。急激に失われつつある生物多様性の豊かさの回復と、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けて、希少な野生生物の保全や、持続可能な生産と消費の促進を行なっています。活動はすべてサポーターの皆さまに支えられています。ぜひWWFをご支援ください。

WWFジャパンウェブサイトはこちら。https://www.wwf.or.jp/

 

<タイガーモブ 株式会社 仲尾朋美>

 

北海道大学獣医学部卒、東京大学大学院医学系研究科修了。獣医師、医学博士。

高校1,2年時にケニア現地研修に参加し、野生動物の美しさや自然環境の尊さに魅せられる。野生動物獣医を目指して獣医学部に進学するも、獣医師だけでは救えない動物が多くいることを知る。以降、学生時代に7件の国内外インターンに参加すると共に、札幌市での環境教育プロジェクトを主導し、実践を通じて動物とヒトの関係を探る。大学院では人獣共通感染症の研究に従事。動物・環境を守るためにはヒト社会からのアプローチと多分野連携が重要であると考え、卒業後、総合シンクタンクに入社。現在は感染症対策プロジェクトに従事しながら、ヒト・動物・環境の健康を一体として考える"One Health"の概念に基づいた活動を模索中。プライベートでは、北海道浦河町に移住し、馬と自然と野生動物に囲まれた生活を送る。

 

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