「海外インターンシップって高校生でもできるの?」「海外インターンて本音どうなの?」...
海外インターンに挑戦をしたい方、興味を持っている方は多いのではないでしょうか?
挑戦し続ける輝く学生の"My Way" vol.2
第2弾は、学生のうちから海外インターンに挑戦をすることについて、将来、人材育成ビジネスの立ち上げを目指す茗渓学園高等学校2年生の宮嶋遥音さんに伺っていきます。
宮嶋 遥音(はると)
・2002年生まれ
・茨城県出身
・茗渓学園高等学校
・ダンスとそろばんを4歳から習っています!
永野 理佐
・2002年生まれ
・タイガーモブの社内インターン生
ー海外インターンに行った経緯を教えてください
私の学校は中高一貫校で友達と過ごす毎日はとても楽しいです。
しかし私は、"楽しい"から先に生まれるものがない。ということに気づき、自分の持っている24時間を"楽しい"だけではなく、もっと有効活用したいと思うようになりました。
そんな時に、教育系の経営をする母からタイガーモブの『年末年始インド合宿「未来予想図を描け!」inバンガロール』を紹介されました。日常生活に物足りなさを感じていた私にとって、年末年始をインドで過ごすという斬新さに驚きを覚えたと同時に、こんなに面白いインターンに参加をする人達は、さぞかし個性に溢れる面白い人達だろう、そんな人達に出会って濃い年末年始を過ごしたい、と思い参加を決めました。
ーなぜインドでインターンシップをしようと決めたのですか
私の身近にインドからの帰国子女の友達がいて、その友達から聞くインドの話はいつも面白く、実際に私も現地に足を運び、目で見て肌でインドを感じたいと思ったからです。
また、私には小学5年生の時に決めた”経営者になる”という夢がありました。この夢に至った理由として、小学校5年生の時の授業参観で各自、夢を発表するという機会があり、当時やりたいことが特に無かった私は、むしろ私がやりたくないことを考え、そのやりたくないことをやらなくても済む職業を夢にしようと考えました。その結果、辿り着いたのが”経営者になる”という夢でした。
”経営者になりたい”という漠然とした夢を描いて高校1年生になった私は、学校の授業の一環で論文の課題が出た際にそのテーマ決めをする期間に目にした"世界一受けたい授業"で放映されたフィンランドの授業スタイルに衝撃を受け、子供が自主的に勉強をするフィンランドの教育に興味を持ち、日本との比較をするために日本の教育について調べることを決めました。論文執筆のために研究を進めていくうちに私は、日本の教育に対して危機感を覚え、日本の教育が手遅れになる前に変えなければならないと考えるようになりました。
そして将来は、自分の教育機関をもち、変革が激しい世界の中で対等に戦っていかれるような若者の育成をしたいと考えるようになりました。
このような過程を経て教育機関を持つことを決めた私は、現在、目覚ましく成長するインドの教育についても知りたいと考え、インドに渡航をしました。
ー現地でどんなことに挑戦しましたか
最初の2日間は企業研修としてIT企業に訪問をしました。
その後はグループワークで「バンガロールの未来予想図を描け!」という漠然としたテーマのもと、グループごとに課題解決に取り組みました。私のチームは教育とITに視点を置き、企業内学校というITをエンジニアからより実践的に学ぶことのできる教育環境の提案をしました。
2日間のグループワーク以降は、個人ワークで各々の未来予想図を描くために、自分と向き合い、そして各自、自分の将来のために時間を使いました。私は、将来、教育機関に関わっていく身として、インドの教育機関を訪れインタビューを行いました。
ーインターンで印象に残っていることは何ですか
最初の2日間のグループワークの際にインドのインフラが整っていないことや衛生面が欠如していることに驚き、インフラに不満を持っているか地元の方にインタビューをしました。しかし、誰一人といってもいい程インフラに不満を持っている人はいませんでした。そこで日本との価値観の違いを実際に感じた印象的な出来事でした。
また、個人ワークの時に出会った富裕層の家庭の12歳の少女が持っていた数学の辞書のレベルが日本の17歳の勉強内容で、彼女は英語がとても達者だったことがとても印象的でした。しかし一方で一般の家庭の子供の勉強内容は日本とさほど大差がなかったこと、貧困層の家庭の子供は英語を全く話せないということを知ってみると、インドの教育格差を感じました。
ー現地で悩んだことはありましたか
まずは水回りのストレスです。現地に行って初めて日本の整備の整っていてる水回りをありがたく感じました。
また、2日間のグループワークでの自分のポジションに悩みました。
今まで学校で委員会の委員長やイベントのリーダーを担ってきた私にとって、グループにリーダーポジションの人がいたことからグループの中でどのポジションとして存在すれば良いのか分からなくなってしまい、グループ内での自分の存在意義を見出せず、悩みました。結局、私はグループで最年少という強みを生かして若者視点で提案をすると決め、グループ内での自分の存在意義を見出しました。
そして個人ワークでは自分の進路に悩みました。インターン中、メンターの方との面談で初めて自分の教育理念は母が経営する教育機関の教育理念と同じだ、ということに気がつき、母の教育機関を将来継ぐのかということに悩みました。6年間、自分でビジネスを起こし、教育機関を持つということを考えてきたことが面談で一気に崩れ、親の経営を継ぐという予想外のことをなかなか受け入れることができませんでした。
ーインターンに行ったことで自分の人生にどのような影響を与えましたか
他のインターン参加者と話をしていくうちに自分が目指すべき理想のリーダー像を思い描くことができ、自分がそのリーダー像や将来の夢に近づくために何をするべきかを明確にすることができました。
ーインターンから帰国後はどんなことをしていますか
周りの大人や学校の先生、友達にインドでの学びを共有しました。
そして今後、母の教育機関の研修で事後発表会をします!
また、親と初めて真剣に自分の思い描く未来予想図や教育理念について話しをしました。
ー今後はどんな事をやっていく予定ですか
これから迎える大学受験に向けて志望校合格を目指し勉学に励んでいきます。
また、インド合宿で私が志望する大学に通う先輩に出会うことができ、志望する大学に行きたいという想いがより一層強まりました。
そして、大学在学中に留学やインターンとして1年以上海外に滞在し、自分の持つ教育理念をブラッシュアップしたいです。
また、私は、中学1年生の時から物を販売するビジネスを個人でしています。そのビジネスを大学に入学してからはチームで行い、チームの運営をしてみたいです。加えて、今回のインターン参加者の大学生のように勉強に精進しつつ、学校生活も全力で楽しみたいです!
そして、大学卒業後にもしまだ母の教育機関を継ぐ器の人間に達していないと思ったら、母の会社で働くか、自分の想い描く教育理念と似ている教育機関で働きたいです。
ー高校生でインターンシップはするべきだと思いますか
100%するべきだと言い切れます!
インターンを通して、意識の高い大学生に出会えることだけでも価値があると思います。
また、自分の夢や日本の将来について腹を割って永遠に話せる同士に出会える機会だと思います。
私は、環境と出会う人によって自分は変えられると考えています。実際に私もインターン期間中、自分と何度も向き合い、自分が何者なのかを知り、自分がやりたいことを見つけることができました。
ー世界にこれから飛び立ちたい若者へメッセージ
環境が変われば嫌でも自分が変わります。勇気を出して踏み出してほしいです。変化やリスクを怖がらずに世界に飛び出してみてください。リスクを負わなければ得られないものがあります。
そして世界に出てからは、行った先で何ができるかを常に意識することが大切だと思います。限られた時間の中でいかに足掻けるかは自分次第、どうなるかは自分次第、どっちに転ぶかも自分次第、全て自分次第で大きく未来は変わるんです!
もし今、海外インターンをするか、しないか迷っているならした方がいいです!
自分の目で見て、肌で感じてみて得られるものは沢山あると思います。"百聞は一見に如かず"です!挑戦することを恐れず、海外インターンに挑戦をしてみてください!そして、私も世界に出て活躍をしたいと考えているので、一緒に頑張りましょう!!
ーインタビューを終えて
インタビューに答えてくださっている間の宮嶋さんはとても楽しそうで、年末年始のインド合宿は彼にとって、いかに素晴らしいもので、かけがえのない経験だったのかということが伝わってきました。今後、宮嶋さんが日本の教育をどう変化させていくのかとても楽しみです!
▼宮嶋さんが挑戦されたインターンシップはこちら
▼宮嶋さんのインド合宿の経験を綴ったタイモブログはこちら
以上、今回のMy Wayでした。いかがでしたでしょうか?海外インターンシップに一歩踏み出す勇気は出ましたでしょうか?
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