TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/タイの体験談:マクロ経済状況とIT市場動向に見るタイの魅力
はじめに
こんにちは!9月からバンコクのITベンチャーでwebエンジニアすることになりました!
経済学部ということもあり、タイのマクロ経済状況とIT市場の動向をまとめてみたいと思います!
インターンで行く国を迷ってる方に対して、1つの判断材料を提供できれば幸いです
マクロ経済状況
東南アジアとしての位置付けをみてみます。GDPはインドネシアに次いで2位、一人当たりGDPはここ10年で約2倍となり、シンガポール、ブルネイ、マレーシアに次いで4位となってます。もはや発展途上国というより中進国という位置付けのようです
今でこそ生活水準もかなり上がっているタイですが、1990年代からは色々あって経済成長は低迷してます。(と言っても日本と比べると高いですが)というのも、1997年のアジア通貨危機、2009年の世界的金融危機、2011年の大洪水被害、2014年のクーデターを巡る政治不安などのインパクトがあったからです。
現在は回復傾向にあってIMFの予測では今後も恐々インフラを中心にした政府部門と財・サービス輸出に主導されるかたちで緩やかな成長が見込まれるとのこと
IT市場動向
さて、マクロ経済指標的には途上国としての勢いを失ってきているタイですが、IT市場ではどうなのでしょうか。結論からお伝えすると、今まさに「アツい」ということができます。
なぜか。1つにはスマホユーザーが激増していることです。Ericsson Mobility Report2016のレポートによると、2015年に4000万人だったのが2021年には8000万人になると予想されています。(タイの人口は7000万弱なので1人2台以上持つ人が出てくるということでしょうか)現在では普及率70%を超えてきているといったところのようです。
2つには通信サービス産業市場規模の急成長です。2017年には9.5%の成長で2017年の市場規模4000億バーツが政府の発表によると今後6年で1兆バーツを超えるとの試算だそうです(現在日本円/バーツ=3.34円ぐらいなので3兆円強ぐらいですね)このようなITインフラの伸びに伴ってソフトウェア市場の伸びも見込まれます。
まとめ
元来、日本企業の進出先として人気のタイですが、ますます人気を博しているようです。理由としては、東南アジア屈指の高さを誇る経済インフラの水準と日本企業の産業集積が進み、またタイの省庁には日本語堪能な職員が多いことが挙げられます。
ただ、その人気の理由は一昔前とは毛並みが異なっているようです。一昔前は中国の人件費高騰に伴って安い労働力を求めた製造業がタイに進出をしていたのですが、最近では最低賃金の大幅な格上げがあったりで生産拠点としては適さなくなってきたこともあり、販売市場として目をつけた非製造業が多く進出しています。
いかがでしたでしょうか。少し堅い話になってしまいましたが、僕のようにマクロ経済状況からインターン先を決めたいという方のお力添えになれたなら嬉しく思います。
インターン頑張ります!
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